トニーはスロマガを一度クビになった？攻略軍団としての歩みやネギ坊・レビンへの想いを語る (3/3)

どの仕事もキツかった…

編集部員とパチスロライター、どちらも大変みたいです

印象に残った仕事を4つ書いていただきました。まず1つめが「ディスクアップの強制エイリやんを出す仕事」ですね。

これは記事の企画でやりました。ART中にボーナスが成立したら、残り有利区間が切れるギリギリのところまでボーナスをハズして1枚掛けで回して、最後にボーナスを揃えてエイリやんを出すんです。

なかなか大変そうですね。

ちゃんとG数を把握しないといけないし、ボーナスを揃える時にレバーオンで「ジャ～ン」って鳴るんですけど、わざとハズすからずっと鳴り続けるんですよ。店員も「何やってんの？」みたいな感じになるし(笑)。視線がすごい痛い中で2時間くらいやりましたね。

隣の方から「揃えましょうか？」みたいなことを言われたりしなかったですか？

その時はなかったですけど、ボーナス成立後どうスベるかというのを確認してる時に、隣の人から「押しましょうか？」って言われたことはありますね(笑)

見てられなかったんでしょうね(笑)

ちなみにその1枚掛けをしている時は、投資額も結構かさむんですか？

意外とコイン持ちが良かったんで、追加投資1万円とかはなかったです。

でもあまりおススメはしないですか？

絶対やらない方がいいです(笑)。損します。ただディスクアップも1月までですからね。

見ずに終わるくらいなら、という方もいらっしゃいそうですね。

そういう方は低貸しとかでやってもいいかもしれないです。出た時はやっぱり興奮しますよ(笑)

ずっと「ジャ～ン」が聞こえたら、エイリやんを出そうとしてるんだなと見守ってあげてください

ただ実質50Gくらいでいなくなるんですよね？

すぐいなくなります。獲得枚数もすごいショボショボで200枚くらいですね。

他には「モエるまりんバトる」でプラムハズシのデータ取りを挙げられてました。

それもBIG中にプラムをハズしてポイントをゲットして、最終的にRT連をブチかますんですけど、ボーナス中にハズすからコインがどんどん減っていくので追加投資しなきゃいけないんですよ(笑)。結局ボーナス1回で2時間くらい消化してましたね。

最終的にはそれが閉店まで続いてマクったんですけど、BIG中は「何やってんだ？」みたいになってキツかったです。

視線が痛いですね(笑)

さっきも言いましたけど仕事が月に1～2回しかなかったので、来た仕事は断らない体質が出来上がってるんですよね(笑)。だから例えばレビンさんとかが断る仕事も「じゃあやります！」って受けちゃうんです。

データ取りでいうと他に4号機秘宝伝も書かれてましたね。

それは1000G間の成立役と演出のデータを全部取るんですけど、大学ノートを持って行って朝イチから「1G目ハズレ、第1停止アグリー通過」とかメモしていって夜までかかったんです。

当時は小役カウンターを使ってる人もいないし、メモ帳なんてもってのほかだったので、店員さんに「何やってんの？」って言われて「仕事でデータ取りしてるんですよ」って説明したり。精神的にキツかったですね。

今もデータ取りはやられてるんですか？

一応新台は行きますよ。でも雑誌だった頃と比べると、そういうネタ的なものもないですし、そこまで回数は多くないです。どちらかというと初日に動画撮影をすることが多いですね。

その時代ならではの苦労ですね。むしろ今新人さんが入ってきたときに「お前らはやってないんだな」みたいな感情になることはあるんですか？(笑)

あるかもしれないですね。データが取れなかった時に「ダメだな～。それはな～」とか言っちゃいそうです(笑)

そして4つめが真冬の関ヶ原でパチンコを打ったときだそうですね。

それはJANBARIさんの企画で、助六さんとパチンコ・パチスロのチーム対決をやったんですけど、負けたら冬の関ヶ原で武将の格好をしてパチンコ打つんですよ。雪山で打つことなんてないのですごい印象に残ってます。

わざわざ雪山に台を持って行ったんですか？

そうです。慶次のパチンコだった気がしますね。足袋を履いていたので浸水してすごい寒かった覚えがあります(笑)

動画でも「もう二度とやりたくない」と仰ってました

他にもカートで走る企画もありましたよね？

※「パチスロサイボーグ009 超加速バトル」：ゴーカートでどのチームが一番最初に999周走り切れるかを競う企画。仲間が「サイボーグ009」のATでG数を上乗せすればその分周回数が減らされるルールだった

あ～！やってましたね。あれはレース会場を貸し切ってやったんですけど、今はそういう企画もなかなかないですよね。

トニーさんはMC&解説をされてました

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「エキスパート」トニー編　第1回でした！

PCが使えなかったり、新幹線を乗り間違えてしまったりと驚きのポンコツエピソードを語ったトニーさん。それでもスロマガへの熱意が実を結び軍団入り、今ではスロマガに欠かせない存在となりましたね。

次回は、そんなトニーさんにレーダーチャートを使った自己分析をお願いしたり、ターニングポイントなどを伺っていきます！