大崎一万発に「谷村先生」「まとめサイト」「業界人SNS」を直球で聞いてみた！ (2/3)

2020年の注目は1GAMEのてつ！そして万発のSNSバトル論とは!?

2020年注目の演者が「てつさん」と。

てつ君はね、やっぱり独特の感性があるんですよ。「自分の影響力っていうのをいかにビジネスに特化して繋げていくか」っていう発想って今までなかったじゃないですか。

彼にとって今のポジションはあくまで途中経過、というか、ある意味で「踏み台」と言ってもいいかもしれない。オンラインサロンを始めるとか、かつてなかった方面へ進んでいるわけだし。この前の本（『パチスロ馬鹿が動画配信を始めたら再生回数が1億回を超えました』）も、結局パチスロを打ってどうだった、パチスロ楽しいよって話ではなくて、ネットを使って起業したい若者向けのアドバイスですよね。そんなことを堂々と言える演者はかつていなかった。

今までの演者とはまた系統が違う感じなんですね。

だからあの人は普通の演者で来店してお金貰ってYouTubeで収益あげてみたいなところで留まってないですからね。何をやるのかわからないし、今まで業界内で誰もやってこなかった事を始めてくれそう、みたいな。

そしてやっぱり影響力を凄く持っているので、そういう人が違う事をやり始めた時に、ユーザーさんの反応ってまた凄く話題を呼ぶと思ってるので、実際に業界にとってプラスになるのか、大してプラスにならなくて自分だけのプラスにしかならないのかわからないですけど、どんどん前向きに調子に乗ってやってほしいと思ってます。

いや、喧嘩売るつもりなんて本当にないですから(笑)
頭いい人は苦手なんです(笑)

激戦が期待できそうではあります(笑)

久しくお会いしてないし、ネットで発信していることを見てるだけですけど、考え方が違うなってところもたくさんあるんですよ。「僕はそう思わない」ってところも。

でも、少なくとも業界を悪くしようなどとは考えてもいないわけだから、行動している人にどうのこうのは言いたくない。「おまえ間違ってるやろ！」みたいなところが見えたらわかんないですけど……いや、勝てる自信ないからやっぱ喧嘩しないかな(笑)

まぁ、さっきの寺井君の話じゃないですけど、また違う土俵で、違う価値観を提供していくことで、建設的な、そしてパチンコ・パチスロの裾野を広げていけるような「勝負」ができたら面白いですよね。

それこそ「大崎さんといえば」というところでそういうバトルの部分が色々フォーカスされてきたと思いますが。

いや、でもね、通して思うんですけど、僕本当に平和主義者なんです。煽ったり喧嘩売ったりしないんですよ。

ただ、頭がいいと勘違いしているバカに対しては徹底的にイジめるところがあるんですけど。僕は逆に言うとどんな属性の人とも仲がいいので。多分僕が一番幅広いですよ。例えばコンサルで物凄い喧嘩をしている同士がいても、僕はその両方とも仲いいですからね。「もう死ね！」って言い合ってる人たちと昨日この人、今日この人って飲みにいったりしてるから。

でも、ホール、演者、あとエンドユーザーとメーカーともめちゃくちゃ色んなことは言うけど、どことも仲がいいですね。多分こんな人あんまりいないんですよ。あ、めんどくさがられてるだけかもしれませんけどね(笑)

僕を嫌ってるのは、オフミーぐらいだと思うんですけどね(笑)
それと必勝本さんと、パチマガさんと、あと某県のホールさんと……って、メッチャあるわ(笑)

そこはあまりツッコめないです(笑)

ちなみに、そういうSNSでのバトルに関してですが、「演者の必要要素としてSNSをスルーできることと、ちゃんと向き合って戦える能力がどちらも必要」といった内容を大崎さんがTwitterで仰っていましたが。

SNSなんてエンタメだから。あんなのガチになっちゃったら見てて痛いんですよね(笑)

