「あなる」はニックネームだからOK!?開発陣に「Pあの花」の開発秘話を聞いてきた。【エキスパート 業界の流儀 あのはなプロジェクト編 #2】 (6/8)
役物構成は女性スタッフが担当!
万華鏡のような光の加減を再現している画面全体を覆い尽くすような「花ギミック」が非常に目に付きますが、「メイン役物は『花』でいく」と最初から決められていたんですか?
そうですね。今回の役物構成は女性スタッフが担当しておりまして。もちろん原作ファンで聖地巡礼に行ってるような方なんですが、「『あの花』といえばこれしかない」というような強い思いで、割とまっすぐゴールに向かって開発していましたね。
また、光源もかなり工夫しており、巨大なギミックが回転するっていう仕組み上、手前の花の部分には実は光源は全く積んでないんですよ。
え?手前の部分は光っていないんですか?
はい。全く光らないんですよ。光源はシャッター役物が担っています。花の一枚一枚には万華鏡みたいな輝きを発光するシートが1枚挟んでいて、後ろの光を拡散して反射しており、同じような光り方は絶対に起こらないような仕組みになっていいます。規則性、法則性の無い本当の万華鏡を見ているような輝きっていうのは一番力を入れて作ったところですね。
ペラペラのめんまが降ってくるような役物ではなく、光の加減にまでこだわり抜いた役物なんですね!
INFOMATION
©ANOHANA PROJECT
©Sammy
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