ガリぞうが主役の漫画「プロスロ」の原作を公開！パチスロ漫画はこうして作られる【収支日記#46：2021年2月9日(火)～2月15日(月)】 (3/3)

2月15日：検索では出てこない勝ち筋

 

〇の付く日はA店で全台系を狙う。

毎週〇曜日はB店で末尾取材を。

月イチの日はC店でジャグラー狙い。

こんな感じでパチスロ生活者は基本的にルーチンを組んで立ち回ります。しかし、そのルーチンが時に途切れる場合もあります。

 

「あれっ、全6がどこかにあるハズなのに全く見当たらない……？」

「月イチで強いハズのジャグラーがメッチャ弱くない？」

 

それがガセなのか偶然埋もれただけなのかは分かりませんが、勝てそうにない状況を目の当たりにした際に運命の分岐を迫られます。こんな時はネットの検索で出てこない部類の情報収集が必要です。どれだけ現場で目で見て耳で聞いた情報を集め、正しく判断していけるのか。今回は、そんな岐路を迫られた1日の実戦記です。

 

下見さえしていれば朝イチで確実に変更を見抜ける某B店へ。昨年8月に何度か絆2の設定6を打てた店舗です。

 

勿論、前夜に下見済なので、上げか下げかは分かりませんが変更台は見抜けます。ただ、稼働が極端にない店なので、前日の総ゲーム数が0Gのままだと全くわかりません。それでも当たり台は大体が設定6なので、機種によっては打てば丸わかりだったりするんですけども。

 

朝イチで入店し、パチスロコーナーへ。先客はゼロなので、ゆっくり変更チェックに時間を使えます。今日の変更台は……ハナビに1台のみ。

まじですか。

私が知る限り今日は強い日なので、せめてもう少し設定が動いているハズなのですが、もしかしたらその前提自体が変わったのかもしれません。今日が本当に強い日で、このハナビに高設定が使われているかどうかは打ってみなければわかりません。

 

 

※BIG後の数字は全て累計数で「BIG中ゲーム数.BIG中斜め風鈴回数_HC中ゲーム数.HC中ハズレ回数.HC中リプレイ回数#HG中ゲーム数.HG中ハズレ回数.HG中RTリプレイ回数」

 

当たりは軽く、RTリプ判も絶好調。変更台が1台のみだった不安材料も取り越し苦労だったのかもしれません。いや、だとしたら強い日の当たり台がハナビに1台のみって、お店が体力的に相当弱っているって事でしょうか。確かにコロナ禍で客足も途絶えていますし、考えられなくもありません。

 

 

 

雲行きが怪しくなってきました。相変わらず出玉は伸びているのですが、ハナビチャレンジ中が弱すぎますし、RTリプ判にも陰りが見え始めています。しかも、偶数とは到底思えないBIG中の斜め風鈴……本当に大丈夫？

 

 

 

 

さすがに追えないと判断し、ここでヤメ。読み筋と状況で選んだ台を途中で捨てたのは、B店で初の出来事です。

 

読み筋と状況を信じるならこの台は確実に高設定なので、現状の数字から見るに設定5と断定して本来なら続行すべきです。しかし、この店の正解は大多数が設定6だったハズ。ならば、いくら読み筋が強かろうとも設定5の可能性を追う判断は正しくないように思います。勿論、設定5を使い始めたかもしれない検証実戦でも良いのですが、だとしたら調査機種としてハナビは妥当じゃないようにも思います。

もっと設定を断定できるART機が他にもたくさんありますから。加えて「強い日のハズなのに設定変更台がハナビ1台のみというのはオカシイ」という不安材料も払拭できないままだったので、ヤメて良かったのかもしれません。

 

もしかしたらB店は私の知る姿から変わりつつあるのかもしれませんが、変化の可能性を知るには次回の強い日に。そう決め、出玉を流し店を後にしたガリでした。

 

実戦台のBIG中ハズレは履歴の309枚で伺い知る事ができますが、斜め風鈴出現回数まではネット検索じゃ出てきません。勿論、この店の変更状況も検索では知り得ません。こうした拡散されにくい情報による勝ち筋は長持ちしやすく、同じ情報を元にライバルとバッティングする可能性も低くなり、争い事が苦手な私の性格にも合っているように思います。

 

ネット検索では知り得ない情報を調べて勝ち続けるスタイルは、非効率的だし時代遅れとも言えるでしょう。ただ、時代に合わせて立ち回りの根幹自体を変えていけるほど私は器用じゃないのかもしれません。不器用なら不器用なりに、手を抜かず努力して日々期待値を積んでいきたいです。

 

 

 

 

以上です。

こうして現場で高設定稼働を積む度に、パチスロを打てる健康な身体がどれだけ大事なのかを思い知らされます。次週は腰痛も癒え、本格的に現場へ戻る実戦記をお見せできると思います。

お楽しみに。