ガリぞうがオススメするデータサイトを一挙紹介！【収支日記#63：2021年6月8日(火)～6月14日(月)】 (2/3)

6月10日：視界の広げ方

 

仕事上ながら最近はサイトセブンTVのYouTube番組「完先」で麻雀を打つ機会が多くなっています。ワサビさんと麻雀で対戦し、勝った方がサイコロを振ってノルマの出玉を決める番組です。

 

>>【動画】ガリぞうとワサビの完先 第1回【前編】

>>【動画】ガリぞうとワサビの完先 第1回【後編】

 

麻雀をやっていると、ワサビさんとの視界の違いを痛感します。ワサビさんは元々、麻雀プロの資格を持つほどの手練れですが、私は完全なド素人。個人的には詰んでいると思える手牌でも、ワサビさんから見れば様々な選択肢が見えるようで。終わった後に手を開けて解説してくれると分かりますが、自ら道を切り開けるほど私の麻雀の視野は明るくないのかもしれません。これが麻雀じゃなくパチスロだとどんな厳しい状況でも勝ち筋が見える事だってあります。一体、私にとって麻雀とパチスロで何が違うのでしょうか。経験？　興味？　真剣さ？そんな訳で今回は、社会の中や他の競技だと極端に狭い私の視野も、パチスロだと針の穴を通すような道さえ見つけられるんだなと我ながら感心した1日の実戦記です。

 

今日の収録店舗は、埼玉県のヘビーユーザーに優しいと思われる某A店。コアユーザーが好む機種を率先して大量導入し、3台並びや末尾寄せで恒常的に高設定を扱う優良店の印象です。2ヵ月前に撮った初回の「プロスロ13」収録では、爆死している魔法少女まどかマギカ2を追って推定5を掘り起こした実績もあります。ただ、データから察するに先月くらいから「ヘビーユーザーへの優しさ」に陰りが見えているようにも思えるので注意が必要です。

 

入場抽選は70人中21番。……これはどういう事でしょうか。早い番号はありがたいのですが、何故こんなに人が少ないのでしょう。2ヵ月前の収録日はモバイル抽選だけで300人を超えていて、私自身も220番くらいだったのに。この2ヵ月の間で客が飛んでしまうほど状況が厳しかったのでしょうか。

 

とにもかくにも21番で入場し、私が確保したのは末尾0番のバジリスク絆2。過去の収録日では何れも高設定挙動を示していた1台です。

 

 

※END後は「BTセット連数.獲得枚数.テーブル」。

 

通常時に弦之介カットインからBCに当たらなかったのでモードCだったハズが、BT終了後に確認するとモードA。その間にチャンス目はひいていないので、本当にモードCに上がっていたのだとしたらハズレによる移行なので設定6濃厚。ただ、あまりに中身が悪いので信じられません。

 

 

 

BTを2発入れる間、回しながら調べ続けていると、どうやら弦之介カットインはそのゲームで連続演出に発展した上でハズれなければモードCじゃないようで。だとしたら粘る理由が1つもないので、これにて捨てです。

 

 

 

まだ正解の形が見えないので、一旦ここで食事休憩に。食事から帰ってきても大きな変化は見られないので、ここは400G・BIG＝0・REG=1で捨てられているサザンアイズの設定Cチェックでもしておきましょう。400GでREG=1は微妙ですが、400GでBIG=0は設定C挙動ですから。

 

 

 

200GほどでBIGをひいてしまったのでヤメ。一応、万が一を考え、エピソードBIG狙いで33G回しておきました。(ボーナス終了後33G以内でBIGを引くとエピソードになり、人化の法が選ばれると設定1,2がほぼ否定される)

 

さて、困りました。今からできる事を考え、何周も各シマを練り歩いた後、未だ朝イチ状態で空いているバジリスク3に着席。

 

 

 

打ち始めて8Gであっさりczに入るも、通せずにヤメ。その後、ジャグラーのデータを洗うも、正解の形は見えてこず。と言うか、ジャグラーに限らず、どのシマにも正解があるように見えません。少なくとも私の目には高設定らしき台が皆無に見えるので、しばらくは様子見する事に。

 

各シマを徘徊したりデータサイトと睨めっこすること数時間。様々な角度から状況を分析した結果、正解かもしれない1つの形が朧げながらに見えてきました。それは、ひぐらし2の全台合算のひぐらしボーナス中ハズレ確率です。

 

 

 

ひぐらし2は完走型RT機の為、データ表示機を見てもボーナス確率からの設定の推測が非常に難しい機種です。しかし、履歴にボーナス獲得枚数が表示されている店ならば、ひぐらしボーナス中のハズレ確率からある程度の設定推測が可能です。ひぐらし2は、ひぐらしボーナス中のハズレ確率に割と大きな設定差があります。

 

 

 

ひぐらしボーナスは消化が基本23Gで、ハズレが0回だと獲得枚数は160枚。ボーナス中も3BET消化なので、1回ハズレが出ていると1G増えて獲得枚数は157枚に減ります。2回ハズレが出ると2G増えて154枚に、3回ハズレが出ると3G増えて151枚になります。

 

これを用いて各台のデータ履歴から追い、16台合算のひぐらしボーナス中ハズレ確率を計算してみると、何と設定4と5の間という高設定域の数値が割り出されました。もしかしたら今日は、ひぐらし祭2が全台4以上なのかもしれない？ついさっきまで「今日は高設定ないよ……」と諦めかけていましたが、ようやく正解の形を具現化できたかもしれません。まだ空き台は多数あるので、とりあえず末尾0番の隣に座って試し打ちしましょう。

 

 

※1.BIG後の数字はハズレ回数。
※2.ART後の数字は「ARTゲーム数.累計ARTゲーム数.累計ART中共通ベル回数」。

 

ART中の共通ベル確率は350Gで24回(1/14.6)と順調です。やはりこれは想定通り、ひぐらし祭2が全台系なのでしょうか。後は、ひぐらしボーナスの回数を重ねてハズレ確率でも推し測りたいのですが、如何せん富竹ボーナスしかひけません。

 

 

 

ようやく当たったひぐらしボーナスでハズレ回数は1回(1/24)。やはり合格点です。

 

 

 

結局、閉店1時間前まで打っての実戦終了。2000G以上を回して2回しかBIGをひけなかったのですから負けて当然ですが、ART中の共通ベルは660Gで41回(1/16.1)と設定4の近似値のまま終えられたので、想定の範囲内です。何よりも、真剣に高設定を発掘しようと挑んだおかげで、針の穴を通すような手段から全台系を掘り起こせたかもしれない結論にたどりつけた事が嬉しいです。一定量以上のスキルと真摯に向き合う姿勢を忘れない事で、どんな暗い道でも視界が開ける可能性はあるのだと今日は再認識できました。

 

尚、この日の収録実戦は既に動画でも公開されています。映像でも観てみたいという方はコチラからご視聴のほどよろしくお願いします。

 

>>【動画】プロスロ13 第78弾【前編】

>>【動画】プロスロ13 第78弾【前編】