キャラの強さ順は版元公認!?サミーお馴染みのキリン柄誕生秘話を開発者に聞いてきた。【エキスパート 業界の流儀 北斗の拳8-覇王-編 #2】 (1/3)
第一回では、北斗の拳シリーズ最新作である「北斗の拳8-覇王-」について、「北斗シリーズ最強のケンシロウ」や「次世代ハイパーボーナス」といった本機のコンセプトについて話を聞くことができたななプレス取材班。
今回は、北斗シリーズ最大の魅力でもある「バトル」におけるキャラクターの強さ順をはじめ、「演出」というテーマで切り込んでいく。
キャラクターの強さは版元公認
対戦相手の強さは版元公認!リュウケンは相変わらず強いそうです。今回、バトルモード中の対戦相手が1人少なくなっていますよね。それは、あえて減らしたんでしょうか。
そうですね、あえて減らしています。継続率が66%ということで、比較的バトルモード滞在回転数が短くなっています。なので、減らした方が毎回のバトルにさらにメリハリがつくかなという狙いがありました。
なるほど。
あと、ケンシロウとかラオウですと、敵がもう定着しているので受け入れやすいと思いますが、新しい編になってくると5人並んだ時にその差もわかりづらくなっちゃう。ゲーム性的には「チャンス」「普通」「ピンチ」の3人で十分なんですが、それだと単調ですしバリエーションも欲しかったので今回は4人を選びました。
総合的なバランスを取った結果なんですね。
そうですね。ケンシロウでいうとウイグルがいなくなっていますし、ラオウではレイがいなくなっています。
なるほど。まあウイグルがどうしても欲しいっていう人はそんなにいなさそうですもんね(笑)。そんな中、ラオウ選択時の最強キャラが今回もリュウケンですが、そこはもうブレなかったんですか?
はい(笑)
相変わらず七星点心で絶望を与えてくる?
一応死兆星がついていると…とかは…(笑)。まあ今回もリュウケンは最強です。
リュウケンの強さをニコニコ顔で語る開発者Aさんちなみに、そういったキャラクターの強さとかはどうやって決めているんですか?
例えば、サウザーよりシンのほうが強いという声もあったりしますが。
おそらくなんですけど、ストーリー的にシンの方から始まるのと、南斗六星の帝王はサウザーなので、まあ別に束ねているわけではないですけど、サウザーの方が強いのかなと。
確かに。秘密がバレるまではラオウが戦いを躊躇するレベルの人ですもんね。
明確に並べられているわけではないので、多分みんな漫画とか読んでいても「こっちの方が強いんじゃないの」って話しをていると思うんですけど、我々も同じく「この人の方が強いんじゃないの」「この人とこの人だったら実は勝つよね」とか話していて。そういうのは演出に混ざっており、以前のバトルモードでトキはサウザーに絶対勝つようになっていましたが、それは原作にある「トキだけサウザーの秘密を知っている」っていう設定を引用した結果でした。
そういう原作の中の要素を解釈して、期待度に反映させるっていう作業をやっています。
それに、そういったキャラクターごとの強さや期待度の順番は全て版元さんにも見ていただいてます。
版元さんに「この順番ならOKですよ」っていう許可を取られてるんですか?
そうですね。原作をおびやかすような内容、そうなるものに対してはちゃんと確認して世界観を壊さないようにしています。例えば、バトルモードの敵の強さで、次回作から突然ジャギがサウザーより強い最強キャラになったら許可は降りないと思います(笑)。
演出の期待度をとってもそういった裏側があったんですね。
まあ、先ほど例えで言いましたけど、我々としてはジャギがチャンスキャラっていうイメージを崩したくない方が大きいですけどね(笑)。そういうシリーズ伝統やパチンコ北斗の拳シリーズとしての世界観は大事にしたいと思っています。
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