【フラグコピー】2001年頃に巷を騒がせたあの事件についてざっくり解説

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チワッスあしのです。

 

パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は2001年頃に巷を賑わせた「フラグコピー」について。当時から打ってる人はもうどんどん減ってきてると思いますので、改めてどんな話だったのかを確認していきましょう。いざ!

 

 

具体的な手法は避けて説明します。

 

業界豆知識 画像1

 

パチスロはレバーを叩いた瞬間に、内部で乱数を取得してます。取得した乱数はメモリ内に格納され、次にその乱数を元に様々な処理がなされています。レバーの奥にはレバーセンサーという筒状の部品がついてて、レバーを押し下げた時にそれが反応し「いまレバオンされた」と判断するわけですが、ここが誤作動を起こした場合どうなるか。

 

これに関してはフェールセーフの処理になります。単純にエラー画面に移行する、あるいは無効ゲームとしてもう一度叩かせる……とかやり方は色々あるかと思います。が、2000年頃の一部パチスロ機では、誤作動が起きた場合に乱数取得の工程をすっ飛ばして先にすすめる、という形になってしまっていました。メモリ内には当然前のゲームの乱数が格納されたままなので、次のゲームでも「全く同じフラグが成立」することになります。要するに、これは事前の洗い出しが難しい論理エラーだったんですね。

 

実際にこの現象が起きると「前のゲームのフラグをコピーしてる」ように見えちゃうため、存在が明るみに出たあとは「フラグコピー」という呼び方が自然発生的に誕生。現在でもそう呼ばれています。そして一番の問題は、その「誤作動」を割と高確率で起こすことができる「特定の打法」というのが存在した、という部分です。もちろん現在は対策されており実行不可なんですが、一応やり方は伏せておきます。でも、その方法というのはバカバカしいほど簡単でした。

 

 

ユーザー視点の経緯をざっくり。

 

業界豆知識 画像2

 

「フラグコピー打法」が一般に知られたのは2001年の7月頃のネットニュースだと思います。もしかしたらもっと早くにどこかの新聞が取り上げたのかもしれませんが、筆者が覚えている限りではこれが最初に全国に報道された例でした。報道内では実際にフラグコピーを試したお客さんが「普通の倍でた」というコメントを残していたため、後述する、ある誤解を生むことになります。

 

実はフラグコピーに関して、ネット上では前年末くらいから検証が行われており、そこでは(隣の客の)アゴが外れるくらいびっくりする打法、という意味で「アゴ外し打法」と呼ばれていました。最初は機種のスレッドで何人かが騒いでるぐらいだったのですが、ネタ扱いして誰も信じず。実際に試した人が「これは……!」となり、そういう人がもっとマイナーな掲示板に潜って手法を作り上げた感じです。

 

筆者は「アゴ外し」の存在自体は割と早くから知っていました。報道を見た時「ああついにニュースになったか」と思ったので、それよりは確実に早かったです。が、多くの人と同じくその効果に関しては懐疑的であり、試そうとも思ってなかったので祭りには参加せず。またニュースになったその日にはもうシマは閉鎖されていたので、おそらくは一連の事件に関して大多数を占める「知ってたのにやらなかった」派であります。

 

ただ、試してた人というのは実際におり、しかも地下に潜って目立たないようにしてたゆえ、両者の温度感にはかなり差があると思われます。知り合いのプロの人に当時の体験などを聞くとやはり半年ほどは使ってたみたいなので、いわゆる「初期組」と「ニュースの直前だけ試した組」「知ってたけど使わなかった組」で、期間的には大きな乖離があるようです。

 

さてニュースの話に戻ります。実際に試したユーザーのコメントである「普通の倍でた」ですが、これは同時期に命名された「フラグコピー」という単語との化学反応により、ある誤解を生みましたように思います。それは「コピー出来るのは1回」というもの。実際、当時は詳しい仕組みが(検証してた組以外は)わからなかった事もありしょうがない事なのですが、当然「メモリ内の数字が変わらない限り、何回でもコピー」できますし、また、コピーするフラグの種類も問いません。

 

15枚役のあるATなら、通常ゲームで1回でも15枚役が揃えば、あとはずっとそれを同じ色・同じ押し順で狙えばメダルが増えていきます。洒落にならないのがリプ連でAT突入する仕組みだった機種やAR中のボーナスストックがずっと貯められる機種なのですが、「普通の倍でた」という斜め上のコメントにより「なるほど、AT抽選を2回うける事ができるんやな!」と誤解した人が多数いた模様です。

 

 

業界豆知識 画像3アゴ外し打法、というネーミングセンスはなかなか秀逸

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