諸積ゲンズブールに聞いた「相棒論」!名コンビ製造機がパートナー愛を語る (2/4)
名コンビ製造機、諸ゲンの相棒論!「天然ピッチャー」が「受けの達人」に変身した理由とは!?
名バイプレイヤーとしての諸ゲンさんに注目してみました続いてですが、諸ゲンさんといえば「相方さんとの名コンビ」が多い印象があるんですね。
はいはいはい。
番組としても結構色々なコンビパターンがあるな、と思いながら拝見してまして。
その中で代表的な3名を挙げてみましたので、諸ゲンさんから見て、それぞれどんな方か教えてもらえたらな、と。
では、まずは「BORDERLINE」の黒バラリノさんからお願いします。
僕は基本的に大人数でやるときは、まずサッカーで考えるんですよ。
「このメンツだったらFW、MF、DF、GKの中で、僕は今日はどの辺の立ち位置でやるべきだろう?」って考えるんですね。
回しであったり、積極的に前に出たり、受けに出たりとかのポジションのことですね。
それに対して、2人でやるときは、まず「ピッチャーかキャッチャーか」を考えるんですね。
「今日、僕はピッチャーになるべきなのか、キャッチャーになるべきなのか」っていうのを考えるんですけど、リノさんはBORDERLINEが始まった当時って1年目くらい…
あの頃のリノさんはデビューしたばかりでしたね。
そうなんです。なので、どんな人かわからないまま収録に臨んだら、まあ天然ボケがいっぱい出てくるワケですよ。リノさんも僕と一緒であんまり学歴ないから、もうホントに色々出てきちゃって(笑)
まあ、ルックスは男前じゃないですか。
そうですね。
男前がちょこちょこと天然ボケをかますもんだから、そこを拾っていったら自然と面白くなっていってたんです。
その場合でいうと、つまり僕はキャッチャーだったんですよ。
リノさんが天然ボケという球を投げて、それに対して僕は受け止めるキャッチャーだったんですけど、BORDERLINEが始まって半年くらいかな…
リノさんが場数を踏んで慣れてきたんですよね。
そうですよね。番組の途中から受け手と出し手の立ち位置が変わってきましたよね。
そうなんですよ!僕はその瞬間っていうのを感じ取って「あれ!?リノさんが当たり前に喋れるようになってきてる!」って。スラスラスラスラと言い間違えも減って、天然ボケも出にくくなってきたんですね。
そのときに「このまま僕がキャッチャーであり続けたらトークが絶対つまんなくなるぞ」と思って、その辺りから僕はピッチャーに転じたんです。
で、そうすることによって、こっちがバカをやったら、リノさんが受け止める。だから、ホントにあの番組に関しては、途中から結構バカをやりだしましたね。
そうですね、急にエンジンがかかりだした印象がありますね。
BORDERLINEの1話と最終話で諸ゲンさんのキャラがほぼ別の人になってますだから今も二人でちょこちょこやってますけど、今は完全に僕がピッチャーで、リノさんがキャッチャーで、っていう立ち位置になってますね。
そして、それをリノさんは上手く拾ってくれる、というか自分の構えたところに飛んでこなくても球を取りにいってくれるんで非常にやりやすい人です。
リノさんは確かに最初は予測不能な天然が持ち味みたいなところがあったんですけど、今はペロリナさんとのやり取りにも代表されるような「受け手の上手い人」になっていますよね。
そうなんですよ。
それのきっかけにBORDERLINEがなったのかな、という印象がありますね。
だから、あの番組の最初と最後では全然お互いのキャラが違っていましたね。
まあ、そこは必要に応じて変えていかないといけないところでしたね。
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