天草ヤスヲが新事業をプロデュース!「宣伝しない広告漫画」とは? (3/3)
ヤッさんの考える次なる事業とは?
今後の展開を聞いていきますでは今後の目標を伺っていきますが、まず1年後は今年「熊本に帰ろう」ができなかったのでコロナが落ち着いたらオフ会をしたいと。
※熊本に帰ろう:熊本出身である天草ヤスヲとうちいくTVのないおが震災で被害のあった故郷で何かをしたいとユーザーを集め、連れ打ちや無料のBBQなどのイベントをしている。
そうですね。これから先の1年は自分の来店とかをなるべく減らして、そういう無料で遊べるような企画をやりたいですね。本当は企画自体は以前からあったんですけど、コロナで頓挫してます。
ユーザーさんから募集して来たやつはやろうっていうのがあったんですけど、そういうのがこの1年のやらなきゃいけないことですね。
そして10年後が、漫画を使った宣伝をしない広告漫画の形を作り上げたいと。この「広告漫画」というのを初めて聞いたので詳しく教えていただけますか?
これが次にやりたいなって思っている事業です。
僕はパチスロ業界には恩返しじゃないですけど、自分の働きで貢献できた自信があるんですが、漫画界に関しては全く描けなかったところから、デビューして連載までさせていただいたのに全然貢献できてないんですよ。
人としても漫画家としても育ててもらった業界ですよね。
なので何かできることないかなって思った時に、今は誌面もなくなって描くチャンスが減っているけど、Twitterで漫画を上げることができるし、面白い漫画もめちゃめちゃ出てるんですよね。ただそれを現金化するのが難しい状況なんです。
「広告漫画」は例えば「○○を飲んで美味しい!」っていう商品をPRするものじゃなくて、面白い漫画にハッシュタグでスポンサーの会社名や商品名をつけるイメージです。テレビ番組や映画に提供がつくみたいな形に漫画をしていきたいと思ってます。
今の時代に合わせた事業ですね。
それが成功したらちょっと面白くなるかなって。自分が儲けようとは思ってないんで、手数料みたいのはほとんどいただかずマッチングできれば、広告帯としても安いし、使ってもらえるんじゃないかなと。
極端に言えばホールとかでもできると思うんですよ。そういう感じでブランディングにも繋がるし面白いんじゃないかなって思います。
単純に自分がチャレンジしてみたい、けど1年じゃたぶんうまくいかないので10年後そうしていきたいなって考えてます。
それを10年で完成形にもっていく。
できてるといいなと思います。10年後とか時代が変わり過ぎててわかんないですけどね(笑)。でも1年以内にそういう変なことやってるぞっていうムーブメントは作りたいです。
そういえば今度市川ヒロシさんの「どんぶり委員長」っていう漫画がドラマ化されるんですけど、デビューの時から仲良くさせてもらってる縁もあり、何かそういうプロモーションで応援したいなと思っています。
そういう企画から興味を持つ人も増えそうですね。
前澤さんも以前Twitterで「漫画で日本を元気にしよう」っていう企画をやったんですよ。けどあれは前澤さんのレベルだったらもっと上手に使えたのに、なんかもったいないなって思うんです。
でも漫画を通して色んなチャレンジをしてみようと思うきっかけを作ってくださったので、僕からしたらありがたかったですね。
では最後になりますが、ななプレスの読者に対して、今後の天草ヤスヲのここに注目してほしいというメッセージをお願いします。
僕はどんどん裏方になっていこうと思ってるんで、あんまり見なくなったのに僕が関わってる仕事が結構あるんだなってとこに注目してもらえたら嬉しいです(笑)
これからは黒幕化ですね(笑)
そうですね。後輩にも頑張ってほしいし、プロデューサー的な立ち位置に行きたいなって思ってます。
実際今も名前は出してないけど、集客目的でホールの設定の組み方とかやってるんです。
もうすでに動き出してるんですね。
そんな風に名前は出ないけどやってる仕事もあるので、「天草ヤスヲ」というタレントみたいなものは徐々に卒業していこうかなと思います。漫画は定期的に描いていきたいですけどね。
実はこのインタビューを受けることになった時、有名演者さんとかを取り上げた今までの内容と比べて「僕のインタビューってどうなんだろう?」って不安だったんですよね(笑)
面白い内容のインタビューになりましたよ。
色んなことやってますけど、僕はスペシャリストになれなかったんで、サッカーで言ったら長谷部みたいなオールラウンダーでいこうって思ってます。
でも長谷部とかオールラウンダーって、やっぱりめちゃめちゃ能力高くなくちゃできないじゃないですか。だからそのためにも努力しなきゃいけないなって。
だからできなかった演者やタレントは枠から外していかないとって感じです。やれる人は尊敬してます。ものすごいなって。
演者の部分は演者さんたちに任せてですね。
そうですね、やっぱり餅は餅屋じゃないですか。やらせてもらってよかった経験はたくさんありますが、しんのすけさんみたいにあの年齢であれだけパチスロ楽しく、アツくっていうのは僕にはできないです。
僕は完全確率をベースにしちゃったんで、アローを本気でやれないんです。でもしんさんに「ああいう演出面白いですよね」って言ったら「は?本気だけど」って言われて「口が滑ってすみません」って感じだったんです(笑)
めっちゃ気まずい(笑)
でもこれこそがプレイヤーとしてのエンタメなんだなって思いました。プロレスな訳じゃないですか。八百長とかじゃなくって最高のエンターテイメントを作るみたいな。ガチっていうのは総合格闘技に近い感じなんだなと。
僕総合格闘技もプロレスも好きだし、両方違うんだけど、やっぱり総合格闘家がプロレスかじろうとすると難しいんで大体失敗するじゃないですか。だから自分もプロレスはできないんだなって気づきました(笑)
ではオールラウンダーなところにこれから注目ですね。
そうですね。30代の時に何ができるか探したので、40代はやれないことは削っていって、やれることに力を注いでいこうかなって思ってます。
ありがとうございました!インタビュー最終回でした。
どこまでもアツい男、ヤッさんに取材終了時間ギリギリまで語り尽くしていただきました。
今後は裏方に転向していくそうですが、パチスロ・漫画界のために走り続けてくれることでしょう。新たな取り組みも楽しみにしたいと思います。
以上、「エキスパート」天草 ヤスヲ編でした!
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