ガリぞうが新生アイムの打ち方別出玉率をシミュレート【収支日記#30：2020年10月20日(火)～10月26日(月)】 (1/3)

 

今週の収支日記は、実戦記以外にもデータ取りや対談企画と色々動いていた10月20日～26日の一週間分です。データ取りは主に5号機アイムを、対談は業界の大御所・安田一彦さんとでした。何れも収支日記のネタに向いていると思われる内容なので、今週の記事として3本書かせていただきました。8000文字弱の長文なので、お時間のある時にでも流し見て頂けたら幸いです。

 

 

10月23日：新しいアイムジャグラー

 

12月14日の導入後に新しいアイムを狙う為、今の内から店別の現行アイムのデータを取っていました。

 

「撤去されると分かっている台にも設定を使う店は後継機も大事に扱う」

 

が持論の私にとって、この時期のデータ取りは非常に大事です。そんなデータ集めに奔走した日でした。

 

そして12月の今。新しいアイムジャグラーEX-TPが導入されました。この記事を書いている今はまだ設置前ですが、打てる店の目星はつけてあります。

 

皆様にとって気になるのは、やはり数値面でしょう。

チェリー狙い時の出玉率は？

通常時のブドウ確率は？

もしかしたら、私が書くアイムTPの記事を待ってくださっている方もいるかもしれませんので、収支日記で早速扱わせて頂きます。ただ、いつも導入当日に発売されるハズのアプリが今回は先送りのようなので、大量実戦からの数値算出は出来なさそうです。今回は机上の逆算という不確定な数値になる事をご了承ください。

 

まずは前身機種となる5号機アイムジャグラーのメーカー公表値をご覧ください。

 

 

 

この公表値、どの様な条件で算出されているのでしょうか。それを知らなくては新しいアイムの数値の逆算などできるハズもありません。ただ、5号機のアイムですから、全解析が出ているので逆算も簡単です。この設定1のメーカー公表値「95.9%」を記憶に留めつつ、条件別での出玉率を算出してみましょう。

 

まずは逆押しでベルやピエロも取るフル攻略で算出します。

 

 

 

設定1で97.63%ですか。
公表値とは1.7%もの開きが出てしまいました。
つまり、公表値はもっとコインロスのある打ち方で算出されていると思われます。
では、順押しチェリー狙い+ペカ後1BETのみだとどうでしょうか。

 

 

 

設定1で96.52%ですか……公表値と比べると、まだ0.6%多いです。では、フルで適当押しに加え、ペカ後も3BETだとどうでしょうか。

 

 

 

設定1で95.93%。

どうやら公表値はこの程度のロス具合で算出されてそうです。ここで新しいアイムTPの公表値を見てみましょう。

 

 

 

これも前述の通り「フル適当押し+ペカ後3BET+先ペカ時も直揃え」で計算されているモノとします。そして、ブドウ以外の確率が完全に前身機から引き継がれていると仮定して逆算値を出してみましょう。

 

 

 

こうなりました。

設定1～5で1/6.0前後、設定6で1/5.8前後と仮定すると、公表値の算出条件で数値が酷似します。ただ、あくまで机上の逆算なので自信はありません。

 

続いて。仮説ながら大体の小役確率を元に打ち方別の出玉率も算出してみましょう。

 

 

 

私が推奨するチェリー狙い時の出玉率は、設定1で約98%、設定6で約107%ですか。現行アイム(設定1:96.9%・設定6:106.5%)よりも格段に良くなっています。

 

今後のパチスロ業界の明暗を分ける機種ですから、店によっては当分の間、甘い設定状況が続くと思われます。5号機よりも甘いスペックの新しいアイムで美味しい思いをする為にも、今こそ慎重かつ入念な店選びをオススメします。