ガリぞうが1台目を見切り、2台目を打ち込んだ「見極めのライン」とは？【収支日記#86：2021年10月19日(火)～10月25日(月)】 (3/3)

10月25日：得手・不得手

 

誰にでも得意・不得意があります。例えば野球選手でも、沢村賞と三冠王を両方取るのは無理でしょう。同じ料理人でも、和食が得意な方もいれば中華・洋食専門の方もいるでしょう。

 

パチスロで勝つ為のスキルにおいてはどうでしょうか。ノーマル・AT機を問わず詳しく、設定狙い・期待値狙いの両方に長け、技術介入系の目押しも大得意で、人脈が広く情報入手も上手で、店との付き合い方も完璧という万能タイプな人を私は1人も知りません。

 

例えば北海道は4号機時代からハナハナよりもジャグラーの設置が多く、必然とジャグの知識や立ち回りばかりが育ち、ハナ系は打つ機会が少ないので勉強や実戦経験をしにくい環境にあります。例えば我が家はかかあ天下により嫁が収入の荒波を嫌うので、穏やかな収支グラフになりやすいノーマルタイプを打つ機会が増え、よほどの自信がない限りAT機は触らなくなりました。例えば私の性格上、人との闘いが苦手なので、ライバルの少ない店で数少ない高設定を掘り当てるスキルは磨かれましたが、混雑店での立ち回りはライトユーザーさんに毛が生えた程度でしかできません。

 

パチスロ生活者は誰だって得意・不得意があり、できる限り得意なステージで戦うようにしています。今回もそんな内容だった収録実戦記です。

 

今日は大阪府でカメラ無しのW来店実戦です。一緒に来店される相棒は、大阪のコスプレイヤー「くうか(Twitter:@velvet_kuka)」さん。

若くて可愛い女性なのに、しのけんさんと私を懇意に思ってくれているという少し変わった女の子です。

 

来店案件なので第一の目的は集客ですが、パチスロの勝ち方を伝えられる仕事だけをやっていたい私的には、この現場でも何かしら勝つ為の道筋を示したいところ。となれば高設定稼働は必須な訳で。まずはツモれるよう努めます。

 

調べたところ、前回の特日は新台で入ったばかりのファンキージャグラー2の左半分が強かったようで。ならば今日は同じくファンキー2の右半分から入りつつ、店全体の状況を把握して臨機応変に判断していき、その姿を見せる事で「勝ち方の発信」としていきます。

 

入場抽選は80人中、2番。カメラがないと強いようです。

 

朝10時、入店。真っ直ぐファンキー2のシマに向かい、右半分の1台をゲットです。

 

 

※*印はチェリー重複、#はレアチェリー重複の意。

 

1400G・BIG=4・REG=7と好調のまま食事休憩へ。この食事休憩の前後で店全体を見てみると、どうやらこちらの店舗は特日に数台並べて高設定を扱うように見受けられます。それが故に前回のファンキー2も左半分が強かったのでしょうか。今日も、まどか前後編を初め各所に固めて出ている所が散見されます。ならば私は自分の台だけじゃなくファンキー2の右半分のデータも視野に入れながら打たねばなりません。

 

 

 

引けていなかったBIGが追い付いてきましたが、ここからハマり始めて710Gまでもっていかれました。この時点で私の周囲を見回すと、少なくとも並べて入れていると言えるほどには見えません。ここで再び席を立ち、各シマを徘徊。すると、バラエティの5号機ハナビが別積みで、その隣のドン2もドル箱を積んでいます。

 

しかも、このドン2はロゴ花火も出たようで。ならばと私はドン2のさらに隣にある、未だほぼ朝イチ状態で空いているサンダーVライトニングへ飛び込んでみる事に。少なくともファンキー2よりは並びで使っている立証ができる可能性の高い機種ですし、ノーマルタイプは得意機種なので押し引きの判断もミスしにくいハズ。何かしらの高設定挙動に期待しつつ打ってみます。

 

 

 

 

※ボーナス後の数字はライジンゾーン継続ゲーム数。

 

 

打ち始めて30分ほどで特大設定差のBIG中ハズレが降臨。やはりこのバラエティの一角が「並びで使っている場所」だったようです。

 

 

 

 

時間切れにより実戦終了。出玉を流すと834枚。投資はファンキー2に4K(200枚)のみだったので浮いています。半日稼働ながら弱日当+高設定稼働という満足できる1日でした。

 

移動した時点で残り1時間だったのでサンダーVライトニングはあまり回せませんでしたが、それでも私の役目は果たせたんじゃないかと思われます。今後も自身の得意な路線を見てもらい、皆様の参考にしてもらえるよう努めていきます。

 

 

 

 

以上です。得手・不得手の話は一般社会にも言える事なのかもしれません。その分野によって特技を伸ばすか苦手を克服すべきかは分かれると思いますが、個人的にはモチベーション維持の為にも取り得を伸ばす事への注力が正解のように感じます。得意な事をやれるだけやってみて、満足できた頃の暇潰しで苦手の克服に挑戦くらいのスタンスが気楽かなぁと思っています。