【押忍!番長ZERO 新台レビュー】出玉感は気になるものの「漢気ループ零式」のゲーム性が秀逸!ATの叩きどころが明確で面白い!
大人気シリーズの最新作、「押忍!番長ZERO」が6.2号機で登場!
4号機から約15年以上続く「押忍!番長」シリーズ最新作は、ボーナスからのAT当選を目指すという王道のゲーム性が復活!2つのATとボーナスが絡み合う「漢気ループ零式」という新たなゲーム性を搭載した注目の1台となっていますよ。
今回は一足先にショールームで設定6を試打してきましたので、実際に打ってみてどう感じたかをレビューしていきたいと思います!
設定6の出玉率は約113%!2022年以降の看板機種となる可能性も
まず全体的なスペックやゲーム性についてレビューします。通常時~ATの基本的なゲーム性はざっくり以下の通り。
①「押忍ポイント」やレア小役による抽選で疑似ボーナス当選を目指す
②BBは7揃い抽選、RBは報酬獲得抽選からのAT当選を目指す
③AT初当たり時は「頂ロード(規定ゲーム数30G)」からスタート。レア小役契機での「頂チャージ」や「押忍ポイント」契機でのボーナス当選を目指す
④「頂チャージ」orボーナス終了後は「頂ロード」の残りゲーム数を30Gに再セット。「頂ロード」と「頂チャージ」、そしてボーナス当選による「漢気ループ零式」でATロング継続を目指す。
スペック面で忘れてはならない注目ポイントがズバリ機械割。本機の設定6の約113%と6号機の中でトップクラス、そしてこれまでの「押忍!番長」シリーズと比べても引けを取らない高い数値となっています。本機はホール側も力を入れることが予想されるため、他の機種よりも高設定を狙える機会は多くなるハズ…!「この台の設定6を打ちたい!」と思える数値に仕上げてきたところはさすがの一言ですね。
ゲーム性としては通常時の初当たりシステムは規定「押忍ポイント」&レア小役によるボーナス当選がメインとなっており、「HEY!鏡」に近いゲーム性。シリーズの伝統であるBB中の7揃いによるAT当選が復活しているのは嬉しいポイントです。ATは新たな継続システム「漢気ループ零式」を搭載。詳しいことはATの項目で触れますが、これまでの「押忍!番長」シリーズとは違った強い意気込みを感じました。
シリーズの伝統を継承しつつも新要素もしっかりと搭載された妥協のない作り込み、そして「押忍!番長」シリーズの名に恥じない高水準なスペック…ということで☆5つです!
ATは面白いが30Gという短めのゲーム数がネックか
本機のATは基本的に30G継続する「頂ロード」からスタート。ここでは「押忍ポイント」によるボーナス抽選、レア小役による「頂チャージ」抽選が行われており、ボーナスor「頂チャージ」終了後は「頂ロード」が残りゲーム数30Gから再スタート。これらのループによる「漢気ループ零式」で出玉獲得を目指すゲーム性となっています。
これまでのシリーズ機とは全く異なるST形式の継続システムに最初は違和感を覚えるかもしれませんが、いざ打ってみると非常に理解しやすいゲーム性。強レア小役成立時は「頂チャージ」当選濃厚など、毎ゲームのレバーオンに気合が入るゲーム性はこれまでのシリーズにはない新鮮味を感じることができました。
しかし、「頂ロード」の継続ゲーム数は30Gと歴代シリーズのAT・ARTと比較して短めに設定されているため、常に「あと○○ゲーム以内になんとかしなくちゃ…」という焦燥感に駆られてしまい余裕を持って楽しめる時間が短いという欠点もあります。「漢気ループ零式」は常に目標を持って楽しむことのできる秀逸なゲーム性ですが、「頂ロード」のゲーム数の少なさによるプレッシャーを考慮して☆は4つ。
「頂ロード」が50G…いや、せめて40Gあれば☆5つ評価になっていたかもしれません。とはいえ「頂チャージ」当選率はそこまで低くないようなので、慣れてしまえば「30Gもあれば余裕でしょ!」と思えるようになるのかも?
