鉄拳は「持っている」コンテンツ!?パチスロ鉄拳4開発陣へ気になる事を聞いてきた。【エキスパート 業界の流儀 パチスロ鉄拳4編 #1】 (3/4)
人気シリーズ開発のプレッシャー
鉄拳は4号機から続く人気シリーズですが、6号機での開発にあたりプレッシャーはありましたか?
やはりプレッシャーはありますよ。けど、振り返ってみるとやりがいのほうが大きかったかなと思います。自分は入社9年目ですが、鉄拳2ndのサポートからスタートしたんですよ。そういう意味でも思い入れのある機種だったので、今度自分がその立場になったというところで、年月を感じながら。まあ会社からの圧もそれなりにあったのですが…
鉄拳で失敗したら…みたいな(笑)
それを必死に受け止めながら、自分なりのこだわりは入れられたかなと思います。あとはそれがユーザーの皆さんに届くかどうかは運次第というか(笑)届いてくれー!という感じです。
いつ頃から開発をしていたのですか?
5.9号機の頃からやってましたね。
5.9号機の基準で作っている途中で6号機での再開発を選択されたということですか?
5.9号機か6号機、どちらで作るか選択肢を与えられました。6号機で純増の上限が緩和されたので、そちらを選んだ形ですね。
やはり開発者の方からしても、6号機の方がゲーム性の幅が広がり作りやすいのですね。
全然違いますね。でも5.9号機の方は開発途中くらいだったので、6号機におもいきって舵取りをしてバトル中心の出玉システムをATで作ろうとなりました。
それでATで、と。
AT復活できるならそっちの方がいいな…となりまして。AT+バトルシステムは非常に相性が良いと判断しました。
「パチスロ鉄拳4」を作るにあたって、6号機は光明だったんですね。
僕は鉄拳プロジェクトにずっと携わっているんですが、今回だけはさっき言っていたプレッシャーなんかもありました。
鉄拳シリーズには実はエグゼクティブプロデューサーがいまして、その人はもう「やったことないことをどんどん挑戦していこう。そこから何かを探そう」と。
まず最初は鉄拳の大会に出て、そこからゲームの面白さを知って…みたいな。「マジでそこからやるの…?」という空気もあって(笑)
「鉄拳できる子いないか?」って社内を探したりとか。鉄拳プレイヤーのユウさん、ノビさんを岡山の本社に呼んで鉄拳ゲーム講習とかも受けました。
鉄拳の大会も3年半経った今もまだ出続けてます。今は「TeamYAMASA」というのもあって。そのつながりから、今は鉄拳プレイヤーのユウ、ノビ、タケ。の3名をスポンサードする形で応援しています。
開発に携わっている方全員が鉄拳のゲーム・原作を一通り触れているのですか?
めちゃめちゃやってます。去年のEVO(※)にも出場させていただいて…
※アメリカで開催されている、世界最大規模の格闘ゲームの大会
EVOにまで!開発チームの中から代表選手が選ばれる形で?
大きな大会は強い人を1軍として出して、弱い人は2軍という形で。
社内で鉄拳プレイヤーとしての格付けが…
もちろんもちろん。僕は4軍くらいですよ。
一同:(笑)
皆さんゲームとの関わりも深いんですね。
それこそ、「KELOT CUP」というのもやってまして。
大会を主催されてるんですか!?
はい。この3年で計6回。来月で7回目です。1回目は30チーム(90名)参加の小さな大会でしたが、6回目では120チーム(360名)の参加があり、日本一といえるほど3on3では大きな大会になりました。
※3人対3人で行うチーム戦
まさか大会まで主催されているとは…誰でも参加できるんですか?
できますよ!是非ノリでいっぱい参加していただいて!
ちょうど7月に大会ありますよね。
大阪で行われる鉄拳ワールドツアーにも特別協賛し、「パチスロ鉄拳4」のブースも設ける予定です。
そういうところも鉄拳は「持ってる」んです。たまたま今日取材があって、今月(7/6,7/7)に鉄拳の大会があるという。
※7/6,7/7の鉄拳ワールドツアー「WELLPLAYED CHALLENGER」に「KELOT CUP」が特別協賛しています。
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