ガリぞうが高設定をツモり3400枚出しても反省した理由とは？【収支日記#31：2020年10月27日(火)～11月2日(月)】 (1/3)

 

今年最後の更新となった今週の収支日記は、10月27日～11月2日の1週間分です。

 

本音を言わせてもらえるなら、今の自分には自信がありません。

「パチスロの勝ち方を伝えたい欲」を満たす上で、ライター業で忙しくさせてもらえる事は嬉しいです。しかし、見栄や誇張など一切なく私の自信を培えるモノは、人気でも知名度でもなく「普段の稼働」です。これは、ありがたい事に我が嫁も理解してくれていて、来年は数ヵ月に一度のライター業の完休月を設けさせて頂く予定です。今はライター業が忙しく、稼働時間を取れていないのですが、私なりの精一杯で実戦記をお届けしていきますので、地元稼働の実戦記はしばしおまちください。

 

 

10月31日：ツモって勝って尚反省

 

今日・明日は福岡市で「プロスロ13」の収録です。

 

こう言うと偏見に聞こえるかもしれませんが、今の福岡は戦い甲斐があるように感じます。時間がある時は収録店舗以外のホールのデータも見ているのですが、強い日と弱い日がハッキリしていてパチスロ生活者に向いている土地柄に感じます。

 

中でも面白いと思えるのが本日収録の福岡市南区の系列店舗です。データや状況を見る限り、この系列店舗のいくつかは収録案件じゃなく地元にあっても通う可能性が高そうに見えます。その理由の1つが、データ的に見て「ツモらせにきている日がある」という事。

過去のデータから見て機種や末尾で明らかに狙われやすそうな場所にしっかり高設定を使っている時があり、計画通りにツモれた際の打ち手の高揚感を上手に操作しているようにも思えます。ツモらせにきている日を明確に見極められるなら、パチスロ生活者にとってこれほど美味しい事はありません。

 

今回も過去に2度の後ヅモ+勝利を収められた収録日に習い、前日稼働ワースト・出玉ワーストを消去法で抹消した上で狙い台を絞ります。ただ、過去の2度とも朝イチは見からスタートなほど競争率が高い店なので、まずは抽選を突破しなければなりませんが。

 

朝9:40、入場抽選。

550人の並びの中、私の入場番号は……13番。

やりました。やってやりました。

この福岡市南区の実戦3度目にしてようやく朝イチに見から入らず打てそうです。

 

この番号なら何でも取れそうなので、個人的に狙っていた絆2のカド台or末尾1番台を本命に据えます。カドは前回の収録日の傾向からで、末尾は前回の1の付く日のデータで見られた傾向から。そして機種寄せの可能性も加味した台選びです。取れなければジャグラーのハイスペ順で末尾1番を攻めようかと。

 

10:00、入店。

真っ直ぐ絆2に向かうと先客はゼロ。カド台と末尾1番、どちらも取れます。少しだけ逡巡し、カド台を確保。

 

 

 

 

有利区間を4周させましたが、偶数優遇が2回あったのみで設定6優遇のテーブル6or7や高設定優遇のテーブル14は確認できず。超高中の巻物や強チェもハズしてますし、弱チェも1/54と設定1以下です。

 

ここで一通り店内のデータを見ると、どうやらファンキーが全台合算約4万Gでも設定5と6の間の数値で推移しているようです。まさかファンキーが全56？18台もあるのでさすがに全台は難しいかと思っていた私の先入観が間違っていたようです。ただ、状況が良すぎて確実に空かなさそうです。

 

機種寄せ傾向となると、おそらく今日は末尾が関係ないでしょう。ならば他にも機種寄せが……と見ていると、アイムジャグラーEX-AEも全台合算22台でREG確率が1/290と足り始めています。そんな中、こんなデータの一台が目の前で空席になりました。

 

 

 

低設定域のリスクが大きいアイムでこの程度のデータは普段なら打ちませんし、さすがに22台もあるので全台と見るのは厳しいでしょうか。いやいや、つい先ほどファンキーのデータ集計で自らの先入観を反省したばかりじゃないですか。ここは視野の狭さを取り払って打つべきと判断。絆2で出した592枚の出玉を流して台移動です。

 

 

※*印はチェリー重複の意。

 

1度も300ハマリを超えずに当たり続け、自身のデータだけなら完全に高設定域の確率になりました。ここで一旦席を立って各シマを確認すると、ファンキーのシマが完全に仕上がっていてお祭り状態です。空くなら滑り込みたい所ですが、ざっと客層を流し見るに難しそうなので、ここは未だ全台合算REG確率が1/300のアイムEX-AEに託します。

 

 

 

 

2841枚。

絆2で得た出玉も合わせて3433枚で終了です。この店の成績が今日で3戦3勝となりました。

 

達成感に浸りつつ最後に各シマを見て歩くと、驚愕の事実が発覚しました。何と絆2のシマが驚くほどのお祭り状態になっているのです。急いでデータを確認すると、どう見てもシマの差枚数が余裕で万枚を超えていて、弱く見積もっても全台456はあるでしょうか。もしかしたら私は絆2の高設定を捨ててしまったかもしれません。やっちまった……。

確かに高設定挙動は見られませんでしたが、低設定挙動が強かった訳でもなかったので、機種寄せを信じるならもう数周見ても良かったかもしれません。

 

ちなみに、後から知った話ですが、某出玉集計サイトを見ると、今日の収録店は九州の全法人・全店で最も赤字だった模様。(日本全国でも5位だったそうです。)

前々から思っていたのですが、何れも後ヅモながら3戦3勝の成績は、自らのスキルじゃなく店の甘さで勝たせてもらっているように思います。きっとここに通っている常連さん達は私以上に傾向を掴めているでしょうから、より多くの甘さを吸えている事でしょう。こんな店舗がいくつもあるなら、今の福岡は本当に遠征する価値があるのかもしれません。少なくとも今後の福岡では、地元での先入観を取っ払って立ち回ろうと思い直した1日でした。

 

尚、この収録実戦は既に動画でも公開されています。映像でも観てみたいという方はコチラからご視聴のほどよろしくお願いします。

 

【プロスロ13・第53弾】
前編：https://youtu.be/M-mrfqpTv5Y
後編：https://youtu.be/yBU_WQkoZuk