大崎一万発にP機、6号機の未来や三店方式についてタブー無しで聞いてみた! (4/4)
万発の業界改革案は「低貸し移行」!?そして三店方式について聞いてみた!
今回、かなりタブーな話しかしてないですねちなみに、大崎さんの改革案として書いていただいた「10円2円に貸玉を下げる」というのは低貸しにしていく、ってことですか?
いや、低貸しは現実にあるんで、別に内容自体に意味はないんです。
ただ肝心なのは「世間の受け取られ方」なんで。「パチンコ業界は貸玉料金を下げて大衆娯楽の原点回帰をします、ドーン!」みたいなことをブチ上げてみたら、世間からの見られ方も全然変わってくるから。
「滅亡論」にも書いてますけど、とにかく理詰めでいったってダメなんです。業界に対する理解がないし偏見に凝り固まってる人たちにいくら正論と証拠を並べ立てて「こういう見方があるんですよ」って言ったって「だって嫌いなんだから」で終わっちゃうじゃないですか。
そもそも、相手側の聞くチャンネルが開いていない状態ですね。
だったらイメージ戦略ですよね。「我々はちゃんと今までの事を反省し、お客様に遊んでもらえるよう大改革を行います!」やと「あ、なんやこいつら意外にわかってるやん」みたいに。そういう意味合いだけなんですよね。「貸玉料金半分にしよう!」というのは。
単純に「数字がに半分になるよ」っていうダイレクトでわかりやすい、そういうインパクトのあるものが対外的に聞いてもらうには必要ということですね。
そう。「それ凄くいいじゃん」「娯楽になるじゃん」みたいな。
だって全然違うじゃないですか。その上でレギュレーションを緩和の方に持っていくようにして楽しい台が打てたら「え?良くない?」みたいになると思うんですよ。
だってそうでしょ?クソつまんない6号機打つよりも10スロでめっちゃ面白い4号機みたいなの打てた方が全然楽しいでしょ。
確かに4号機レベルに戻る、って考えると打ち手も受け入れやすいかもですね。
そういう事なんですよ。
まあ、こういう案は業界にいたら「馬鹿じゃねぇの」の一言ですよ。ただこれをナンセンスって切り捨てちゃ僕はいけないと思ってて、多分こういう発想に「面白いね」って言うホールさんもあると思います。
だけど、現状儲かってるお店さんは当然4円、20円でやりたい訳ですから「ふざけんなよ!」ってなるわけですけど、でも「まぁ庶民の娯楽ですよね」っていうそもそもの所に立ち返ってみると、やっぱりレートは下げていいと思う。
ギャンブル性は昔より遥かに上がってるわけやからね。
そういった改革の動きも見えてる中で、これもグレーの1つである三店方式に関しては、この先の変化ってありますか?
ないでしょ。もう無理無理無理(笑)
やっぱり難しいですか。
「これでとにかく問題ないです」ってなってんだから。
世間のイメージは別やけどね。でも、「国的には問題ないです」ってなっちゃってるんですから、「ここはもういらん事言わんほうがいいよね」っていう。
ただ「三店方式なんか違法賭博だ!」って言うような人は山のようにいるわけで。だから本来であれば法律を取り換えないとイカンのやろうけど、もう現状これで商売が成り立ってて、20兆円産業やいうのは成立してるわけで、そこはもう変えれんから。
国が「今のままでいいよ」って言ってんねんから、それでやるしかないですよね。
ちなみに東京が1月から、コレの価格が。
コレ。インタビュー前に編集部員がジャグラーにお願いしてGETしてきましたあー、金景品の値段が上がりましたよね。やっぱり金価格と連動しているが故の。
これはお店も交換率が変わるんですか?
そうですよ。いわゆる逆ザヤ防止ですよね。
だから「金景品っていうのはちょっと不安だな」っていう考え方をしている人も当然いるみたいでしたけど。
金景品って東京独特の制度なんですか?
僕の地元だとでアトマイザーとかペンダントとかの印象強いですね。
東京独特みたいですよ。
これも、例えば1万円で文鎮を貰っても「文鎮は1万円じゃないだろ」っていうツッコミを回避するために「1万円分の価値はありますよね」っていう物を提供せなアカンよ、っていう事で。かつ、有価証券はアカンけど金は工業原料だから法律的に引っかからないし。
あとは古物商法的な点からも、めんどくさい身元書かないとアカンみたいな事をクリアして、苦難の末にたどり着いて、警察も「結果的に問題が起こらないようなやり方なんで、じゃあこれを認めましょう」みたいな。その末に行き着いたものなんで、金が一番良いと思いますよ。本物の金やからね。
あ、今の全部POKKAさんの受け売りですから(笑)。僕は専門家ではなく、あくまでキュレーター。より詳しく知りたい方は、ぜひ『パチンコ滅亡論』を読んで下さい!としつこく宣伝させてもらいますね(笑)。
昔、JANBARI.TVの動画で大崎さんが結構負けて1000円の景品しか返ってこなかったときに「こんなんええわ!」って景品のケースを割ってペンダントを着けてるのを見て衝撃を受けたのを覚えています(笑)
まぁそんな事もね(笑)
価値が実際ないからそうやって「こんなもの1,000円で出してるパチンコ屋おかしいじゃないか!」ってツッコミもあるわけですから。やっぱり「ちゃんと価値がありますよ」という風になれば。
そこは金であれば大丈夫。
そうそう。それでいいと思うんですけどもね。
だから三店方式に関しては「法的に問題ないと言い張ってるけど、どう考えても納得出来ないよね」っていう意見もあるんですけど、「ここは触れないよね」「もうしょうがないよね」って思っちゃいますよね。
「エキスパート」大崎一万発編 第2回目でした!
パチンコ/スロットだけでなく、タブー視されていた「釘」「三点方式」などかなり踏み込んだインタビューになりました。
「この先、何がどう変わっていくのか?」を知る為にも、今の現状を知る為にも「パチンコ滅亡論」は最適なマニュアルかもしれません。
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