レビンが恥じらう「はじめて」の話。軍団長も若手時代は色々あったようで… (2/5)
今も鮮明に…マイクでスベった小林青年の「はじめて物語」
小林青年の「はじめて物語」です印象に残った仕事をいくつか挙げていただきましたが、まずは「初のホールイベントでド緊張でマイクがスベリまくり」について教えてください。
もともと、人前が大嫌いだったんですよ。
今では映像とか人前に出るのが当たり前になってるんですけど、最初はパチスロを打ってリール配列取ったり裏の仕事がメインな感じでしたね。
その時はBOSSとかがビデオに出ているのもあったんですけど。
旅打ちとかの頃ですね。
それでもその頃は、映像の仕事はそんなに多くなくて「裏方の仕事がメインだから俺はできる」と。
元々、人前に出るのは小学校の頃から発表するだけでも最悪だし、自己紹介するのも嫌いだし、赤面症だし。
だから「絶対に嫌だ」と思っていました。
行かざるを得なくなってきた。
パチンコの方でドテチンも行って、軍団の後輩でラリアットとかルート菊嶋とかも行って。
俺が嫌なのはみんな知ってたけど「レビンも『大食い』でいいから、そろそろ行け」と。
「大食い」ですか?
イベントの一環で大食いがあって「お客さんが激辛カレーやかき氷をレビンより早く食ったらプレゼント」みたいな。
大食いでも緊張するんですけど、ただマイクはやらないからいけるじゃないですか。「ウェーイ」みたいなノリで大食いキャラを演じるんですけど、そもそもがそんなに大食いでも早食いでもない(笑)
ただ普通にカレーを食べてる(笑)
だから、大したことなくて盛り下がるんですよ。「ウェーイ」とかやりながら全然早くないから。
当時のウチの部長が「これからカレー食うのに。なんでお前は飯を食ってくんだ!」と。大食いをするのが15時とかだから昼飯食うなって言うんですよ(笑)
ひでぇーなと思いながらやってた記憶がありますし、その後にマイクで挨拶があって「うわぁ…」と思ってやったのが初です。
それが初めてのマイクですか?
本当はマイクで聞こえるように喋らなきゃいけないのに、聞かれたくないからわざと小さい声でやってみたり、もうひどくて。
すがるところがドテチンしかいないから、ドテチンのマネをやったらスベりましたね。
ドテチンは北斗とかで大当たりした人に「大当たりおめでとうございます~シャオ!」みたいな、レイのモノマネとかしてちゃんと前後があるから意味がわかるんだけど、俺は緊張し過ぎちゃってるから、もう前後付けずにその「シャオ!」みたいに「フゥーッ!!」って叫ぶだけで。
前置きもなく「フゥーッ!」しか言わない(笑)
もうただの悪ふざけ。だから、お客さんも「はぁ?」みたいな(笑)
お客さんもいきなり「フゥーツ!」だけ言われると困りますよね(笑)
その時で大体おいくつぐらいだったんですか?
その頃には20代にはなってましたね。
まだ「ホールでイベントも全然やっていいよ」っていう時代だったので、本当に色んなイベントやってたんですけど、それの最初の頃ですね。
そこから20年ほど経って、今はどうですか?
いや、そこはさすがにもう!得意まではいかないですけど、もうかなりの数重ねてますんで、この会話ぐらいの感じで普通にマイクできるようにはなりました。
さすがに20年経って「緊張してます!」はちょっとヤバいですよね(笑)
やっぱり最初の一発目は忘れられないものですか?
「もう本当にどうしようかな?これ仕事続けていけるのかな?」って。
パチスロが大好きだったから、続けていきたいんだけど、「この能力では相当ヤバいな」って思ってましたね、自分でも。
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