推定6でも途中ヤメ…期待値至上主義の心をポッキリと折った「まどマギ叛逆」の動きとは!?【収支日記#6:2020年2月5日(水)~2月11日(火)】 (2/2)
2月11日(火):忘れたくない慣習
皆様は「縄張り」という言葉をご存知でしょうか。
『縄張り(なわばり)=直接に防衛するかあるいは信号を通じて他個体を排斥し、排他的に占有する地域のこと。日本語のこの言葉自体は日本人が古来土地の所有権を示すために縄を張った事に由来するものである。」※wikipedia参照
端的に言えば「他人に侵されたくない自分の場所」みたいなモノです。
日本では任侠映画で良く聞くような死語にも近い言葉ですが、これはパチンコ・パチスロ生活者の間でも昔から存在していました。例えるなら、A店とB店それぞれで巣食っている者がいたとして、互いの店で食える状況があると分かっていても、相手のテリトリーを侵さない暗黙の了解がありました。少なくとも昔から私がその背中を見ている田山幸憲さん(パチンコ誌上プロのパイオニア的存在)世代であれば常識レベルの話です。ただこれは、昭和生まれのパチンコ・パチスロ生活者達の考え方であり、令和の今では通用しないでしょう。それでも、こんな古き良き時代の慣習が地方では今も生き残っています。
北海道の某地域で私が特定日にサザンアイズの設定Cを月に二・三度ほど打っていた頃。同じ地域の別店舗でも特定日に二・三度設定Cが使われている事を知っていましたが、顔を合わせば話をする知人が毎回打っていたので、私は狙いに行かないようにしていました。そして、その彼もまた、私が毎回サザンCをツモっていた店には来なかったのです。
そんな暗黙の了解がある地域で、今日も昼開店の某B店にてバンバンクロスに設定Cが使われ、知人の彼が打つであろう事は理解していたので、縄張り意識の元、私はジャグラー狙いで昼過ぎにB店到着。(遅刻は二日酔いだったからと言うのもありますが)
すると……バンバンクロスが120G・BIG=0・CB=1で空いています。既に開店から一時間以上経っているので、おそらく彼は来ていないのでしょう。実戦中に彼が来られたらその時また話すとして、今は打たせてもらう事に。
※R=CB。CB後の数字は全て小役の累計値で「ハズレ.チェリー.スイカ.ベル」。
投資46枚で早々にチェリー重複からCB当選で安心しかけるも、中身が悪すぎて焦ります。まぁさすがに一回くらいじゃ分からないのでもう少し回してみますが。
今週は私にとって最近の稼ぎ頭の一つであるバンバンクロスについて詳しく説明します。
バンバンクロスの設定C系か否かの判断はCB確率一択と思われがちですが、500G回してもCB1回しか引けずに捨てたら実はCだったなんて話が日常茶飯事です。そこで重宝されるのがCB中の小役確率です。設定CorC+だとダブルスイカが(白BIG図柄にBANGBANGと書かれていて紛らわしいので、バンバンという名の宇宙船は便宜上スイカと呼びます)、それ以外の設定値だとベルが揃いやすくなります。
このダブルスイカとベルを両方数え、ベル1回に対しスイカが何回出現するかで判断するとCB数回で設定が見えてきます。
順調なCB確率に呼応するかのように不安視されていたCB中の小役比率も回復してきたので、これにてCB中の都度履歴採取は終了。通常時の打ち方も判別手順から効率手順に変更してブン回し開始です。
あくまでこれは私個人の打ち方なので参考程度にしてほしいのですが、私は設定判別中とブン回し中で微妙に狙い所を変えています。
①判別重視の打ち方
中押しで中段or下段の2コマ目押し(願わくば下段ビタ)で黒BARを狙い、その停止系でフラグを察知します。
停止パターンA
成立フラグ:ハズレ・ボーナス
中段に黒BARか赤7が停止した場合はハズレorボーナスです。左右共に適当押しでOKです。
停止パターンB
