【新生アイムジャグラーEX インタビュー 前半】製造メーカー北電子に誕生秘話を聞いてみた (2/3)
ボーナス枚数の減少は悲観していない
純Aタイプにとってかなり大きな影響を与えている6号機の規則がボーナスの上限枚数が減ったところだと思うんですが、こちらの影響は大きかったんでしょうか?
もちろん影響は大きかったですね。
ただ、ネガティブになってもしょうがなくて、決められた規則の中でできることを精一杯やるしかないんですよ。
規則なので嫌だと言ってもどうにもならないっていうところですね。
決められた数字の中でいかにユーザー様が納得するスペックを組み上げるかっていうのがメーカーの役割ですし、実際はそこまで悲観はしていないですね。
BIGの枚数で比べてみると、約325枚だったのが約252枚となりました。これは納得の枚数だったのでしょうか?
純Aタイプでは最高で純増280枚まで出せるんですが、純Aで280枚取れる機械っていうのはどんなに頑張っても試験通らないです(笑)
ノーマルタイプはボーナスが連チャンしてしまうと400Gや1600Gの出玉試験を簡単に超えてしまうから緩やかな出玉性能しか難しいと聞いたことがありますね。
許可を頂ける数値にした上で、いかにユーザー様も納得するスペックに攻められるかというところですね。
そうやって試行錯誤した結果、約252枚に落ち着いてきたと。
そうですね。
RTなども込みで250枚を超える機械は出てきますけど、純AでBIG1回250枚取れるのは本機が初となるので、是非期待していただきたいですね。
アイムジャグラーはエースで4番
6号機1発目のジャグラーはアイムジャグラーとなりましたが、これは元々1発目はアイムジャグラーにすると決めていたのでしょうか?
社内的には最初から「1発目はアイムジャグラーを出す」と決めていましたね。
やっぱり偶然じゃないですよね!
それは5号機1発目のジャグラーがアイムだったというところも影響していますか?
5号機でジャグラーシリーズは色々登場しましたが、その中心的役割を担ったのがアイムジャグラーなわけですよ。元を正すと全てアイムジャグラーに繋がっていくわけじゃないですか。
はい。
だからアイムジャグラーの冠を乗せるということは、北電子としては野球でいうとエースで4番を出すに匹敵するわけですよ。
1発目だからこそ実験的な台ではなくど本命のメインとなる台を出すといったような?
1発目だからこそメインとなるものを出さなきゃいけないと考えているんです。
シリーズの歴史を通してジャグラーという冠を乗せて自信をもっておススメできない機種っていうのはだしてないと思ってますので、本機も当然これまでのシリーズ機同様にジャグラーの冠に相応しい台になっていますよ。
たしかに、大体シリーズ機種って人気機種と微妙な機種で評価が分かれているイメージですが、ジャグラーに関してはそれぞれの機種にちゃんとファンが付いている印象があります。
そうですね。
これからの市場でも様々なジャグラーが出ていくわけですよ。でも、「元を正せばスタートはアイムジャグラーからだよね」っていう風に言っていただけるような。やっぱり北電子にとってアイムジャグラーは一番大事なブランドなので。
5号機ジャグラーとの共存はネガティブな要素ではない
約1年ほど残っている5号機と6号機の共存期間で当然ジャグラーシリーズの中での競合が発生すると思いますが、そこはどういう風にお考えになっているのでしょうか。
4号機から5号機に切り替わった時も約7ヶ月くらいの共存期間がありましたが、共存期間中にちゃんと移行先の機械を用意していたおかげで古い方が無くなるに連れて必然的にユーザー様も移行していったんですよね。
古いジャグラーは筐体も使い込まれて傷んでますし、それによって若干打ちにくくなってたりするじゃないですか?そんな中で新しいジャグラー触っていただくと「なんだ、こっちの方が打ちやすいしキレイだし、うん、これでいいじゃん」というような形で移行してくれると考えています。
では共存期間は逆に移行先としてシェアを獲得するチャンスでもある?
はい。だから共存するからといってネガティブには考えませんし、ホール様としても必ず撤去しなきゃいけない機械に力を入れるよりは、今後のメインとなる機械に注力していただけると思います。
ホール側としても新しい方に移行してほしいでしょうし、それを見越した立ち回りでユーザーサイドにもメリットがありそうですね。
我々としてもスムーズに移行できるようにホール様へお願いはしているので、それだけしっかりしてくださればそこまでネガティブになる必要はないという風に考えてます。
我々ユーザー側はそういった事情も踏まえてホールの動向をチェックしていくことが大事になってきそうですね。
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