ディスクアップで3600枚！推定5をツモった「消去法の立ち回り」【収支日記#26：2020年9月22日(火)～9月28日(月)】 (1/3)

今週の収支日記は9月22～28日です。

この期間は原稿書きと収録2本でほぼ完結しましたが、一時だけススキノのスロットバーREGさんで束の間の休息を楽しんでいました。今週の収支日記では、もう10年来の付き合いになるスロットバーREG店主の加藤さんの紹介と、収録案件の裏話も含めた2つの実戦記の計3本立てでお送りします。

9月22日：加藤さん

友人が営むバーでお酒を呑んだ翌日で、二日酔いに頭を痛めながら原稿を書いていた1日でした。

「家族以外で最も信用している人は？」と問われたら、私はそのバーの店主を挙げるかもしれません。

彼の名は加藤順治。

札幌はススキノにあるスロットバー「REG」のオーナー兼店主です。年齢は私の4つ上の現在52歳で、「スーパーパチスロ777(竹書房)」(2018年休刊済)時代の私の漫画にも「佐藤」の名前で良く出てきたオジサンです。

出会いは十数年前。某ライターさんが札幌でオフ会を開催した日でした。同席していた彼と何の話をしていたかまでは覚えていませんが、性格面で私と似たモノを感じ、その後も頻繁にやりとりするようになりました。

稼働スタンスは競争率が低くてもツモれる穴場狙いの私と似たタイプですが、パチンコも打つ両刀スタイルなので視野は私よりも広いと思います。

彼は北海道在住なのに雪が苦手なようで、冬場になると遠征と称した道外への旅打ちを始めたりもします。その際、甘い地域を発見すると稀に連絡が来る事もあり、呼ばれるがままに私も三度ほど遠征で連れ添った事があります。三度合わせて約1ヶ月ほどのこの地域での稼働は、私にとって唯一と言って良い稼ぐ為のノリ打ちでした。過去に漫画で遠征のパチンコ稼働もネタにした事がありますが、まさにこの時の話です。

その地域はテンゴなのでさほど儲かる訳でもありませんし、初代リングの甘デジでひたすら止め打ちをするだけの生活でしたが、私にとっては「無責任でいても良い」と錯覚させてくれる夢見心地の期間でした。この、朝起きてコンビニで朝食を摂り、朝イチから稼働して閉店まで打ち、再びコンビニで晩御飯を食べて健康ランドで寝るだけの生活。超が付くほどの田舎だからなのか私を知る者もいませんし、地元ではほぼ不可能な「ただのパチンコ・パチスロ生活者」としての毎日を過ごせます。

おそらく皆様には伝わらないと思いますが、この単純なルーチン生活は社会で生きる責任から解き放たれた稼働ならではの居心地の良さがあります。そこまで彼が考えてくれていたかは不明ですが、短い期間ながらこうした場を与えてくれた加藤さんには感謝しています。

以前に当収支日記#10の「ユーザー視点の市場調査」でも紹介した、三重県での市場調査の相棒も彼でした。「この地域でパチスロ生活しながら繁盛する店・しない店の違いをレポートしてほしい」というコンサル的な依頼を受けたものの、私にパチンコは分からないので加藤さんを誘うと二つ返事でOKを頂きました。稼働生活できるほど勝てる地域かどうかも分からない状態でOKを出すのですから、もしかしたら私からの希望は基本的に断らない事にしているのかもしれません。(当時の内容は該当記事を参照ください。)

性格を一言で言えば、私の周りには意外と多いタイプの、人生自体に腹をくくっている系です。その上で人生を謳歌しようとする潔さがあるので、頼りにもなるし協力もしたくなります。私はパチスロと共に心中する覚悟以外においては優柔不断なので、そういう方を羨ましく思います。

お酒が入ると「悪ノリ順治」が出てくるようで、周囲をイジリ倒して怒らせた場面も多々ありましたが、それは私にも似た所があるので人の事は言えません。彼は痛風持ちですし最近は体重も増えているで心配なのですが、「自分の身体は自分が一番わかる」とばかりに、何度言っても健康診断に行ってくれません。死んで泣く人がいる内は身体を大事にしてほしいです。

また、このご時世で北海道はススキノの店舗に対し「22時閉店」を要請し、言わずもがな彼の店も大打撃のようです。情勢が落ち着いたら皆様も店に足を運んでみてください。超ディスクアップ含む、多彩な実機3台が常時稼働中です。

個人アカウント：https://twitter.com/DosankoJun81

店舗アカウント：https://twitter.com/RegSlot

Slot Bar「REG」

住所：札幌市中央区南6条西6丁目 ライオンビル太陽館8階

電話：090-2327-5347