【コロナ禍】このままではパチンコ存亡の危機!?大崎一万発が強行営業のホール、越境遊技者に我慢の限界!?「ええかげんにしてくれんかな…」
コロナ禍関連のエントリーも3ヶ月目。にして、未だ収束の気配すら見えないままにゴールデンウィークならぬステイホームウィークへと突入してしまった。日々刻々と社会情勢そしてパチンコ業界への風向きが変化していく中、「パチンコとは何であるか」と悩み続けて軽く胃潰瘍が出てみたり、自律神経失調症に見舞われたり、鬱気味になったりと僕自身も間接的にコロナの猛威を食らっている。いや、売上(≒収入)の面では、4-5月は9割以上のダウンが確定で笑っていられる状況ではないのだけれど、まあこればっかりは「がんばって」もどうにかなるものではなく。これぞインディーズ自営業者の醍醐味と、悟りの境地でステイホーム休暇を楽しんでいる。早くパチンコ打ちたいですよね……。
というわけで、業界(特にホールの)状況についてはテレビやニュース等でも連日報道されているので重複は避けるが、「大半」と表現していいホールが休業要請を受け入れた中、(こと特定警戒都道府県において)営業を続けるホールに対しては、僭越ながら「ええかげんにしてくれんかな」とだけは申し上げておきたい。経営と雇用を守る「正義」はもちろん尊重すべきことであるが、それは不特定多数の一般国民の生命と天秤にかけても優先される事項と言えるのか。苦渋の決断にて休業したホールに対しての仁義はあるのか。また、パチンコ業界全体に対する悪印象を助長する責任をどう考えるのか。すでに「お願い」のレベルを超え、特措法45条2項に基づく、一段階強い要請へと切り替わりつつあるのだ。それでもなお営業を強行するのは「反社会企業」と認定されても致し方ない状況と言える。部外者がどうこう言える問題ではないし、責任を負える立場でもないが、パチンコ業界のいち住人として、何卒のご決断を促したいところである。もちろん、営業継続せざるを得ない状況を作ってしまった一義的な責任は、保証問題や休業基準について明確な指針を示してこなかった政府にあることは重々承知の上である。
そんな中、我々パチンコ打ちもまた逆風に巻き込まれている。営業中の地域や店舗に詰めかける「越境遊技客」問題である。僕は自他共に認めるパチンコラバーであるが、外出するな、人の集まる場所に行くな、無自覚な行動は他人の生命に関わると繰り返しアナウンスされる中でわざわざ遠出までして打ちに行く人の気持ちはさっぱりわからない。いや、打ちたいのは僕も同じである。しかし、今は我慢するのが「人として」当然の振る舞いではないか。他人なんて知ったこっちゃない、コロナに罹ろうが別にいい……あんたそこまでパチンコが大事なのかと問い詰めたい。しかも、アウトロー的に営業強行するホールの状況を考えると、負ける可能性の方がはるかに高いのである。なのにどうして、今、打たなくてはならない?
パチンコ打ちから見ても理解できないのだから、世論はもっと痛烈である。そんなヤツは依存症だから規制を厳しくすべきだ。換金があるから打つ、だから禁止すべきだ。さらにはこれを機にパチンコなんか潰してしまえと、3.11後の逆風を超える強硬世論が巻き起こっている。今打ちに行く人がどんだけパチンコ好きか知らないが、その大好きなパチンコを、(大げさでなく)存亡の危機に追い込む行動と言っていい。
ごくごく一部の店、一部の客が、パチンコをぶっこわす。もしかしたらコロナウィルスをまき散らす。こんなことはあってはならない。営業自粛を受け入れた多くのホール、メーカー始め多くの関係企業、そして我慢しているパチンコファンの気持ちと、感染の不安を抱える国民。すべてを裏切る振る舞いである。パチンコを楽しむのは、すべてが落ち着いてからでもいいではないか。天下泰平でこその娯楽である。一日も早くその時が訪れるように、今は打つのを控えよう。パチンコを愛する者として、心からのお願いである。
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