成立フラグ:ベル・チェリー・ボーナス
右リールを適当に止めて左でチェリーを目押しします。
演出的にベルほぼ確定であれば左の目押しも不要です。尚、右でベルがズレた場合はチェリー重複ボーナスが確定します。
停止パターンC
成立フラグ:リプレイ
リプレイ確定なので左右共に適当押しでOKです。尚、バンバンクロスにはリプレイ重複ボーナスもあるので、演出次第では期待が持てます。
停止パターンD
成立フラグ:スイカ
中段にスイカ停止でスイカ確定です。いつも私は右を適当に止めて左の枠上に白BIG図柄を狙う事で、左下がりor左上がりの両方に対応してます。(画像を用意できず申し訳ありません。)
停止パターンE
成立フラグ:一枚役AorD+ボーナス
※一枚役A
※一枚役D
中リール下段に黒BAR停止で一枚役AorD確定、即ちボーナス確定です。
一枚役はAもDも中・右の停止系が同じなので、右に赤7を狙ってテンパイさせ、左に黒BARか白BIGを狙います。黒・黒・赤で一枚役A、白・黒・赤で一枚役Dです。この一枚役からのボーナス確率にある圧倒的な設定差を見抜きたいので、私は判別中のみこの打ち方をしています。
②効率重視の打ち方
設定C系と判明してしまえば後は一枚役を取るよりもボーナス成立ゲームで揃える価値が高くなるので、生入りさせやすい打ち方に変えています。目押しポイントは「赤7・スイカ・赤7」の上側の赤7を上段or中段(願わくば上段ビタ)に狙います。
停止パターンA
成立役:ハズレ・リプレイ・ボーナス
赤7が下段に停止するとハズレorリプレイorボーナスです。リプレイは必ず右上がりに揃うので、左を止めて赤7テンパイすればリプレイが否定されてボーナス確定です。
停止パターンB
成立役:ベル・チェリー・ボーナス
赤7が枠下に沈むとベルorチェリーorボーナスです。打ち方や右のベルズレでチェリー重複ボーナスの法則は判別重視の打ち方と同じです。
停止パターンC
成立役:スイカ
この停止出目からボーナス成立を確認した事が一度もないので、おそらくはスイカ確定です。右を適当に止めて左の枠上に白BIGを狙う打ち方は判別重視の手順と同じです。
停止パターンD
成立役:スイカ・ボーナス
ビタ止まりでこの形はスイカorボーナスですが、1コマスベっていればボーナス確定です。尚、1コマスベっていてもスイカが揃う場合もありますが、それはスイカ重複BIG確定です。小役告知モードだとスイカ成立時は必ず演出を伴うので、この停止形で無演出でもボーナス確定になります。
この打ち方だと一枚役は見抜けなくなりますが、頻繁に成立するCBを当選ゲームで気付けて生入りさせられる機会も圧倒的に増えるので、その分だけ効率も高まります。
結局、最後まで常連の彼は現れず、閉店時間まで打ちきっての稼働終了。
ドル1サラ盛りの出玉を流すと864枚。1/1140のBIG確率には不満足ですが、ビタ精度は及第点だったので満足しておきます。いつかまた常連の彼にB店で会う事があれば、打たせてもらえたお礼じゃないですが、今日の私の実戦データを共有しようと思いながらの退店でした。
人を出し抜こうとできない私は考えが甘いのかもしれませんし、縄張り意識や義理人情と言った考えは古臭い昭和の話だとも自覚しています。それでも、田山幸憲さんの背中を今も見ている者の一人としては、いつまでも忘れたくない慣習の一つです。
以上で2020年2月第二週の振り返りは終了です。今週は稼働量の割りに結果を残せなかった一週間でした。全て設定6以上の数値を示した新編での不発が痛かったように思います。それでも稼働と情報収集を併用した立ち回りができてきているので、来週以降に期待ですね。そんな訳で、残り二週の稼働報告もお楽しみに。
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