「Sあの花」は有利区間完走時のエンディングで「あのシーン」を流すために100G確保した!?【エキスパート 業界の流儀 あのはなプロジェクト編 #3】 (1/6)
人気アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のパチンコ・パチスロ化に迫るインタビュー企画。
今回は、「パチスロ あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」をクローズアップ。
純増枚数は満場一致で決定
6号機としてリリースするにあたっての前提などはありましたか?
最初5.9号機で作っていたんですが、やはり6号機のほうが自由度が非常に高いということで、6号機で作り直したという経緯があります。
最近の6号機は純増至上主義というか、純増は高ければ高いほうがいいっていう雰囲気があると思いますが、今回に関しては、「あの花」のストーリーというのをじっくりと楽しんで欲しかったので高純増にはしませんでした。
ただ、楽しい時間を長く味わいながらも出るところはしっかり出るように、というところをコンセプトに作っています。
開発段階で「高純増のほうがいいんじゃないか」といった意見はありましたか?
一切なかったです。
スペックに関しては満場一致で?
そうですね。
サミーでは色々なスペックの台を作っていますが、「作品の良さを出していくためにはどれが一番いいスペックか」というところが大事だと思っているので、それを踏まえると本機に関してはこの純増がベストだと確信しておりました。
その中でも1.5枚〜3.1枚という枚数にしているのはこだわりが?
最初は純増0.1枚とかで試してみたんですけども、それはさすがに面白くなかったんで(笑)
それで3枚程度のATにしてということですね。
僕みたいな素人考えでは、Aタイプのほうがマッチしそうだなと思っているんですが…
ATタイプにした一つの理由としては自由度の高さがあります。演出として「あの花」のエピソードを表現する際に、そのゲーム数もATだと自由にできるので、そちらのほうを重視して作ったということですね。
AT中に各キャラクターのエピソードを見せてまず感情を高め、有利区間完走時のエンディングで最大限感動してもらうというのがコンセプトでした。Aタイプだと単発単発の当たりになってしまうのでそれが表現できない…できない訳ではないんですが、やり辛いのでやはりATタイプで、というのは最初から決まっていましたね。
「あの花」の良さを出すにはATがベストだったということだったんですね。
同じくサミーさんの「パチスロ コードギアス 反逆のルルーシュ R2 C.C. version」のようなAタイプでの構想などはあるのでしょうか?
みなさんの支持がありましたら…
おお!きっとそういう声も出てくると思います(笑)
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