沖ヒカル誕生の歴史を聞いてみたら、パチンコ、パチスロに詳しい「麻雀業界の人」でした (6/6)

おはえもん誕生秘話！そして我々は狙われていた!?

「収録で同じ服を着ない」というお話を聞いたことがあるんですが、これって本当の話ですか？

一時期そうですね。毎回変えるようにしてました。

本当の話だったんですね。

出演本数を考えるとスゴイ数の服が必要になりそうですが…

今はもうそんなことないですけど、やっぱり300枚は持ってましたね。

そこから組合せを変えたりしながら。

そうです。組み合わせっていっても、僕は基本ジーンズなので上しか変えないですね。

今も服は家に300くらい持ってるんですか？

いや、もう100枚くらいです。全部捨てたりあげたりして。

続いて、沖さんといえば「おはえもん」だと思うんですが、これっていつからやられてるんですか？

あれは7～8年前じゃないですかね？いや…10年くらい前かな？

その時から朝イチの当たりを出した時に使っていたんですか？

いや、違うんですよ。

おもスロいテレビの松本さんていう監督で編集ディレクターの1番偉い人が朝挨拶する時に「はい、おはえもん」ってボソッて言ってたんです。

ちょっと面白かったので俺がそれ真似て、「おはえもーん」っていうのが最初。だから松本さんが考えたんですよ、僕は考えてないんです。

真似してどんどん過剰になっていって。

不思議なことにそういうのってやり続けていると俺のモノになるんですよ(笑)

沖さん考案だと思ってたので意外でした(笑)

そう。僕は結構言葉尻が面白いものをすぐに使っちゃうタイプで。それこそ「ワカチコ」とかすぐに使っちゃうタイプなんですよ。

意味はわかんないし、何なのかわかんないけど面白いじゃん。

「じぇじぇ！」とかもいまだに使いますし。そういうことなんですよね。

そうやって「おはえも～ん！」になって、さらにリバースVサインが追加される、と。

そうですね。あれも意味はないですね。もう適当ですね。

あの手のサインは、イングリッシュFU〇Kですからね。だからイギリスでやると中指立てるのと同じ意味なんです。

ああ。お前を狙ってるぞみたいな。

「お前を弓矢で殺すよ」っていう意味のF〇CKなので。

僕は人間嫌いのタイプなんで「やる時はみんなに」ということですね(笑)

「エキスパート」沖ヒカル編　第1回でした！

大御所の登場に緊張しきりの取材班でしたが、「一人語りが好き」という沖さんの終始キレッキレでのトーク回しに「さすが、有名ライター…いや、プロ雀士の方だな」と感銘を受けました！第2回以降もそんなノッてきた沖さんから、色々とお聞きしていきます！

次回は「沖さんが好きなライターさん」「『きむちゃんねる』サプライズ出演の真相」そして「『沖ヒカルを産みだした』といっても過言ではない、あるヤバめのホールのお話」をお届けします！