旧規則パチスロ機の撤去対応について講義

旧規則パチスロ機の撤去対応について講義 eyecatch-image

パチスロ機の設定代行やコンサルティングを手掛けるメイドインサービスは7月29日、パチスロウェブセミナー2020を開いた。

セミナーはZOOMを活用して行われ、講師は同社の飯田信一取締役常務が務めた。

同氏は講義の中で、5号機の撤去問題について言及。現状、全国のホールに設置中の5号機は約112万台で、これを来年11月末までに全て6号機に移行させなければならない。さらに細かく見ると、今年12月末までに撤去しなければならない5号機は約26万台。毎月平均で見ると4.3万台となり、同氏は「新台の供給台数が全く足りていない」と指摘する。

実際、今年7月のパチスロ機の新台販売台数は約1.6万台、8月は約2.3万台となっている。さらに9月の販売台数は約1.8万台、10月は約3.3万台と予測する。必然的に入替は11月、12月に集中することが予測され、合わせて、多くのメーカーがそのタイミングで主力機を投入することが見通される。それでも同氏は「新台だけでは台数的に対応できない」とし、そのため、別の対応方法の筆頭として中古機の活用を推奨した。

2021年も、同様の傾向が予測されるため、同氏は「とにかく中古機を今から買うことが必要だ。できれば2020年中に、2021年分の中古機も購入し、保管しておくことが望ましい。基本的に減台あるいはべニア対応は考えないほうが良い。また『マイジャグラーⅣ』『バジリスク絆2』『ブラックラグーン4』については、例え中古機価格が高騰しても売却するべきではないだろう。さらに価格が高騰する可能性もある上、これらの機種は旧規則機ユーザーの受け皿としての役目があるからだ」などとアドバイスした。

当日はこのほか、6号機の設定調整、中古機の活用法などについてポイントが語られた。

講師を務めたメイドインサービスの飯田信一取締役常務

 

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(提供:月刊グリーンべると)

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