ゆうちゃろが意外と真面目に「演者論」や「パチンコ業界」を語る！ (1/5)

パチ／スロ業界のスペシャリストに迫るインタビュー企画「エキスパート」

今回のスペシャリストは

パチ/スロ動画界で今一番トガってるかもしれない媒体「ペカる☆TV」のスーパーエース、ゆうちゃろさんです。

初回はそんなゆうちゃろさんに「ペカるのきっかけ」「演者論」などを聞いてきました！意外と深めの話が多かったので付け合わせの「金玉」でバランスを整えた内容になっています！

収録の合間を縫って来ていただきました

不勉強なもので全く見当がつかないんですが、今日のこの格好は一体誰なんですか？

「マッハGoGoGo！を打つ」ってことで、そこに出ているサル（三平）ですね。

【初見の方のために】右がデフォルトのゆうちゃろさんです

あー、なるほど。言われるとそんな風に見えてきました(笑)

そんな状態でファミレスにお連れしてすいません。

いえいえ、全然大丈夫です！よろしくお願いします！

きっかけは業界愛!?「過去を振り返らない男」がペカる起ち上げを振り返ってみた！

今回のターゲットは業界屈指のトリックスター。

全ての打球に対応できるように、万全の準備を行ってきましたが、早くも初球からイレギュラーな打球が飛んできました。

振り返らなかったら、経歴の話できへんやん…

挫けそうな気持を立て直し、初っ端から煙に巻くトリックスターに勇気を出して聞いてみました。

いつもスタートは経歴からお伺いしているんですが、アンケートの答えが「過去は振り返らない」となっています。

きっかけとか聞いても大丈夫でしょうか？

はい、大丈夫ですよ。

これほど表情の読めないインタビューは初めてで探り探りの取材班

これガチで答えた方がいいんですか？

そうですね。ひとまずガチの方からお願いできますか？

ガチに話すと、僕はホントに4号機のときのライターさんがめっちゃ好きだったんですよ。それこそ、ういちさんとか沖ヒカルさんの辺りですね。

ガイド創刊期のときからいた「どばどば浩司」さんがホントにもう大好きで「何とかこの業界関係の仕事に就けないかな」と思って、色々なところに履歴書を送ったりしていたんですよ。

ただ、箸にも棒にも掛からないまま、東京に出てきて10年くらい働いていたときに、あるライターさんのギャラじゃなくて、ホールへの売値が流出したんです。

まとめサイト的なヤツですね。

それを見たときに「この仕事って当たったら相当儲かるんだな！」って思ったんです。

少ない人数と少ない資本で始められて、かつまだ大きな資本を持ったところも入ってきていない状況だったので「よし！じゃあ会社辞めてやってやる！」っていうのが結構ガチな理由です。

ホントにガチに答えてくれました。ありがとうございます！

それがどれくらい前の？

5、6年前ですね。

そこから今のペカる☆TVの形でスタートしたんですか？

そうです。相当準備期間がありましたけどね。

今の役割としては演者もしつつ、編集もされてるんですか？

そうですね。

「誰にも理解されないこだわり」で編集を挙げていますが、これはどういう感じですか？

いや～もう編集だけは、僕も全くやりたくないんです。

ただ、今人気の媒体さんがあるじゃないですか？そして、それぞれ特色がやっぱりあるじゃないですか？

各媒体のカラーはありますね。

その中でウチは人数も少ないし「どうやったら他と差別化できるかな？」ってなったら、どうしてもそこの編集というか「業界に対する愛」しかないんですね。

だからあれだけ細かく編集して時間かけるのも「そうやったら見てる人が絶対面白いと思ってもらえる」と思うからなんですけど、その結果いいことがあまりないんですよね。

報われない(笑)

でも、「おーじぇね」の綱取物語のノーマルルートの動画、あれはスゴイ編集の妙が見れて面白いですよね。

※「おーじぇね」の綱取動画：OLD GENERATIONにて綱取物語でノーマルルートからスタートチャッカーに入るまで終わらない実戦を開始し、延々と入らず800回近くに及ぶ玉の動きを眺める動画。あの回数のカットを切って編集するかと思うと、動画編集経験者ほど「見る方が気楽でいいな」としみじみ思えるいい動画。「おーじぇね　綱取」で検索！

あれはもう、ホントに2日ぐらい寝ないでずっと動画を切ってるんですよ。

あの動画なんかは、各回の回数分の玉の動きを全部丁寧に編集しているんですよね。

そうなんです、そうなんです！

毎回そういうことばっかりやってるから鬱病寸前ですよね(笑)

でも、その甲斐があってか、ペカるの動画自体は内容や企画がトリッキーだったりするんですけど、解析の挿入とかはすごく丁寧で細かい、って印象があったんですよ。

パチンコで保留の色や予告を重ねて行く度にそれぞれの期待度を重ねて行く表示って、他媒体ではなかなか見ないですよね。

そうですね。

ああいうのがすごくわかりやすくて見やすいな、って思ってたんですけど、そういう解析もゆうちゃろさんが調べて全部入れていってるんですか？

そうですね、それは差別化っていうよりも自分自身が、これはほんとに冗談抜きの話になりますが、やっぱりこの業界が好きなんですよね。

で、今ってぶっちゃけると、演者っていえば「金儲けたいか」「何となくタレント気分」「あとはほんとに好きでやってるか」の3パターンだと思うんですね。

僕は「いや金のためです」って言ってるんですけど、突き詰めるとやっぱり好きなんですよ。

「愛」を語る時、人はとても穏やかな表情になります

好きだからこその苦労も厭わない、と。

だから編集もあそこまでやるのっていうのは「ホントに好きだから」ってそれ以外ないですね。

イイ話ですね。

ヤバイ…

マジメな方向になり過ぎましたね(笑)

大丈夫です、これはこれで予想外でいい感じです(笑)

「トリックorガチ」どちらで行くべきかを考えながら第1パート終了です