天草ヤスヲの来店取材のススメ!設定確保のために奮闘する日々をアツく語る (3/3)
需要と供給の間で「意見を言える存在でいたい」
信頼がお金を生みます!大手パチンコ店からお仕事をいただくようになって何か変化はありましたか?
定期的にお仕事をいただけたことによって、色んなホールで「あの店が使ってるならうちもお願いします」って好転していきましたね。
その時はまだ設定のことを言える状況ではなかったんですけど、その店では玉は出してくれてたので、上手くイメージが合って、その後別のパチンコ店であって、それから山本さんに出会ってみたいな感じです。
どんどん繋がっていきますね。
その後また別のお店の有名店長さん(※)が山本さんの送別会にいらしてたんですけど、その店って絆かまどマギが絶対に全6やるので、めちゃめちゃ並ぶんです。1週間前から徹夜並びできるんですよ。
当時、等価でやる店なんてなかったので、髭原人さんとかも前日から「並んでますよ!」ってやってたんですけど、店長さんが「ヤッさん来てよ」って言ってくれたんです。でちゃう!さん以外で呼ばれたのは僕が初めてでした。
その時も300人くらい並んでて絆全6、ゲッター全6、バラエティー1/3が456みたいな感じでめちゃめちゃ出してくださったんです。
※「天草ヤスヲのブッコミ回胴記」に登場したこともある店長さんです
激アツですね(笑)
その日もお客さんがたくさん来てくれて、40~50人くらい似顔絵描きました。20時過ぎまでやって、最後に事務所へ「すみません。本当は閉店までやりたかったんですけど、明日栃木なのでそろそろ移動します。ありがとうございました」って挨拶しに行ったんです。それを稲垣さんがめちゃめちゃ感動してくれたんですよ。
それで店長友達にも「絶対に天草を使った方が良いよ。期待に応えてくれるし、設定を使ったら設定状況もツイートしてくれるから」って言ってくれて。
そういうので信用に繋がっていって「天草ヤスヲが来るなら設定を使ってあげないと申し訳ないよね」ってなっていきました。
ヤッさんの働きぶりが評価されたんですね。
そうですね。当時僕は代理店も挟んでなかったから、他の媒体さんの4分の1くらいの金額だったんです。そしたら店長さんが「安過ぎますよ!集客力があるんだから金額を上げましょうよ」って言われたので、「それなら設定6を1本増やしてください。そしたらユーザーさんも嬉しいし、お店が盛り上がって俺も嬉しいので」って言ってたんですよ。
そしたら「わかりました!全6、1本増やします」みたいなこともありました(笑)
太っ腹ですね(笑)
男気に応えてくれるホールさんが多かったので、それによってでき上がってきたのが今っていう感じですね。
公約ありきとかではなくて、やってきた積み重ねの結果が表れてるんですね。
そうですね。それこそ「スロパチ、オフミー、必勝本、スタレポ」とあって、どちらかというと「ちゅんげーリサーチ」は後発なんですけど、そこの信用をベースにまずやりましょうというところから始めました。評価基準はしっかりとあるんだけど、公約として表には言わない感じにしてます。
実は僕スタレポに感動したからちゅんげーリサーチを作ったんですよ。
え!そうなんですか?
そうなんです。スタレポ取材が都内で入った時にものすごい並びで、あの時って都内イチ並んでたんですよね。どうしてだろうって分析した時に、こういうことをやってるんだって知って、僕はあんまり明確に約束事とかを決めてなかったので、「これぐらいちゃんとわかって狙えるってしてあげた方がユーザーさんも狙いやすいよな」って思いました。
そこから自分みたいにデータを分析してやってる人が少なかったので、「じゃあ、ある程度指針のあるものを作ろう!」と思ったんです。
そういうきっかけがあったんですね。
ずっと某グループに来店で入ってたんですが、スタレポさんが進出してきた時に、どんどんスタレポさんに入れ替わっていたったんですよね。そこのグループの秋葉原店だけは最初50人くらいの並びを1000人まで増やしたこともあって、僕の中では絶対に譲れない場所だったんです。
でもそれもスタレポさんに取られた時に、「これはもう、そういう取材を作らないとこれから先、自分の理念も勝てなくなる」って思いました。
でも僕、スタレポさんのこと嫌いとかは全くなくて、むしろすごく尊敬してるというか、あの時にあれだけ細かく基準値とか作ってやられてたのを見て、すごいなと思いました。
来店といえば、Twitterで150台以下のホールに無料来店で協力したいと書かれてましたね。
それは結構昔からやってて、大型店の仕事が増えた時に、僕は中小のホールさんに育ててもらったので潰れてほしくないっていうのがあったんです。それで「20スロ150台以下のホールであれば無料で全国どこでも来店します」っていうのをやってました。
コロナがあったりちょっと忙しい期間があって募集かけれなかったんですけど、コロナ後も1回やりました。ただ、コロナ後は会いに来てくださいって言うのはすごく難しくなりましたね。
そこは以前と変わりましたよね。
ちょっと二の足を踏んでたんですが、今回書かせていただいたのはそろそろGoToトラベルもあるって時だったし、僕が百鬼夜行とかに無料で行ったり、そういう活動をやってたから好きだってファンもいるんです。
熊本で震災があってから毎年うちいくTVのないお君と無料で招待するイベントをやってるんですけど、それはこの業界ってファンに還元しないなっていうのがあって、やっぱり自分が損してでも還元するべきだと思ったし、やりたいなっていうのがあって始めたんです。
やらないとなんかカッコ悪いなって。「昔カッコいいこと言ってたけど年取って金もらうとそうだよね」とかは嫌だったので、今は来店を減らして、そういうものに時間を使いたいなと思ってます。
アツいですね!
こういうのを喋らせられるから逃げれなくなるのよ(笑)。「あれ?あの人こう言ってたのにな」って言われるの嫌だから。
だからインタビューも受けたくなかったんですよね(笑)
他のインタビューやTwitterを拝見しても、本当に現場に近いというか、ユーザー寄りな感じはすごくしました。
そうですね。それこそユーザーさんとホールさんの間で、どっちの気持ちも理解しつつ、需要と供給のバランスの真ん中ぐらいにいたいです。
ユーザーさんが過剰に求めることに関しては「それは求めすぎだよ」とか、ホールさんには「そういうことやってたらお客さん来ないよ」ということを言える存在でいたいなと思ってます。
そういう存在はいなかったので、ちょうどそこにすぽっとハマった感じですね。
「エキスパート」天草ヤスヲ編 第3回でした!
今回のインタビュー内容で映画が作れるんじゃないというくらいアツいドラマがありましたね。
無料で来店したり、イベントを企画したり、なかなかマネできないことだからこそ、その気持ちに賛同してくれる人も多かったのだと思います。
次回は最終回!漫画やおススメの本など最後までたくさん語っていただきます。
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