「頂チャージ」は1セット10Gのセット継続型ATとなっており、毎ゲームの成立役に応じてセットストック獲得抽選が行われます。そして3セット目に勝利すると「鉄拳制裁クラッシュ」へと突入。「鉄拳制裁クラッシュ」では1セット最低20G以上継続に強化&上乗せ特化ゾーン「頂チャージライジング」突入の可能性も生まれるなど出玉性能が大幅アップします。
滞在中はレア小役(「零揃い」含む)成立でセット継続が確定するので、3セット目でレア小役が成立した際は思わず顔がニヤけてしまいますよ。「頂チャージ」を制する者は本機を制するといっても過言ではないでしょう。
通常時はお馴染みのダブル抽選システム。ここにチャンスゾーンもあれば…
通常時は主に規定「押忍ポイント」&レア小役でのボーナス当選を目指し、どこから打ってもボーナス当選に期待できるゲーム性になっています。今回の設定6実戦では初当たりの半数以上が周期抽選1周期目での当選だったのも見逃せないポイント。1周期目は全設定においてボーナス当選期待度が高いようなので、ボーナスやAT終了後にもう一度チャンスを追える当選期待度になっているのは嬉しいですね。
なんでもかんでも即ヤメ推奨というのはやはり寂しいですからね…。と、ここまでは良いところのみをお伝えしましたが、気になる点を挙げるとすればチャンスゾーンが搭載されていないことでしょうか。「押忍!番長」シリーズはチャンスゾーン非搭載機種がほとんどなので気にならない方も多いかもしれませんが、やはり当選契機が豊富な他機種と比較すると暇に感じてしまう時間が多い感は否めない…ということで☆4つ。
前作にあたる「押忍!番長3」とは通常時のゲーム性が全く違っていますよ。AT中も含めてのお話なのですが、「押忍!番長」は毎回時代に沿って柔軟に進化していますよね。大事なところはしっかりと残しつつも、伝統に捉われることなく常に進化を求めるそのスタイル…素敵です。
しかし、チャンスゾーンがないことで他の機種に比べ退屈してしまう感は否めません。規定ポイントまでやレア小役が引けない時間帯がつらい…。「押忍!サラリーマン番長」程度の突入頻度でも良いのでチャンスゾーンがあれば評価は☆5になっていただけに惜しいところ。
ゲーム性は面白いが出玉スピード不足が目立つ
本機のATは6号機の中でもトップクラスに秀逸なゲーム性だと思います。しかし出玉感の話となると無視できないのは約2.7枚/Gという純増枚数と一撃の出玉性能。もちろん純増枚数が高ければ高いほど良いというわけではないですし、本機のゲーム性を最大限に活かしユーザーが楽しめるバランスに調整されているのですが、他の高純増ハイスペックATと比べると…ということで☆は3つ。
出玉感に関してはどうしても相対的な評価となってしまうので、高純増や一撃特化タイプもまだまだ多い今の時代ではどうしても高評価はつけ難いですね。「漢気ループ零式」のゲーム性は本当に素晴らしいので、もし純増が3枚/G程度あれば評価は大きく変わったかも?正直なところ、ここは個人の好みの問題かもしれません。
純増枚数は全体的な出玉バランスでカバーされていることに期待
いくつかのデメリットに感じた点もご紹介しましたが、全体的な完成度は高く2022年以降ホールの看板になり得るポテンシャルを充分に感じました。ATの出玉感に関しても若干他機種に見劣りはするものの、本機は設定6(約113%)をはじめとして高設定域の機械割が優秀なことからその分はきっちりとAT突入率や平均獲得出玉でバランスは取れているハズ。「漢気ループ零式」による新たな興奮は歴代の「押忍!番長」シリーズに興味を持たなかった(あまりいないとは思いますが)方達にも是非一度味わってみて欲しいと思える1台になっていますよ。
今回のレビュー結果
本機の詳しい解析情報はななプレス監修の解析情報サイト「なな徹」にて随時更新予定なので、是非こちらもチェックしてくださいね!
6号機時代も主役としてパチスロシーンをけん引してくれることに期待しましょう!
INFOMATION
いいね!する
0関連記事
ランキング
24時間
週間
月間
この記事にコメントする