「寄生獣の無音」「すしざんまいの奇数表示」「仕置人、死神チラリ」ウエノミツアキが気持ちよくなった2019年パチ/スロ演出ベスト10の結果はまさかの…!?
2019年ウエノを気持ちよくさせてくれたPS演出なんとなく10選
つい、この間、2018年のマシンを振り返っていたはずなのに、気付けば2019年のマシンを振り返ってばかりの師走です。
アラフィフの「時間が経つのが早い」はアラフォーのそれとは比べものにならないから覚えておいてね、アラサーちゃん。
というわけで、ポカーンとしている20代は置いてけぼりにして話を進めますと、振り返ってばかりついでに、ここでも振り返ってみたいと思います。他の媒体では扱ってないテーマでとなると、うーん……よし。プロフィールに「快楽探求ライター」と書いている以上、「気持ちよさ」をテーマにしましょう!
2019年にウエノを気持ちよくさせてくれたパチンコやスロットの演出なんとなく10選!!
まず最初にパッと思いついたのは『P寄生獣』。
『P寄生獣』の「黙々編」における無音
私以外に面白いと言っているのを聞いたことがない『P寄生獣』ですが、いわゆる連チャンモードに入れてないんだと思われます。文字通りサックサク当たる「咲々チャンス」は3つの出目のすべてに花が咲けば大当たりというシンプルさ。無駄な液晶演出は一切なし。パッパッパと咲くか、一度にパッと咲けば大当たり。花がサクサク咲いて、玉がガンガン増えていくのはかなり気持ちいいです。
で、そんなシンプルなモードなのに、さらに3種類の演出モードを選べます。「続々編」は花の咲く順番と変動時間長さの違いだけで7パターンの演出&無音。「湧々編」は変動時間の長さの違いだけで3パターン&無音。そして3つ目の「黙々編」に至っては……
無音になったら大当たり。以上。
という、とてつもないシンプルさ加減なんです!
いいですか、「咲々チャンス」というくらいなので花が咲いてなんぼなのに、花とかもう関係ない。見た目はもうどうでもいい。音のみ。音が消えたら大当たり。それ以上でも、それ以下でもない。音、消える、大当たり、以上。一応、花が咲いて大当たりとなるけど、そもそも無音になった時点で大当たりだから、花とかもうどうでもいい。花、無視。音に集中。目を瞑って、音に集中。すると突然……フッと消えて、大当たり~!!……って、そんなもん。
すげぇ、気持ちいいに決まってるし♪
『スーパービンゴ』や『デジフラッシュ』など、ベルコのレバーオン無音で気持ちよくなっていた人にはオススメです。レバーオンではなく勝手に消えるので、より気持ちいいですよ♪
無音でキマるといえば……あぁ、コレコレ。
『Pすしざんまい極上』の上級Rボタンで奇数表示
こちらは「無音になってキマる」のではなく「無音の間にキマってる」というものなんですが、豊丸おなじみ通常時の演出モードで「上級」を選びます。基本は図柄演出主体のシンプルなモードなのですが、ドット図柄の下に四角い小さなカコミがありまして。変動開始から何秒かの間、LやRのボタンを押すと、最終的にドットで停止する図柄が7セグで表示されるんですよ。
どういうことかといいますと、Lを押して左に3、Rを押して右に4、合わせて「34」と7セグで表示されたとします。これはなんやかんやあってもドット図柄は最終的に「34」で止まるよという「告知」なんです。「34」だからハズレ告知なんです。ものすごくシンプルで、シュールで、残酷な告知です。ただしこれが「33」だった場合、ものすごくシンプルにこっそり大当たりを教えてくれる、粋な告知になるわけです。
『餃子2』から、これがもう大好きで、大好物で。
ちなみに『餃子2』のときはボタンが1つだったので、1回押すと左が止まって、もう1回押すと右が止まるというシステムだったのですが(たぶん)、このマシンではRで右だけ止められます。そこがポイント。
左が3だった場合、当たりなら右は3、ハズレなら4に必ず止まります。ハズレは+1コマの偶数と決まっているんですね。ちなみに左が偶数のときのハズレも右は偶数というのが決まってます。つまり、右が奇数だった時点で当たりが決まるという仕様になっているんです。
もう、おわかりですよね。
変動開始直後の無音状態(なんかうっすら鳴っているかもしれませんが、まだリーチが掛かる前)でRボタンをどっせい!……と押す。「3」。
至極!!
……となるわけです。恐らく周りは気付いていないので、一人でこっそりと、だが、至極!!
リーチ中に飲み物を買いに行ったりして「アイツは演出を見ないでどこに行っているんだ?」と周りに思わせてからの、ジュースを買って戻って着席した瞬間に「33」で大当たり!
アイツ……神かっ?
となること請け合いです。まだの方は是非、お試しを♪
シュールな演出といえば、コレ。
『ぱちんこ 新・必殺仕置人』の死神チラリ
ST中、リーチが掛かるだけにかなり期待が持てますが、後半はちと弱め。それでも大丈夫だろうと構えているが、剣を押させてくれずにハズレ。「この後半でのハズレはヤバいって!」と祈って画面を凝視していると……
死神が、チラリ。
セーーーーーーーーフ!! 生き残ったぁぁぁぁ!!!!
……って、死神を見て「生き残った」と喜んでいるのは、この世の中で『仕置人』の前に座っている人だけですから。シュール!!
今年、死神チラリでの復活には何度助けられたことか……「アジャラカモクレン、テケレッツのパー」とは決して唱えないので、来年もよろしく死神♪
まあ、『仕置人』の気持ちよさということでいえば、剣がブルッブルするのが一番ですけどね。ボタンのような小さい個体ではなく、ぶっとい剣の柄の部分が高速でブルッブルしたのを触ったら、そりゃ気持ちがいい。
しかし、それを凌駕しているのが……
『CR真・花の慶次2 漆黒の衝撃』のボタンブルリ
自分の体感的にあのマシンのボタンブルリというか、あの筐体のボタンブルリはパチンコ史上、最強だと思います。だって3台か4台くらい向こうでブルったのを、下皿の下のトレーにくっつけていた太ももで感じたりするからね。それでビクッてなったりして。シマの全員が、ビクッてなったりしてね。
しかも、その殺人的ボタンブルリが右打ち中に発生したら、大当たり確定という非道さ(涎)。それが残り90回転くらいの、確変に残っているんだか、落ちているんだか、どっちかわからないタイトロープを渡っているときに、いきなりブルブルブル……いや、もっと速くて激しく、ブイーーーーーンと鳴り出して、シマが全体が揺れ出した日には、そりゃ……
昇天するよ。
原哲夫作品違いだけど、そりゃ、昇天するって。
というわけで、2019年ウエノを昇天させた演出ベスト1は『慶次漆黒』の殺人的ボタンブイーンでした♪ さようなら! よいお年を!!
……え? 『慶次漆黒』は去年発売のマシンだって!?
だが、それがいい。
……え? ていうか10選って言ってたのに、まだ4つだって?
いや、でも、もう読むの疲れましたよね?
ここまでで2,900文字くらいありましたから。
続きは年明けにしましょう! また来年!!
年末年始に『P鳳凰∞』を∞に打っちゃって、その話だけになっちゃったらゴメンナサイ♪
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