1GAMEてつが大好きなバイブと仕事で抱いた凱旋と愛すべきクソ台の話 (1/4)

「エキスパート」てつ編、第3回です。

今回はてつさんにパチンコ・パチスロの話をお聞きしました！早すぎる初打ちから好きなバイブの話まで、初回から変わらず濃いめの内容になっています！

41歳のてつさん、初打ちは27年前！？

デビューは○歳！？

ここからはパチンコとパチスロについてお伺いしていきます。

初打ちは倫理的な問題がありつつも27年前ということですが、初めて打った機種は何でしたか？

パチンコ屋に行って初めてお金を入れて遊技したのはSANKYOの「フィーバークイーンⅡ」ですね。

14歳、いや13歳だったかな？う～ん…たしか14歳の時です(笑)

まあ、大らかな時代だったということで(苦笑)

打ちに行ったきっかけは何だったんですか？

きっかけは、僕の学生時代の環境が大きいですね。いわゆるダメな学校ってあるじゃないですか。

ああ～、ありますね。

そのダメな学校に行ってたんですよ(笑)

先輩もタバコ吸ってパチンコ屋に出入りしてるような人たちばっかりだったので、そういう環境だと人って染まるじゃないですか。

若い頃は特にですね。

ただ僕の場合、小学生の頃から出入りしていたのでパチ屋に行くことは最初から抵抗がなかったんです。ただ、さすがに遊技となるとちょっと怖いじゃないですか。

だから初めて打つときは自分なりに変装して、大人のフリをして行きましたね。

その大人のフリっていうのはどんな感じだったんですか？

親父のよくわからない服を着て行きました。

ポマードみたいなのでオールバックにして、学校の革靴を履いて。もう何が正解かわからずチンピラみたいな恰好で行ってましたね。

さらに、眉間にしわを寄せて胸ポケットにショートホープ入れてました(笑)

それでその頃は普通に打てたんですか？

そうですね。ただ、許されていたというより「どうでもいいヤツ」と思われてたんだと思います。

今ほど「いらっしゃいませ！」って丁寧なあいさつがあるような「ホール」っていう感じではなくて、当時は下も床板張りみたいな「パーラー」じゃないですか。

雰囲気は全然違っていましたね。

それで最初は1000円だけ持って行ったんですけど、お札が入るかどうかわからなかったので全部100円玉に両替して行きましたね。そして打ち始めるとそれがすごいスピードで減るんですよ。100円だと25玉しかないんで(笑)

結局最後の100円で当たったんですけど、大当たりが始まる直前に玉がなくなっちゃったんですよ。すごく焦ったんですけど、落としていた3玉くらいを拾ってなんとかセーフになりました。

交換もスムーズにいけたんですか？

スムーズにいけましたね。ただ、その勝ち分のお金を握りしめてすぐ第2ラウンドに行ったんですよ。「パチンコは簡単に勝てる」と思って(笑)

そうしたら、また勝っちゃったんです。そこから今に至る感じですね。

では、そこから今まで途切れることなくハマってる感じですか？

そうですね。ただ、ハマったといっても養分時代はなかったんですよ。初めて打ったあとすぐに雑誌を買って色んな情報を調べて、エキサイトって機種を打ち始めました。その機種は朝イチに1/4で天国モードからスタートするので、モーニング漁りをずっとしてましたね。

それと並行して綱取物語のようなリセット恩恵がある台もずーっと打ってました。あとは新装開店を回ったりと、この時期はずっとパチンコでしたね。

パチスロにいったのは95年からです。

パチスロでは最初にどんな機種を打ったんですか？

初めて打ったのはパル工業のビガーですね。正規基盤で初めて打ったのはニューパルサーです。

※パル工業のビガー：「裏モノ」で有名な4号機。メーカー自体が裏モノに大きく関与したことから検定取り消し処分を受け、96年には会社自体が解散した

裏モノを語るのに一番しっくりくるスタイル

ここからはパチスロのランキングをお伺いしていきます。まずは生涯ベスト3からですね。

事前アンケートでは全て99年という同時期に出た機種を挙げられていました。

この辺りが一番パチスロ面白かったなって時代ですね。ほぼアルゼ機です。

やっぱり当時よく打っていた機種は思い入れが強いんですね。

そうですね。この3機種はすごく好きでした。

他にもルパンとか好きな台はいっぱいあるんですけど、特別好きで打ってたのはこの3機種ですね。

一番打ち込んだ機種も「アステカ」となっていますね。

そうですね。設定1でも関係なく打ってました！

設定を無視して打ったのはアステカが初めてかもしれないです。それまではちゃんとイベントを探して並んで打っていたんですよ。

「1でも上等！」と思えたのは裏モノ以外だとアステカだけです。

それは設定1でも勝てたからですか？

ただただ、面白過ぎたからですね。

理由がシンプル！(笑)

射幸心のバランスがちょうど良かったんですよ。裏モノほど激しくはないんですけど、約300枚のボーナスを引くと1/2で200枚の上乗せ+150Gが付いてくるのが結構強烈で。

1/2の緊張感と150G付与による連チャン性能というのが、僕の中ではパチスロ歴代最強じゃないかと思うくらいに射幸心のバランスが完璧でしたね。さらに通常時も面白過ぎたんですよ。

その思い出を踏まえて、5.5号機で出たアステカはどう感じました？

あの歌うやつですか？最初は「うわぁ～…」と思ったんですけど、打ってみると何だろう…ヒド過ぎて1周して好きになってきた(笑)

1周回って(笑)

ただ、アステカルーレットの復活パターンとか作ったのだけは好きじゃないですね。

ありましたね！

アステカの素材を使った別の台と思えばそんなに抵抗はなかったですね。

他にもストック機とかAT機でアステカのバッタもんがいっぱい出てましたからね。液晶でドギージャムがずっと歩いてるアステカリターンズとか、アステカレジェンドとかバベルとか。

懐かしい名前ですね(笑)

続いて、現行機種のベスト3は「アレックス」「ひぐらし祭2」「ディスクアップ」となっています。

どうしてもこうなっちゃいますね。

いわゆる「ノーマルっぽさ」ですね。

ノーマル機は昔から好きなんですよね。その中でも、僕がすごく好きだった頃の出玉感に近いのがディスクなんです。

ボーナスにARTが付いていて、そこで上手く引ければ繋がってバカでかい波が来るっていうバランスが好きなんでしょうね。

初代からの再現度もすごく高いですし、ディスクは非の打ち所がないです。ただ、設置されてもう結構経ってるので、さすがにちょっと飽きてきた(笑)

多くの人が「とりあえずディスクを打つ」という時期もありましたからね。

最近出た6号機のひぐらし祭2は、頃にストなどの仕事で関わったからというのもありますけど、それ抜きでも面白いですね。本当によくできてます。

そして、アレックスも面白いですよね。初代が出たばかりの時は全然面白いと思わなかったんですけど(笑)

サンダーVリボルトを見なくなってきたこともあってか、今のアレックスは最近のアクロス機の中では一番面白いですね。

シンプルかつ奥深いですよね。

バーサスとハナビはさすがに少し飽きてくるじゃないですか。

そうなった時でも、アレックスはRTが付いてないからいつでも打てるんですよ。触りやすいしわかりやすいので面白いですね。

アレックス奥深いです