『バジリスク~甲賀忍法帖~絆 』、惜しまれつつも撤去期限迎える
長年に渡りホールのパチスロ営業を支えた旧規則機『バジリスク~甲賀忍法帖~絆 』と『アナザーゴッド‐奪われたZEUSver.‐ 』が大方の地域で撤去期限を迎えた。相次ぐ人気機種の撤去により、パチスロ営業は大きな転換期を迎えた。
都内のホールでは12月15日(日)の閉店時から上記2機種の入替作業が行われた。
登場初期より増台を重ねて『バジリスク~甲賀忍法帖~絆 』を20台、『アナザーゴッドハーデス‐奪われたZEUSver.‐ 』を8台設置していた都内ホールの店長は「長い間、主力機種として活躍してくれた機種を外すのは残念。特に『バジリスク~甲賀忍法帖~絆 』はここ1週間ほど稼働が伸び、改めて根強いファンがいることを感じた。今後この穴をどう埋めていくのか、多くのホールが悩んでいるのではないでしょうか」と感慨深げに話した。
同店では、これら2機種の代替機として6号機の新台『エウレカセブン3』に加え、5号機の『押忍!番長3』、『バジリスクIII』を再導入。営業方針を軌道修正した上で、今後の営業に臨む。
今年の下半期に入り、旧規則機のうち、人気機種の中では『SLOT魔法少女まどか☆マギカ 』『パチスロモンスターハンター月下雷鳴 』が、既に撤去期限を迎えた。これに『バジリスク~甲賀忍法帖~絆 』と『アナザーゴッドハーデス‐奪われたZEUSver.‐ 』の撤去が加わったことで、合計16万台もの旧規則機が市場から姿を消したと言われる。
しかし、それでも旧規則機から新規則機への入替は順当とは言えない。日電協関係者によると2019年10月現在でパチスロ総設置台数160万台のうち、未だ130万台が旧規則機であることを明かした。その後の旧規則機の撤去で多少、その数を減らしたと言えど、未だ100万台以上の旧規則機が市場に設置されていると推測される。
出玉規制の強化や適合率の低迷により、6号機での大ヒット機が登場しにくいなか、ホール関係者は引き続き、難しい舵取りを迫られる。
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(提供:月刊グリーンべると)
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