2020年末が撤去期限の旧規則機、設置期限を延長
全日遊連は9月17日、2020年12月31日までに撤去することとしていた旧規則機のパチンコ機、パチスロ機について、ホール関係5団体での協議の結果、設置期限を2021年1月11日まで延長することとし、各都府県方面遊協に伝えた。
今回の措置について同組合では「僅か11日間の延長ではあるが、年末年始は繁忙期であることなどを勘案した結果であり、行政当局の信頼を得ての措置となるので、その点を十分理解頂き、高射幸性回胴式遊技機の確実な撤去を始めとした21世紀会決議の遵守に向け、引き続き全力で取り組んで頂くよう改めてお願い申し上げます」と説明。
今回、撤去期限の延長の対象となったのは、2020年12月31日までに検定もしくは認定が切れる予定だったパチンコ機(羽根モノ、ちょいパチ・甘デジ除く)と、パチスロ機(高射幸性パチスロ機とノーマルAタイプ除く)。『沖ドキ!(-30)』『花火』『CRぱちんこAKB48 バラの儀式』といった機種が対象に含まれる。これらの機種について従前の21世紀会決議では一律、2020年12月31日を撤去期限と定めていた。
合わせて文書の中で同組合は、旧規則機の撤去の現状について「誓約書を提出しないホールや、誓約書を提出していながら、高射幸性回胴式遊技機を設置し続けるのみならず、増台までしているホールがあり、残念でならない。己の利益を追求するごく一部の存在によって、正直者が馬鹿を見るようなことはあってはならない」と苦言を呈し、決議の遵守を呼びかけた。
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(提供:月刊グリーンべると)
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