ジロウの身体に一体何が？8年間を振り返るビフォーアフター！ (4/4)

麻雀が好きすぎて「打ち部屋」を借りた！？

そういえばアンケートに麻雀が出てこないのが意外に感じました。

麻雀は好きなんですけど、僕より好きな人はこの業界には山盛りいるじゃないですか。

プロ雀士もいるくらいですからね。

もちろんやるのも好きですし見るのも好きですけどね。特に入院してた時期なんかはMリーグに命を助けられていたと言っても過言ではないぐらい。

ヒマを救ってくれた。

入院ってやっぱりヒマとの戦い、時間との戦いなんですよ。

本来やってはいけない時間の浪費をいかにできるかなんで、もうMリーグをずーっと見てましたね。

19時からスタートで、いい感じに3～4時間くらいやってくれるので入院中にはちょうど良いんですよ。今でも全部見てるくらい好きです。

「麻雀を打つための部屋を借りている」と聞いたことがあるのですが、本当ですか？

そうですね、借りてますよ。最初は6～7人くらいで借りてやってましたね。

今は東京に行っちゃった人とかJANBARI辞めたメンバーもいるので、少ない人数で借りてる状態です。

純粋に打つためだけの部屋なんですね。

雀荘で長く打つと何やかんやでお金かかるじゃないですか。

「部屋を借りるのも実際はそんなに掛からないから得じゃないかな」ていうノリで借りたんですよ。

卓は自動卓ですか？

はい、全自動卓を入れました。

おお～、では雀荘へ行くコストはもう無くなったんですか？

いや、それがあまりやらなくなるんですよ。

「いつでもやれるぞ」ってなったら逆にやらなくなる(笑)

打ち場所が固定になるのが、ちょっと不便なポイントになるんですよ。同じメンツでやる時はこの部屋でやるんですけど、違うメンツでやる時って、こっちが出向く時もあるじゃないですか。

「部屋あるんで来てくださいよ」っていうことももちろんあるんですけど、例えばチェリ男さんとやる時にはチェリ男さんの方へ行きますし、じーまさんとやる時にはじーまさんの方へみたいな。

そうすると、あんまり部屋を使ってないんですよね。雀荘でお金払うのがもったいないから借りたのに「結局外で打つなら意味なくね？」みたいにはなってます。

それでも麻雀自体も飽きることはなく。

一生できるじゃないですか。麻雀って面白いですよね。

ちなみに同業の中でジロウさんが絶対にこの人に勝てないっていう最強の人っていますか？

ちょっと前に梶本さんのところで麻雀大会がありまして、Mリーガーの滝沢さんや松本さん、白鳥さんが来たり、魚拓さんや沖さんが集まるような大会に呼んでもらったりと、プロと打たせてもらう機会が何回かあったんですよ。

ただ、その場ではプロの方も皆そんなに本気で打たないじゃないですか。例えばMリーグの世界に飛び込んで「Mリーガー3人vs僕」で戦えって言われても絶対に勝てないですけど「プロ相手でも展開次第、運次第ではもしかしたら」って思わせてくれるのが麻雀の面白さですよね。

当然、実力差はあるので長くやればやるほど差が出てくるんですけど。

スロットの場合は期待値を追って、可能性の高い方へ高い方へと積み上げていく事で理論的には強くなれるじゃないですか。それと同じ期待値を追う考え方は麻雀にも適用されるものでしょうか？

基礎はわかるんじゃないですか？

例えば牌効率だったりとかセオリーはあるじゃないですか。例えば「チーしてテンパイを取られた時にその牌の跨ぎは危ないですよ」とか、「ポンされた牌の～」みたいな、そういうセオリーは理解できるので、それに沿って打てば勝てるんじゃないか、と思うんですよ。

ただ、相手もそのセオリーを理解してるとこちらのセオリーが役に立たなかったりするので、やっぱり難しいですよね。

対機械のスロットではなく、麻雀は対人戦だからこそのイレギュラーがある感じですね。

そうですね。だからこの業界で言うとタクさんも上手ですし、マッスルさんはもうプロになられましたし、一緒にやったことがある魚拓さんもすごく強いです。

でも、やっていく中で強い人にも勝てる時が来るというそのバランスが麻雀は絶妙ですよね。

だから、ゲームと一緒で上手くいかへんから楽しいんだと思います。

「エキスパート」ジロウ編　第3回でした！

デビュー8年間を振り返る形になりましたが、こうやって見ると色々と歴史を感じますね。2021年はマッチョなジロウさんが爆誕するかもしれないので、ななプレス取材班はいつでも撮影できるよう準備しておこうと思います！

次回は最終回！ラストは将来や引退後のビジョンについて伺った結果、色々あってジロウさんのキャリア中でも一番エモい顔の撮影に成功しました！