レビンが恥じらう「はじめて」の話。軍団長も若手時代は色々あったようで… (1/5)
レビン
埼玉県出身。月刊パチマガスロマガ社員でスロマガ攻略軍団長。北斗と番長シリーズを中心に、機種に関する知識と熱量は業界No.1との呼び声が高く、新台紹介には欠かせない存在に。プライベートではジム通いが日課となっていて、筋肉の質量と熱さもライター界随一と言われている。今回の「エキスパート」は新台解説の達人、機種知識のプロフェッショナル、スロマガ攻略軍団長のレビンさんです!
第1回はレビンさんがスロマガに入るまで、スロマガ攻略軍団長のお仕事、そしてレビンさんが今思い出しても赤面してしまう「はじめて」に迫ります!
マガジン編集部でのインタビュー。第一印象は「デ、デカイ…」でしたデビューは17歳!?直視はできなくても軍団入り!?
最初は経歴の方からお伺いしていきます。
「ライター歴22年、99年5月に入社」ということはこの時から社員さんだったんですか?
最初はアルバイトでした。マガジンで攻略軍団のジュニアみたいな、見習いみたいな扱いのアルバイト募集っていう記事が雑誌に載ってたので、そこに応募してっていう流れです。
だから最初はアルバイト契約ですね。途中で社員になって。
以前、マガジンの編集長にインタビューさせていただいた時に常務から年表をいただきまして。
その時にレビンさんのデビューが97年になっていましたが。
あれはね、多分間違えてますね(笑)
97年だと年齢的に多分高校生ですね。俺入ったのが19の時なんですよ。99年で19歳なんで(笑)
17歳でスロマガ入社が事実なら結構な話ですね(笑)
事実だったらなかなか攻めた会社ですね(笑)
ガチジュニアですもんね(笑)
ガチジュニア(笑)
打っちゃいけないジュニアだから、入社は99年ですね。
職歴が「警備会社から」ということですね。
そうなんですよ。ずっと柔道やってた流れで当時は東京綜合警備保障(現:ALSOK)だったんですね。ほんとちょっとの期間だけ入ってたんです。
ALSOKだとやっぱり入社後も柔道はされてたんですか?
もちろん!柔道・剣道をもうガッツリやってる人ばかりですしね。ゴツゴツの奴らが研修の時から集まってました。
日本代表が何人もいるような会社ですからね。
「本当にすげーな」みたいな。
高校もスポーツ推薦みたいな感じで入って、共学だったんですけど「クラス全員男でゴリゴリの坊主」みたいな高校を経て、社会人になったらもっとゴツゴツしてたみたいな(笑)
ずーっとゴツゴツの人生を歩んできてるんですよね(笑)
そこからパチンコ・パチスロ業界にいこうと思ったのは?
パチスロがずっと好きだったんですよね。そして好きなまんま警備会社に入って。その後にパチンコ屋の店員とかもやってましたね。
ターニングポイントで「19歳でこの仕事を始めた時」っていうのは、先ほど仰っていたジュニアの頃ですか?
そうですね。ずっと憧れてた1番老舗の雑誌で「やっぱりパチスロ雑誌といえばパチスロ攻略マガジンだ」と自分の中ではなってて。
もちろん入れるなんて1ミリも思ってなかったんですけど、たまたま見たときに「募集!」ってあったから。その時に応募してみたんですけど、受かるなんて思ってもないですし、返事も来るかどうかすら怪しかったんですけど…(笑)
そこからスムーズに返事が来たんですか?
結構早めに来て「面接をしますので」みたいな感じで。
遊び半分ではないですけど、半信半疑で送ってた部分があるから「本当に面接やるんだ」ってちょっとびっくりして。
その時の面接でどういった事を話されたか覚えてますか?
その時に攻略軍団キングコングっていうのがあったんですね。その中から面接してくれたのがBOSSさんとネギ坊さんの2人で「うわぁ!雑誌で見てる人だ」みたいな感じで。ハナビの遅れについてわかる人物かどうかを試されて、「あのニュルって始まるやつですよね?」って。
そこから目押しの試験もあったんですよ。編集部にファイヤーコングってその当時に目押しバリバリで攻略する機種があって「目押しが重要だからちょっと打って」って言われて打ったんです。普通に「7を狙って」とかじゃないですよ?「中リールにNo.〇〇のチェリー狙って」みたいな。
攻略軍団ならやれて当然だろ、と。
俺、正直に言うと、目押しがいまだに全く上手くないんですよ。
その当時から直視でもなくてタイミング押しだったんですけど「7を枠下に押す」とか「7を2コマ下に押す」とかで対処して、たまたま全部上手くいったんです。
おお~。
その後、ネギさんが「目を見ておくべきだった」って後悔してたんですけど。
後ろから見てたら「直視で押せてる」って判断して「これは素晴らしい目押し能力だ」って良い評価だったらしいんですが、目を見てなかった。
直視じゃないと目が基本止まってるんですね。直視の人は動くんですよ。だから俺以降は目を見るようになったんですよね(笑)
そうなると編集部にはいってから「お前、押せてないじゃないか」っていうのは。
当時は展示会や発表会に行ったときに軍団でリールを回しては配列を取ったりしてたので、すぐに目押しができないのがバレましたね(笑)
すぐにバレちゃったみたいですこの時からお名前はレビン小林さんだったんですか?
