【パチスロ モンキーターンⅣ 開発者インタビュー前半】開発者が語った初代再現に到るまでの経緯や細かすぎる初代に対する想いとは!?最大のハードルは「高ベース」だった!! (3/5)
直AT機として作る上での苦労話
6号機は「パチスロ モンキーターンⅣ」のような直でATが当たる機種って結構少ないと思いますが、開発側から見ても本機のような直ATって作り辛いスペックになるんですか?
本機の大当たりは全てSGラッシュ直行です!作ること自体は可能なんですが、ATのパワーは必然的に弱くなってしまうんですね。
そして、そうなってしまう1番の原因は「ベースが50G」であることなんです。
打ち手からすると高ベースの台の大きなメリットは投資スピードが減るという点だと思いますが、開発側からだと高ベースというのは相当悩みどころなんですか?
そうですね。
例えばTY400枚の台があったとすると、ベースが30Gだと300分の1でいけるんですが、50Gだと500分の1になっちゃうんですね。
そうやって初当たりを重くして出玉を確保するか、それともベースは50Gのままで初当たりを300分の1にするけどATのパワーを弱くするか。
現状だとこのどちらかでしか作れないんですよ。
そうするとやっぱり直AT機となる本機も開発面でそれなりのハードルがあったわけですね。
そうですね、この規則の中で初代を再現するにはベースを下げるしかなかった、そこがやっぱり一番苦労した点ですね。
ただ、これがモンキーターンじゃなかったらこんなに苦労していなかったんですよ。初代を踏襲する上での必須項目であるゲーム数テーブルの再現というのが正直めちゃめちゃハードルを上げていまして。
天国か天井かの2択でいいなら簡単なんですが、それってもはやゲーム数テーブルとは言えないじゃないですか。
直AT機に付随してちゃんとしたゲーム数テーブルと出玉性能といった全ての要素を実現したかったので、今回の開発には苦労しましたね。
どちらかというと、モンキーターンとして作るのが非常に難しかったということですね。
そうなんですよ。
「モンキーターンって6号機に向いてるよね」って言われることが比較的多いんですが、8R継続してグランドスラム達成で有利区間を終わらせるというゲーム性だけならその通りなんです。ただ、「G数上乗せ」「セット継続」「ゲーム数テーブル」「直当たりAT」の全部を守ろうとすると話が変わってくるという。
正直どれか捨てたかったんですけど、捨てちゃうと初代モンキーターンじゃなくなってしまうので(笑)
今回は気合い入れて頑張ろうと。
ちなみに、開発当初から6号機で作り始めたんですか?
開発期間とは違いますが、構想自体は5.9号機から6号機に切り替わるかどうかみたいな時期からスタートしていますね。
5.9号機はゲーム数テーブルという概念が不可能でしたし、会議でも「どうする?ボーナス付けないと…」みたいなことばっかり話していました。
「ボーナスにしか設定差付けれないぞ…」みたいな(笑)
モンキーターンでボーナスは想像できないですね(笑)
そういうところで悩んでたら6号機になってくれたので、「僥倖!」と思いましたね。
6号機になったおかげで初代再現が無事に実現できたと。
そうですね。
それこそ「モンキーボーナスどうしよう…」ってずっと悩んでましたから(笑)
幻のモンキーボーナス(笑)
衝撃的なワードが飛び込んできましたね(笑)
モンキーターンとして考えると6号機でよかったなと思いますね。
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