パチンコ店の広告宣伝自粛を一部解除、テレビ等の活用も可能に

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全日遊連は6月16日、パチンコホールにおける広告宣伝の今後の対応について、各都府県方面遊協宛てに通知。テレビ、新聞、ラジオを通じた告知など、これまで実施していた自粛の一部を解除した。

6月19日以降、可能となる広告宣伝の媒体と告知内容は次の通り。

◆媒体
テレビ、ラジオ、新聞紙面、チラシ、SNS、ダイレクトメール、店舗内外のポスター、液晶ビジョンおよび織旗

◆告知可能な内容
・自店の新型コロナウイルス感染予防対策
・開店(営業時間)
・新台入替の事実
・自店のイメージ

留意点として、広告宣伝を行う際は、必ず自店の感染症予防対策を掲載することと、集客目的のイベント告知(ライターやイベント企業が関係するものを含む)の禁止を挙げた。また新装開店およびリニューアル時の対応は、各都府県方面遊協の判断に委ねることとし、地元自治体や警察からの指導があった場合は、それに従うこととしている。

パチンコホールにおける広告宣伝は、新型コロナウイルス感染拡大を防止する観点から、全日遊連が2月28日以降、組合員ホールに対し自粛を含む対応を求めていた。その後、新型コロナウイルスの影響が拡大したことを受け、広告宣伝の自粛の延長が続いていたが5月22日、同組合は一部、方針を修正。6月1日以降について、緊急事態宣言および自治体からの休業要請が解除された地域においては、それまでNGとしていた新台入替の事実について、各種SNSおよびホームページ、メールを利用して告知することを可能とするなど一部、自粛内容の緩和を行っていた。

同組合では広告宣伝の自粛等の方針について、今後も政府の緊急事態宣言の再発令があった際など、社会情勢を踏まえて必要に応じて再検討するとしている。

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(提供:月刊グリーンべると)

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