1GAMEてつが大好きなバイブと仕事で抱いた凱旋と愛すべきクソ台の話 (4/4)

実は期待値派！てつのガチ攻略！？

メーカー開発経験のあるてつさんですが、開発の視点から見て「この台は勝てるな」とか「こうやったら出るな」っていう見方ってあるものですか？

今はもうないかな。ないっていうか勝ち方に気づかれるのが早くなりましたよね。

例えば、今は6号機時代なので有利区間の特性を誰より早く理解して期待値の高いところを取るのが一番はじめにやるべき行動なんですよね。今僕はそこまでしませんけど、おそらくそれができる人が強いだろうなって思います。

だからちょっと前ならハイエナができたんでしょうけど、今は情報がすぐに出回っちゃうので「この台は勝てる！」っていうのはないですね。

そもそも「この台だから勝てる」っていう台がなくなってきましたね。

そうですね。やっぱり一番良いのは期待値のあるところと高設定を打ち続けることです。こんなこと動画ではほぼ言わないですけど(笑)

僕の本音としては期待値派なんですよ。だから、おそらく6号機のシステムを各メーカーが模索してるところなので、その隙をつけばいいんじゃないかって思います。

6号機も個性のある台が徐々に増えてきましたからね。

例えば、6号機はどうしても有利区間を切らなきゃいけない。そして有利区間を切ったあとに期待感を0にさせられないってなった時は「有利区間の切れ目に期待値があるのか」ってことをまず計算しないといけないですよね。

そうやって、台の特性を早く知った人が勝つ時代かなと思います。

ちなみにマイオカルトとしては「調子がいい時の環境をキープ、及び踏襲する」と書かれていましたね。

はい。めちゃくちゃ大事です。さっきと180度違う話なんですけど(笑)

期待値の真逆の話です(笑)

玉打ってるときの姿勢とか、コーヒーの向きとかめっちゃ気にするんですよ。

僕はバタフライエフェクトってあると思っていて、コーヒーの向きを変えたことにより何かしら力の具合が変わって影響が出たりするかもしれないですからね。

なので確変取って調子いい時なんかは絶対に環境を崩さないです。トイレにも行きませんね。

※バタフライエフェクト：「蝶の羽ばたきが遠い地域の気象に影響を与えるか？」という気象学者の問いかけから名付けられた。遠くで起きた小さな事象が身の回りの大きな事件のきっかけになっているかもしれない、という説。同名の映画が超傑作

確変中に席離れたりすると、なぜか終わる気がしますよね。

流れを止めないっていうのはありますね。

他にも椅子の高さや肘置きの位置もずっと維持しますね。やっても意味がないんですけど、それで確変が終わっても自分の中で納得できるじゃないですか。

そうですね。「ここまでやって終わるなら…」と納得はできますね。

ちなみに、液晶冷ましたりはしますか？(笑)

さすがにそこまではしないです(笑)

変人に見えることはしないですね。ただ、例えばスロットだと親指で押してる方がゲーム数が乗ったりして調子が良い時があるんですけど、その時はずっと親指でやるというようなゲン担ぎはします。

指は注視していなかったので、次は注目してみますね。

話が変わりますが、「てつさんの動画を見てパチスロ打ち始めました」と声を掛けられることが度々あるそうですね。

そうですね。ありがたい話ではありますね。

その流れで、動画のてつさんと同じ打ち方をするというチャレンジャーも増えているそうです(笑)

そういう方たちに向けてメッセージをいただけますか？

僕は動画の中で無茶をしていますが、これは訓練された人の動きなのでマネしないようにしましょう！ということですね(笑)

良い子はマネしちゃいけません(笑)

我々は特別な訓練を受けています。なのでマネしちゃダメです。

ケガしますからね。

YouTubeで虫食ってる人がいても、その人は別に虫が美味しくて食ってるわけではないですから(笑)

マネしても良いことないですよということは知ってほしいですね。

「エキスパート」てつ編　第3回でした！

実は期待値派のてつさんにパチンコ・パチスロについてがっつりお聞きしました。さすがプレイヤー歴27年のてつさん、話題に出てくる台の年代も幅広くどの台にも愛の深さを感じるインタビューになりました！ツインループ未体験の方は一度回してみたくなったのではないでしょうか？

次回は最終回！新刊「福の神の作り方 - パチスロ馬鹿が教えるお金不要の投資と貯蓄 -」について深くお聞きします！