「アイツはボートの人だから」パチスロ界の超エライ人に名指しでイベントを切られたういちが思わず喜んだ理由とは!? (1/4)
ういち
神奈川県出身のパチスロライター。パチスロ必勝ガイド編集者を経てライターに。好きな台を楽しみながら、とことん打ち込むスタイルから「カリスマ養分」としても圧倒的支持を集める。ボート動画のパイオニアでもあり「ボートの人」としても有名。パチ/スロ業界のスペシャリストに迫るインタビュー企画「エキスパート」。
今回のスペシャリストは
言わずと知れすぎて、もはや説明不要のういちさんです。
そんなういちさんに色々話を聞いてみたら、すごい話がありすぎて「コレ、そのまま出して大丈夫かな?」ってことがポコポコと出てきたのですが、とても面白かったのでそのままお届けしてみます。
プロフィールは「Wikiを見ろ」!?メーカー勤務2ヶ月の真相とは!?
まず、いつも経歴やライターになったきっかけからお伺いしてるんですけども…
ん?ライターになるまでの話?
ん?はい。できればそこから伺いたいなと。
うーん。なんか散々話したからどう説明していいか…(苦笑)
えー…高校卒業して、2年間だらだら遊んでて、そこで…って何これ?(笑)
どう?ネットとか見てもらったら全部載ってるんですけど。
インタビュー歴9ヶ月のななプレス編集部員、26年目ベテランライターの「どう?」にちょっと心が折られそうに…
ここで立て直さないと、質問1個でインタビューが終わってしまう!
ざ、ざっくりで結構です。最近YouTubeとかでういちさんを知った方だと、ガイド時代や、ライターとしての最初の頃とかを知らない場合もあると思うので、その辺りに向けてということで…
必死のリカバリーを図る編集部員。あわあわしながら趣旨説明をしてみると…
あ~なるほど。えーっと、ウィキペディアを御覧ください!全部載ってます!
シンプルなお答え。みんな、Wiki見ようぜ!メーカーで働いてた頃はどういったことをされてたんですか?
山佐の下請けでしたね。モンキーターンとヤマトとガンダムがあったんだよ。あの一番最初の、こういう。
こういうレバー左右にレバーがあるやつ?
そうそうそう。まだあの筐体ができる前ですね。
「ガンダムの版権があるからどんな台を作れるかをみんなで考えよう」みたいな時期に誘ってもらったんですよ。「どうせだったら好きなパチスロ作ってみない?」って言われて。
企画開発みたいな感じですね。
それで、入ったは良いんだけど会社の方針が思ってたのと全然違ってて。
ちょうど5号機が世に出る前で、「これから5号機をどうしていくべきか」みたいな話をずっとしてて「もう出玉で魅せることはできないから『一万円負けたけど、あの演出が見られたから仕方がないな』って思えるような素晴らしい台を作っていこうぜ!」みたいに言われたから、「ああ、もう全然違う」と思って。
それですぐ辞めました。
実際メーカーにいた期間ってそんなに?
うーん…実質、2ヶ月くらいかな~?
メーカーに入ると当然、その期間のライター活動っていうのは…
いや、それがね、すごい運が良くて。
まず、せっかく誘ってもらったし、ちょっとやってみたいこともあるから、メーカーに行こうという流れになって。
それで、ガイドと当時一番仕事してたパニック7、それぞれの編集長に話したんですよ。
ガイドの方は「そういう事なら頑張っておいで」って言ってくれて。パニックの方からは「行くのは全然いいけど、お前の漫画今人気だから半年間はそのままやってくれ」って言われたんです。
で、そのメーカーの社長のところに「半年は漫画やらなきゃいけなくなりました」と伝えたら、「まぁ、いいんじゃない?それでも」って言ってもらえて。漫画の原作をやりながらその会社に行ってたんですよ。
急な卒業が難しい状態だったんですね。
会社に行くって言っても、カッチリ仕事をする感じじゃなくて、「どうする?ガンダムやるらしいけど…うーん。ピュルルルルル~って鳴る音、これ小役ナビにできないですかね?」とかそんな話をしてただけで。
で、そんな中でも僕の漫画が出続けてるわけじゃないですか。ガイドの方は一応サヨナラみたいな感じになったんですけど、パニック7は何一つ変わらぬまま出てて。
そんな中、メーカーの社長と僕の方向性が違うと気づいたので「まだ間に合う!」と。
「今なら戻れる」と(笑)
誘ってくれたメーカーの社長に「今ならまだ俺の賞味期限切れてないから間に合うと思う」って言って。「色々考えると辞めるなら今だと思うんです」っていう話をしたわけです。
で、これがまた社長がいい人で、「いいじゃない」みたいな。
いい人!
「せっかく誘ってくれてお世話になることにした会社なのに、結果を出す前に辞めるってすごく失礼なんじゃないか?」という考え方もあると思うんだけど、パチスロって一つ結果が出るのに2~3年。
長いですよね。
「あ、しまった!」と思いながら2~3年働いて、でも会社のために一生懸命頑張るじゃないですか。
それで一つ結果を出して、「じゃあお世話になりました」って辞めるとすると、自信過剰かもしれないけど「その頃には俺はそこそこ重要な仕事をしているぞ」と。
だから、その時期になってから辞めたら「会社的にも困るんじゃない?」と思って(笑)
会社にとって大事な人になる前に辞めた方が(笑)
それを俺、社長に言ったんですよ。
「役に立つようになってから辞めて、会社が困るのはあんまり良くないと思うんですよね。で、今だったら会社の役には1ミリも立ててない」
「しかも自分のライターの賞味期限はまだ切れてない。ところが2~3年経つと、この会社ではまあまあ役立つ人になってるし、ライター業界では『だれ?お前』になる。だから、今だと思うんですよ」って言って(笑)
だから2ヶ月ぐらいでした。すぐ戻ってきたんですよ。
すごいロジックですね。正しいですけど(笑)
では、「双方にとって適正な時期に」みたいな形で?
そうそう。ちょうど4号機の番長が出て、会社に行きながら番長の漫画の原作もやってた頃だったからタイミングも良かったんですよね。
だから、パニックに復帰してすぐに番長の発表会に行ってるんですよ。それぐらいの時期でした。
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