だから、僕は基本全部「オモシロ」に収めようと思ってるので「喧嘩して面白かったら喧嘩する」「いじって面白かったらいじる」という感じで「どうしようもないバカだなと思った時はほっとく」というケースもあるんですけど、やっぱりその業界に対するイジリの姿勢っていうのはね、なきゃいけないなって。

客はみんな「ふざけんな！」と思ってパチンコ打ってるわけですよ。「なんだこの台、なんでこれ回んねぇの？」みたいな。だからその感覚っていうのを同じように自分のキャラクターとして出した方が共感得るでしょ、っていうだけですよね。

それこそ大崎さんに対して色々と噛み付いてくるツイートに対しても、正論やロジックで返してるという印象がすごくありますね。

そうそう。誤解とか偏見だけの人って結構多いので「いや、あんたの言うてることは違いますよ」って言いますね。それに対してまた反論してきたら「いや、こうですよ」って。

どういう人と揉めても結果的に必ず向こうが発言を止めてそこで終わるんですよ。僕から止めたことは一回もないですね。

だから何を言われても「何が悪いんですか？」と返しますね。「お前こんな風なことは実は言えないんだろ？」って聞かれても「いや、言えますよ！」だったり、「お前金貰いよるやろ！」って言われても「貰ってますよ！」みたいな。だからちゃんとやってればいいんですよ。

そういった色々な人とSNSでやりとりをされていますが、いわゆる意識高い業界人や物申す系ユーザーっていう方たちに対してはどういう印象をお持ちですか？

確かに頭が良くて勉強もしていて、意識の高い業界人さんはそれぞれの分野にたくさんおられます。でも、そのジャンル特化というか、ホール、メーカー、ユーザー、そしてメディアや周辺業者、さらには反社系に近い人まで一体になっているこの業界を俯瞰できているかといったら、ちょっと違うなって思うところもある。それぞれのスペシャリストが上手く連携を取れる仕組みがあったら、有意義なのになぁとは思います。

あと、ド正論業界人、特にイベントや煽り行為に対して凄く厳しい論調の方もいるんですけど、なら匿名じゃなくて素性を明かしてやってほしいとは思いますね。その方が圧倒的に影響力を持てるわけじゃないですか。

まぁね、そうできないのには様々な事情があるってことも理解はしてるんでね、意見が違っても「まあまあまあ…」みたいに収めるんですけどね。僕みたいに、どこの組織にも属してなくて、素性晒して、好き放題やれる立場の方が特殊なわけだからね。

背景が見えると攻めきれない、といった感じですね。

あと意識高いユーザーは結局それもパチンコ業界に対するやっかみ、あと自分が負けてる腹いせみたいなとこが主なので、そういう人たちは基本納得していただけるガス抜きになるような接し方はしますけど。

まあ、あんまりまともに聞いても意味がない。申し訳ないけど。やっぱりなんやかんや言うてユーザーさんで意識高いつもりの人って大いなる勘違いをしてたりするわけですから。そうじゃねぇよって。「業界バカだよ」っていや、バカじゃねぇよってことはみんなわかってますから。わかってるのでこうするのが最善策でやってんねんから、そんなことお前に言われんでもわかってるわ！みたいなことは沢山あるんですよね(笑)

「言われなくてもわかってますよ」と。

そこをわかった上でその人を「バカだろ」って言ったところで終わっちゃうわけですから。「ああ、ありがとうございます」と。「でも、そういうことをちゃんと考えながら活動しておりますので、これからも是非パチンコ楽しんで下さいね」って言っとけば丸く収まるんだから(笑)

だから、わかった上で僕は正直に色々やってるけど、特にSNSは文字に残るわけですから。

そうですね。

しかも意図してない方面から見られるもんなんで、思ってることと書いてることが全く違うことはよくあります(笑)

「綺麗事を書く」みたいな。それはよくやりますけどね(笑)

もちろん、長らく業界に漬かっている僕には思いもよらない視点やアイディアを提供してくれるユーザーさんもたくさんおられます。だからSNSはうまく活用しなきゃなとは常々意識してます。