ポロリ流常勝理論は「ホールの意図を読むこと」?立ち回りの秘訣について聞いてみた (3/3)
リアルな常勝理論を聞いてみた
ガチの常勝理論をお聞きしましたパチスロの勝ち方「常勝理論」をお伺いしたところ「ホールの意図を読む」ということですね。
これは昔から変わらないですか?
※ちなみに「パチスロ常勝理論!」内で実戦前に必ず読み上げられる常勝3か条は
1.台の知識をしっかりと持つ
2.無駄な投資をしない
3.過度な夢、妄想は抱かない
変わらないですね。元々駆け引きが好きなところがあって、少し古臭い考えで立ち回っていることが多いと思います。
ちなみに、個人的な話なんですけど、このインタビュー前日にプライベートで7万円吹っ飛ばしてきまして…
それはかなり吹っ飛ばしてきましたね!
そこで、改めて本気で勉強し直そうと思い、この本を読み始めたんです。
パチスロで副収入100万円アップの立ち回り術 著:仲田浩二(ポロリ) 2011年8月出版わははははは!(笑)
懐かしい本を持ってくるな~!
10年前の本なので、なかなかの年代物ですよね。
ただ、大負けした直後にこの本を読んでみると「REG確率の良いジャグラーのみを打ち続ける」など今でも使える話が多かったことに驚きました。
たしか、5号機が出始めたタイミングだと思います。
5号機になった直後で「出版のタイミングが良くないな」と思っていた記憶が残っていますね。
エヴァ初代や猪木など懐かしい機種ばかりでした。
自分はどちらかと言えば考え方も教えたいんですよ。
そこがご自身が名乗られている「パチスロインストラクター」の部分ですね。
だから、教える内容も「この台を打て」というのはあまり好きじゃないんです。例えるなら「お腹が空いた人に魚をあげるのは好きじゃない」という感じですね。
「目の前にジャグラーの高設定があるので、これを打ちましょう」というのはその人に「魚をあげている」だけなんですよ。そうすると、たしかにその場はお腹が満たされて幸せになるんですけど、根本の解決にはなってないんです。
本当は「魚の獲り方」を教えなきゃいけないと思いますね。獲り方を覚えれば、その人は俺がいなくなっても毎日魚を獲れるじゃないですか。
自分で魚を獲り続けるようにならないと生きていけないですからね。
その違いも踏まえて、自分は「魚の獲り方を教えるインストラクター」になりたいんです。
この本も書いてる内容は古いんだけど、言ってることに関しては今でも通じる内容だと思います。
そうなんです。「パチスロは7万円も追いかけるものじゃないんだな」と普通に反省しながら読めてしまいました(笑)
あはははは(笑)
そういうときは「パチスロ以外の趣味を持った方が良い」ということも書いていたと思います。
たしかに書いてました。
7万円飛ばした後に読むとスルスルと内容が入ってきますパチスロだけやっていると了見が狭くなって選択肢が狭くなっていくんですよ。
負けが濃厚なのに勝負しにいってもあまり良いことがないから、他にもっと楽しいことがある状態でやる方がほどよくパチスロで勝てるようになると思いますね。
パチスロだけじゃない「人生の立ち回り」が出来たら良いなという考え方です。
視野を広く持つ必要がありますね。
「パチスロで勝つことによって人生が豊かになる」がベストだと思います。
ただ、「パチスロに負ける=人生が豊かではない」ことではなく、パチスロで負けても打つことでストレスの発散ができていればトータルでその人の人生ではプラスだと思うんですよ。
だから、要は付き合い方次第というのを伝えたい本でしたね。
本当にこの本は勉強になります!
まさか令和のこの時代に出てくるとは思わなくて、ちょっとビビリました(笑)
ちなみに、ホールのクセでいうなら大雑把に「設定を見つけてほしいパターン」と「見つけてほしくないパターン」の2通りあるんですよ。
それはどういうことでしょうか?
例えば、5号機全盛期なら絆はヒネったところに設定を入れられることが多かったんです。毎回同じ人に取られないように前日のヘコミ台にあえて入れなかったりと変則的に入れて掴みにくくしていましたね。
逆にアイジャグは「入れてるよ」ということを明確にアピールしたいケースが多かったので、カドとか割とわかりやすいところに入れてたりするので、「その日、ホールが自分たちを勝たせたいのかor勝たせたくないのか」という意図を読むところから自分の台選びは始まるんですよ。
そういう理論で考えたときに先ほど「びんびんは適当に打っているのに勝てる」という話が出たじゃないですか。これは何故かわかりますか?
それが「ホールの意図」ですか?
そうなんです。「ホールの意図が100%読めているから」なんです。
番組でいつも打っているホールの店長がすごく収録に協力的で、僕らに「勝って帰りなさい」とずーっと思ってくれる人なんですよ。その意図を前提に台を選べるから、ホールの意図を読むことに関しては100%できているんですよ。
あ~、なるほど!
常勝理論で行くホールの場合は「来店の看板がどれくらい大きいか」などを見て、収録に対してどれくらいウェルカムなのかを感じ取ります。
その収録実戦を呼んだのが運営本部主導か、そのホール店長主導なのかでホールの熱量が変わるということですね。
そうなんですよ!それだけで入れ方は全然変わってくるんですよね。
だから、機種に関しても自分が好きな機種なのか、ワサビ君が好きな機種なのか、もしくは全然僕らに興味がなくて普段どおりの入れ方をしてくるのかという意図を汲んで台選びをスタートしていく感じですね。
だから、番組を見ても不思議な台選びをしていることがあるかもしれないですけど、そういう意図で動いています。
「エキスパート」ポロリ編 第3回でした!
3週目にしてようやくパチスロの話となりました。各ベスト3の選定にも全て明確な根拠があって、すごくポロリさんっぽいチョイスでしたね。人生の立ち回りに勝つべく、まずは趣味を持つことから始めようと思いました。ポロリさんの著書はAmazonから購入可能ですので、内容が気になった方はこの機会に是非!
次回は最終回!プロ雀士仲田浩二に麻雀のことを聞いた結果、裸になったり街録chみたいになったりしました。
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