ジャグ神ガリぞうの“十八番”で初見店でもアイムの6をGET！【収支日記#2：2020年1月8日(水)～1月14日(火)】 (3/3)

1月13日：十八番の失念

 

APチャンネルの実戦番組「プロスロ13」の収録で兵庫県は初見の某M店へ。

 

「その店での勝ち方を伝える」が趣旨の番組において、初見店は勝ちにつながる情報を調べる量が多く労力的にキツいですが、それ故にヤル気と使命感も漲ります。

 

M店について地元にいながら調べられた情報は以下の通り。

・20スロ320台中120台と三分の一以上がジャグラー

・凡その差枚数(スランプグラフ)を確認できるデータ機器がある

・一週間採取したデータからでは過去の出玉から設定の上げ下げを読めなさそう

・一週間前(1月6日)は店休だったが理由は不明

・ネット上の検索から毎月3の付く日は元々強い日と思われる

・実戦当日は私の収録以外にも他媒体の公約取材が入るらしく、全台系が2機種あると思われる

 

以上から察するに、「全台系の2機種中、少なくとも1機種はジャグラーだろう」までは読み取れます。つまり実戦当日は「全台系のジャグラーを素早く見つけ出して閉店まで粘れば百戦危うからず」が理想と思われます。

 

実戦当日の朝9時。

さすがに強い日と言う事もあってか200人ほどの並びの中、入場抽選番号は50番。取材内容や設置台数から吟味した結果、朝イチはスーパーミラクルジャグラーから入る予定ですが、この番号なら大丈夫っぽいです。

 

朝9時、入場。

抽選番号が若かった事もあり、狙い機種のスーミラは余裕で確保。初見店なので他機種の朝イチの状況もチェックし、展開次第では他ジャグへの移動も視野に入れつつのスーミラ実戦開始です。

 

 

※米印はチェリー重複の意。

 

 

開店から一時間が経ち、各ジャグの全台合算REG確率で見ると、最も弱そうに見えるのはスーミラで、マイジャグラー4と初代ゴーゴージャグラーが怪しく見えます。今日のように稼働が良いと試行も増えてシマ単位での良し悪しの判別精度も高まるので助かります。

 

一旦はマイ4を確保してみますが、やはりゴージャグの方が強そうだと判断し、250G・BIG=0・REG=1の空き台に移動してみる事に。

 

 

 

14時。

昼食を摂りながら全台合算データを集計してみると、私が打つゴージャグは相変わらず20台合算でもREG確率1/281とギリで足りています。

 

一応アイムの緑パネル10台も全台合算でREG確率1/315ですが、元々のスペックの低さも考慮すると、この少々足りていないアイムのシマに飛び込むのも怖く感じます。下の甘さも保険で考えるなら、まだゴージャグで粘るべきでしょうか。

 

 

 

 

私の台単体では可もなく不可もなくですが、ゴージャグの20台合算REG確率が1/297と少々足りなくなってきました。ただ、もう一つの候補のアイム緑パネルも1/296と諸手を挙げて喜べるような数字でもありません。

 

……そうだった、完っ全に忘れてました。

ブドウシミュがあるじゃないですか。

 

13年前に考案以来アイムのブドウシミュを使い続けた私の経験上、一日単位のゲーム数では荒れたりもしますが、数万のゲーム数になれば全台設定5以下なら1/6.5前後に収まる割合が非常に高くなります。

 

REG確率が少々足りないくらいで自信を持てないなら、全台合算の逆算ブドウ確率を出してみりゃ良いじゃないですか。

 

 

■アイムジャグラーEX-AE緑パネル.10台合算

 

1/6.5前後になるどころか、完全に設定6を凌駕する数値です。

どうやらアイムEX-AEの緑パネルは「少しだけREGの足りていない全6」の可能性がかなり高いです。今は満席のままですが、REGが足りず周囲には気付かれていないのか客の入れ替わりが激しいので、空いたら移動しようと決めてゴージャグはヤメ。

 

視聴者さん対応が途切れた際、再びアイムのシマを覗きに行くと、ちょうど一台だけ空席を発見。これを確保した瞬間、安堵の溜息が漏れました。データは3053G・BIG=9・REG=9と少し足りていませんが、全く問題ありません。

 

それほどまでに全台合算2万3万Gと回った上での逆算ブドウ確率1/6.0は私の経験上全6ないしそれに近い平均設定だろう自信がありますし、REG確率1/300前後という悪くない数値も背中を後押ししてくれます。

 

おそらく今日の残り時間は多少展開が悪かろうとブドウ確率の中途集計を一切する事なく閉店まで粘れると思います。

 

後はゴージャグから持ち込んだコインで粘り倒すのみ。

 

 

 

 

迷う事なくブン回し、気付けば時間は22:20。

答え合わせも含めた各シマのデータ取りもしておきたいので、閉店20分前に実戦終了。

 

出玉を流すと1595枚。

差枚数では+909枚となりました。

数値的にも出玉的にも最後のアイムは設定6だったと思われます。他媒体の取材のおかげもありましたが、初見店にしては情報収集然り立ち回り然り上手にやれた方だと思います。

 

最大の反省点は、14時を過ぎるまでブドウシミュの存在を忘れていた事。

 

もっと早く全台合算の逆算ブドウ確率を出していれば、もっと早くアイムに滑り込めていたかもしれないと思うと悔しいです。自ら考案して世に出した十八番とも呼べるツールなのに存在を忘れるとは……私ももう老いたんでしょうかね。

 

尚、当日の収録内容は動画としてupされています。

お時間ありましたらご視聴のほどよろしくお願いします。

 

前編:https://youtu.be/NPCb0VZ-gQ4

後編:https://youtu.be/I1SbKsxlMt0

 

 

 

以上で2020年1月第二週の振り返りは終了です。

二泊三日の収録案件が2本入ると一週間丸々現場稼働が不可能になり、パチスロライターとしての実戦しか書けない自らの姿が情けなくなります。

 

翌週は出張ゼロで心置きなくフル稼働できていますので、来週もお楽しみに。