ガリぞうが生誕から18歳までの「青春時代」を振り返る【収支日記#61：2021年5月25日(火)～5月31日(月)】 (2/3)

5月29日：ハマリとの接し方

 

皆様は高設定での深いハマリをつらく感じるでしょうか。そりゃそうでしょう、当たり前ですよね。私だってしんどいです。パチスロで勝つ為の最適解は、高設定を取りこぼしのない打ち筋で1ゲームでも多く回す事。高設定を回す1ゲーム1ゲームがプラス期待値につながります。つまり、高設定にさえたどりつけてしまえば、後は出ようがハマろうが関係なく、「回す事」のみが稼ぎの礎になります。そんな事は誰もが理解しています。それでもツラい厳しいと感じるのがハマリです。「ここまで出ないなら設定6じゃなく4,5なんじゃないか？」「さすがに今日はいくら回しても出る気がしない。」ハマればハマるほどヤメる理由を考え始めるのは私だって同じです。今回は、そんなハマリに立ち向かう為の心構え的な実戦記です。

 

稼働のみの生活も今日で一旦終えて、明日からは出張中の原稿の書き溜めに時間を割く予定です。そんな最終稼働日ながら強い狙いは見当たらなかったので、店調査をしながら肩慣らし程度で終わっても仕方ないつもりで家を出ます。

 

1軒目はホールに入るやいなやジャグラーを打っている若者が私を見て驚き、どこかへ走って行きました。特に珍しい話じゃなく、きっと顔バレして誰かを呼びに行ったのだろうと思われます。どうしても覗いておきたい店でもなかったので、踵を返していそいそと退店。次のお店へ向かいます。

 

2軒目到着はお昼過ぎ。おそらく今日は店内に数台の高設定が存在するハズですが、ピンポイントで狙いにくいのが残念なトコロ。ただ、リセ状況は簡易的で、設定を動かす台のみ変更されるので、変更確認が取れる機種なら多少は狙いやすくなります。

 

まずは吉宗の前日380Gヤメを打ち、天井BIGから差枚数プラマイゼロでバジリスク3のリセ狙いへ。とは言ってもバラエティコーナーですし据え置きだろうと思いきや、意外にも一発で中段リプレイが揃いました。こ、これは……？前日のグラフを確認すると、あまり回されていないままちょいマイナスで終わっている模様。通常時でもRT状態が移行すれば中段にリプレイが揃う事もありますし、バラエティコーナーの設定値を動かす意味にも疑問が残ります。しかし、A店の設定変更挙動には確実に意味があるので、これはどうしても気になります。どの道リセ狙いで打ち始めていますし、とりあえずは1回目のチャンスゾーン(cz)まで追ってみる事に。

 

 

※BC後の数字はテンパイボイスの種類。1=デフォ、2=高設定示唆(弱)、3=高設定示唆(強)。

 

1周期目でczにあっさり当選。やはり中段リプレイは偶然じゃなく設定変更だったのでしょうか。だとしたら設定変更挙動に意味があり、当たり台にたどりつけさえすれば設定6まで見えるA店では期待大です。

 

 

 

さらに軽いゲーム数で次々とczが当たります。周期で言えば、ほぼ毎回1周～3周と思われます。cz中がやれずに出玉にはなりませんが。

 

 

 

3発のバジリスクチャンス(BC)と、そこから始まった2発のBTで出玉は1箱半にまで伸びました。相変わらずczの周期が全くハマらず、そろそろ設定6と信じても良さそうな頃合いです。

 

 

 

さらに出玉は伸び、2箱カチ盛りに到達。弱チェが弱かったり確定演出も出ないので不安は残りますが、挙動は間違いない所まできているのでこのまま回し続けます。

 

 

 

突如、深いストレートczハマリをくらい、出玉も下皿カチ盛りがペロリとのまれてしまいました。一瞬だけ勝ち逃げしたい欲が浮かびましたが、ここまでの軽すぎる周期からヤメたい気持ちを抑えこんでの続行です。高設定稼働時の最たる天敵は「勝っている内にヤメたい」という己の中の誘惑ですから。

 

 

 

最後に再び「cz中やれない病」が発動して特大ハマリをくらい、1箱半もの出玉がのまれてしまいました。22時半にBTが終了して即ヤメ。

 

最後まで弱チェは1/77と微妙でしたが、A店で前日死亡台の変更挙動に加え鬼のように軽い周期だったのだから、状況的に高設定だったと思っておきます。何よりも「いくらハマろうがのまれようが高設定だと思ったら閉店まで」を貫けた現場感が、きっと翌月からの演者業にも活かせるハズ。こうして日々の稼働で自信を培う事が、自己肯定感の低い私でも演者業を続けられている理由の1つです。