ガリぞうの勝ち方が分かる?YouTube「ガリぞうチャンネル(仮)」の活動内容【収支日記#53:2021年3月30日(火)~4月5日(月)】 (2/3)
4月1日:書き仕事
翌日から再び2週間弱の出張が始まる為、ひたすらに原稿を書き溜めした1日でした。
この業界で人前に立つ仕事をされた事のある方には理解されるハズですが、基本的に金銭的な実入りは書き物よりも演者業の方が良いです。その差は比べるまでもないほどで、個人差はありますが大体どんな方でも書き物は時給換算で演者業の1/10以下と思ってもらって構いません。それでも私は演者業よりライター業の方が色々な意味で向いているなぁと感じます。
ここでまず気にして欲しいワードは「個人差」と「時給換算」です。書き物にせよ演者業にせよ、その方のスタイルや商品価値によって時給は大きく変わります。
原稿料を私で例えるなら、初めて記名記事を寄稿した22年前は700文字で15000円でした。宝くじの専門誌で他の分野のプロが勝ち方を考えるという単発の企画でした。これは駆け出しもいいトコの新米ライターのデビュー作品としてだと当時でも相当高かった方です。
その後、安いモノであれば週1で1200文字ほど書いて1本3,000円位(アイムの設定5を2時間程度)だったりと、とかく書き物は時間給が低くなりがちです。
ホール案件は大体の方が半日ですが、中には2~3時間で終わらせる方もいますし、私のようにツモれば終日打ちきる方もいます。何れにせよ実入りは書き物の10倍以上になる場合が多いので、必然と演者業の人気が高まります。
ここで前述の気にして欲しいワード「個人差」と「時給換算」の話に戻ります。大半の演者業は半日実戦ですから、朝に行って夕方に帰ってくるので半日拘束になります。しかし私の場合、自宅が北海道なので大体の現場には始発で行っても間に合わず、前日入りを余儀なくされます。加えて当日に帰る事も難しいので翌日も潰れてしまいます。例え10倍以上を頂いたとしても1つの案件で3日潰れるとなると、どうしても「稼働に悪影響」と言わざるをえません。
その点、書き仕事は狙える店がない日等の空き時間を利用して勤しめるので、日々の稼働生活に溶け込みやすく、ストレスも溜まりません。この「収支日記」も週単位で提出するには結構な文字量ですが、空き時間だけで書いているので続けられています。
という訳で、今回は過去22年間のパチスロライター生活で「この企画は面白かった」・「やりがいがあった」という書き仕事を羅列してみます。
負けてたまるか!
※現在は休刊
長野・山梨・福島の3県で発刊されていたホール情報誌「ここでる」で書かせて頂いていた実戦記です。2005年から約1年半ほどやらせて頂きました。この情報誌に広告を入れているホールの中から毎月1軒を出版社が選んで私を投入し、その店での勝ち方を紹介していくという企画です。
今で言う動画の「プロスロ13」の実戦記ver.といったところでしょうか。この頃は私もまだ33歳ですから、「どんな店でも勝てるのに企画のタイトルが気にいらない」とイキっていた記憶があり、穴があったら入りたいくらいに恥ずかしいです。
ガリぞうのパチスロチャンネル
500円/月(税別)で2013年から3年ほど書かせて頂いた、ニコニコチャンネルの有料ブログマガジンです(現在は閉鎖)。パチ&スロ必勝本(辰巳出版)のコラム「稼働録」やキタックジャグラーランドのコラム等、ネットの有料記事は今でも書かせてもらってますが、それらは私の記事以外にも商品があります。しかし、このニコニコチャンネルは私の記事を読む以外に課金する理由がないので、とにかくプレッシャーが大きかった事を覚えています。
ただ、あくまで書き物ですから北海道で稼働しながら勤しめるので、毎日の稼働内容を週に4~5本ほど実戦記として書いていました。店バレ上等の実戦記を1本平均4000文字で週に4~5本執筆でしたから、その意気込みが伝わるかと思います。
"スロットプロへの道"講座
あまりにも恥ずかしすぎるタイトルのホームページを1999年から数年ほど自作していました。ただ、自らの商品価値を客観的に推し量るとしたら、これまでにやらせてもらってきたどんな映像作品や記名記事よりも当時のホームページが面白かったと思っています。
その理由はただ1つ、「無責任だったから」。
今の立場ではどんな情報を発信するにも責任が問われますが、ホームページを始めた頃は一切の職を持たず無責任に好きな事を言っていたので、そりゃ読んでいる方々も喜んでもらえた事と思います。アロマティックトーク#75で沖ヒカルさんが「3周読んだ」と言ってくださった理由も今なら理解できます。
>>【動画】アロマティックトークinぱちタウン#75 ※13:30辺りから
このホームページがきっかけで様々なお仕事を頂くようになりましたが、パチスロライターとしての立場が確立されるほどに好きな事を言えなくなり、自身がつまらなくなっていくジレンマは今でもあります。尚、自らの若かりし恥部を晒すようであまり教えたくはないのですが、インターネットアーカイブを使うと今でも当時のホームページの一部を閲覧できます。
以上です。
若い頃の話はイキリが目立って恥ずかしいのですが、それでも皆様に喜んでもらえたら幸いです。今は演者業に忙しくさせて頂いてますが、少しずつ北海道での生活主体で書き物重視に寄せていこうとしています。もし「それ再開してほしい」という企画がありましたらコメント欄でお知らせください。
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