助六がフリー転身の理由を語る!パチマガとの現在の関係性についても聞いてみた (3/3)
フリーになった裏側の話
今一番聞きたいことを聞いてみますここからは、21年5月からフリーになった経緯について伺っていきます。
個人的ニュースでもフリーの件を挙げていただきましたが、このきっかけを教えてください。
まず、パチマガに所属したままだと、どうしてもやれる仕事に制限が出てくるんですよ。
やりたい仕事の1つにYouTubeの番組に出たりといった、パチマガ以外の仕事を受けたいと思っていたんです。でも、会社として受けると色々と折り合いがつかなくて断っていた仕事もあったくらいなんですよ。
元々パチマガでは正社員だったんですけど、やはりサラリーマンですしできない仕事が結構あって、そこもやりたいことととぶつかってしまうなと思っていたんですよね。例えば「自身のYouTubeチャンネルでホール実戦してはいけない」ってルールもあったんですよ。
それは「実戦はDVDでやるから」ということですか?
そういう感じですね。だから、理屈もわかるといえばわかるんですけど、それだと自分のやりたいこととしては厳しいなと思い「辞めよう」と思いました。
そうしたら偶然、山ちゃんボンバーも同じようなこと考えていたんですよ。
同時期にフリーの発表をされていましたね。
やっぱり雑誌がなくなったのは大きいですね。今のままだと仕事も減るだろうし、だからこそ自分の力を試す時だということで会社に独立を申し出たんです。
でも、これまでマガはその辺で結構、社とライターの間で揉めがちだった経緯も見てきたので、ここは正直不安なところも少なからずありました。
そうしたら、マガの編集部の人たちが会社に交渉してくれたんです。
そこで何とかスムーズにいくように話をしてくれたみたいで、「フリー」という形で関係を保ちながら、もちろんYouTubeもやっていいとなったわけです。
編集部の方たちの交渉があったから、お名前も変わらずフリーになれたんですね。
そうですね。もしこれまで通りだったら、名前を捨てて自分で何か始めていたと思います。
これまでの方は名前を変えて独立されてましたよね。
そうなんですよ。
今回はこれまでの方と経緯が違うということなんですね。
フリーになったとお聞きしていましたが、今回のインタビューにも付き添いとしてマガジンのスタッフさんが来られていたので不思議に思っていました。
これは「フリーではあるけどベースはマガジン」ということなんですか?
まあ、マガが一次代理店みたいな感じです(笑)
名前を使える代わりに代理店を挟んでいるような。
では、これまで会社がしていた仕事の取捨選択権は助六さんが持っているんですか?
そうですね。ただ、自分が思ってたよりも意外と会社がグイグイきてるんで、本当はどれくらい自由が利くかがまだわからないんですけど(笑)
あははは(笑)
だから、実はやりたいことまだ半分くらいしかできてないんです。
一人暮らししたつもりだけど、親も隣に引っ越してきたみたいなことですね(笑)
そうそうそう!親が結構間に入ってきちゃうから、まだアルバイトもやらせてくれないみたいな。今はそんな感じですね。
初めての一人暮らしは大概理想通りにいかないことが多いですねでは、立場的には「半フリー」みたいな感じですね。
そうですね。だから、これまで見てくださってる方にとっては今までとほとんど変わらないですね。
でも、他媒体にも出るようになって、特に「ガイドのDVDに出た」というのは歴史が動いたといってもいいくらいですね。
テンションのアガった話でも「フリーになってもお仕事をいただけている」ということで、出だしは順調そうに見えますね。
ありがたいことに思った以上にお仕事をいただけているなと感じてますね。
何より、ガイドに出られたことは大げさですけど「歴史が変わったな」って思いましたね。
昔のマガとガイドを知ってる人間からすれば、自分がガイドに出るなんて絶対あり得なかったので、こういうことができたことは相当デカイですね。
「助六」って名前でガイドに出るということが、10~15年前ではあり得ないことでしたね。
あとは、これまでの辞めちゃったチェロさん(貴方野チェロス)とかと一緒にガイドでやれたっていうのが嬉しかったですね。
これからもどんどん他媒体に活躍の場を広げていく予定ですか?
いきたいですね。いきたいですけど、そこはまだちょっと色々事情もあるので(笑)
やっぱり色々ありますよね(笑)
だから、もしかしたら最終的には助六っていう名前も捨てなきゃいけないかもっていうのは若干考えています(笑)
ただ、できればそれはしたくないんですよね。
「出ていくだけじゃなくて、こういう残り方もあるよ」という成功例の1つになれればということですね。
僕自身、パチマガを応援してきてくれた人たちに育ててもらったわけですし、そういう方たちへの恩返しもしていきながら、自分のやりたいこともしっかりやって、より成長していきたいと思っています。
完全な自由を求める旅はもう少し続きそうです「エキスパート」助六編 第1回でした!
ライターになったきっかけから、フリーになった裏側までお聞きすることができました!新しいフリーの形がどうなっていくか注目ですね!
次回は助六さんが始めたYouTubeチャンネルや好きなライターについてお伺いしていきます!
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