【会員カード】貯玉がたくさん入ったカードを失くすとどうなるのか調べてみた!
チワッスあしのです。
パチンコ・パチスロに纏わる「ふわっと理解している事」を個人的に調べて解説するこちらのコラム。今回は「会員カード」について。普通だったら財布なんかを失くした時には「クレカを止めて」「警察に届ける」みたいなフローがありますが、意外と困るのがホールの「会員カード」の扱い。果たしてどうすればいいのか、いざという時の備えに、ちょっと予習しときましょう。
失くしてもまた発行できる。
基本的には会員カードは失くしても再発行できます。貯玉もそのまま引き継ぎOK。当たり前ですがカードは飽く迄認証用であって、貯玉やらのデータはサーバ管理です。クレカとかと同じですな。名前とかの情報と暗証番号がわかれば再発行可。なので財布ごと無くしたりしたら、忘れずに再発行しちゃいましょう。
で、問題は不正使用です。つまり財布ごとなくして、そこからカードを抜かれて使われた場合。あるいは、カードを抜き忘れて離席し、そのまま貯玉が使われた場合です。前者の場合はまるごと失くしとるので、例えば暗証番号を誕生日にしてると免許証から推測できてしまいます。後者の場合はそもそも暗証番号入力済みで離席してる場合が多いと思うので、普通に使われちゃいますね。
おそらくですが、不正使用の際はお店からの補償はないです。してくれるお店ももしかしたらあるかもしれませんが、基本的にこれは「刑事事件」なので。犯人をしょっぴいてたのち損害を賠償させるのがデフォでしょう。失くした方の責任、あるいは置き忘れたほうの責任もある以上、この補償を店にお願いするのは厳しいと思われます。少なくとも筆者が店長だったら断っちゃいます。
なので最低限、暗証番号は他の個人情報から推測できないものにするべきですし、この辺は別にパチ屋の会員カードに限らず、クレカやらキャッシュカードなんかも全部そう。もはや基礎的なリテラシーの問題です。ちなみにウチの父は長らくあらゆるサービスの暗証番号を誕生日にしてたのがちょっと前に発覚。手の届く範囲で変更させました。危ないぜ!
さて「紛失」および「不正使用」に関してはこんな感じですが、現代のパチンコホールにおける貯玉に関しては、もっと差し迫った問題があります。そう。「倒産」です。その場合の補償はどうなるんだ……?
リスクヘッジは大切だぜ!
ホール企業の倒産。これはある日いきなりきてすぐに済んでしまいます。ホールの閉業が発生する際には「貯玉の精算はいつまでにしてください」みたいな案内が掲示されますが、例えば「破産」を経て閉業するホールの場合、精算がまともに行われるかどうかはもはや運営法人の良心次第。無い袖は振れないわけで、これももう仕方ないです。交換しろって言ってもほぼ無理。これは結構怖い事です。けども! ある程度は大丈夫。
実はそういうのを防ぐため、業界には「経営破綻等で閉業するホールの貯玉を保証する」のを目的とした基金というのがあり、それを「一般社団法人 貯玉保証基金」といいます。よく見るとホール内にこの基金に加入してるかどうかを示すシールが貼ってあったりしますな。
この基金に加入してる店舗が経営破綻などで閉業する場合、精算を行うのはここになります。具体的な流れとしては、基金側から後日、補償実施の案内が送付される模様です。ただこれにはいくつかルールがあって、まずはそれが現物(賞品)での補償で実施される事。
次に、補償される貯玉の限界が「25万個」「5万枚」までに限られる事。これを超えた分は保証対象外になるので、それ以上の貯玉は割とデンジャラスです。リスクヘッジのため、あんまりガッツリ貯めすぎないように注意が必要です。
というわけで今回のまとめ。まずカードは失くさないこと。暗証番号は推測しづらいものにすること。そして貯玉を貯めすぎない事。特に5万枚以上はご法度です。
今まで失くしてきた会員カード枚数は数知れず
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