当時、誌面にも出ていた公家さんっていう方がいるんですけど、ALL設定バトルっていうのに初めて出た帰りの車中で公家さんと「名前どうしようか?」みたいな話になったんですよ。
「車は何乗ってるの?」って聞かれて「今はレビンです」と。「じゃあ、お前レビン小林でいいよ」って。
即決ですね(笑)
本当にそれだけです。「マジですか?もうちょっとカッコイイ名前が良かったな」と思いながらも、ペーペーですから「わかりました!」って(笑)
それでレビン小林になりましたね。
動画で演者さんの名前がローマ字表記で出るときなんですけど、レビンさんって「L」から始まるLevinさんと「R」から始まるRevinさんが混在していますよね。
えーっ!?うわっ、すごいっすね!俺、感動しました!そこまで見てくれてるんですね!
「すごいっすね」この表情を出すために…ななプレス編集部、超調べました調査力がウリなんです(笑)
言っても僕は影響力は全然ないんですけど、カローラレビンってトヨタさんの車じゃないですか。だから、そのまま名乗ってる感じがちょっと嫌だなと思って。俺が付けたわけでもないし(笑)
だから「L」でいっちゃうと本家と同じでちょっと良くないから、俺は「R」にしてほしいって言って、ローマ字表記は「R」で始まったと思うんですよ。
でも、途中でそれを知らない編集や、全然話が伝わってない人とかはガンガン「L」でいっちゃって混在しているんですけど、気持ち的には「R」でいきたかったっていう。
本人的には「R」がオフィシャルということですね?
「R」がいいですね。まあ別に俺がレビンと名乗ったからといって、トヨタの人が「コラァー!」っていうようなレベルじゃないですけど(笑)
あと、昔「レビトレ」みたいなタイトルの本を持ってたんですけど、そこに「レビンの名前の由来」みたいなのが書いてたんですよ。
レビンは英語で「稲妻」だと、そしてトレノがスペイン語で「雷鳴」だったんです。「稲妻と雷鳴ってカッコイイな」と思って、なので「稲妻から取った」っていうことにしようかなと(笑)
「稲妻」と考えると、この時点から番長と縁があったのかもしれないですね。
そう考えると、そうですね。
軍団長の今のお仕事内容をお伺いしたいのですが。
ちょっと前までは、一応軍団って名前のついてる奴が集まって意思疎通を図り「こういう動画とかだったらこういう風にやって、実戦データの取り方はこういう風にやっていこう」みたいなことは言うし、編集からきたスケジュールを見て「じゃあこれはトニーが行って」とかそういう調整みたいなことをやってたんですけどね。
現在は、ちょっと内部の組織構成が変わりまして、それぞれライター契約みたいになっちゃって社員が僕とトニーしかいないので「軍団長って何?」って言われると困ります(笑)
トニーが「軍団長!」って呼びやすい、ってことくらいですね(笑)
トニーさんの呼びやすさとしての軍団長。
俺が軍団長で、トニーが副軍団長。その2人しかいない(笑)
象徴としての軍団長みたいな感じになっちゃいますね。
まあ、元々は「とにかく打たせれば様々な情報を持ち帰ってくるパチスロのエキスパート集団」という雑誌の看板として始まったものの、昔と比べてリール配列や解析情報などは手軽に入手できるようになったんですね。
なので、軍団としての活躍の場が減ってきている現状ではあるものの、軍団というのはマガジンの歴史でもあり、現在でも様々な企画で活躍する場もあるので「軍団と軍団長の活動はまだまだ続く!」という感じです。
たしかにマガジン=攻略軍団のイメージは強いですからね。
ちなみに、レビンさんのお仕事はここの編集部でされてるんですか?
そうですね。自分の机があって、パソコンで作業をやってます。
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