東商流が通常総会、堀井理事長を再任3期目へ
都内のパチンコホールに金賞品を提供する問屋組合の東京商業流通組合(堀井努理事長)は10月26日、第31回通常総会を開催した。今年は新型コロナウイルス感染防止の観点から、本人出席は理事及び監事のみとし、組合員は書面議決による出席とした。
総会にあたり堀井理事長は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う遊技場の休業や、金地金価格の高騰による金賞品の相次ぐ値上げなど、これまでにない対応を求められた今期を振り返り、「当組合としても、こうした厳しい環境を踏まえて、金賞品流通システムの維持費の削減に向けて、集荷場の適正配置や金賞品の在り方等、幅広い検討を考えていく」と挨拶した。
議事では、令和元年度の事業報告、及び決算報告、令和2年度の事業計画、及び収支予算等について、いずれも原案通り可決した。
任期満了に伴う役員選任では堀井理事長を再任した。3期目となる堀井理事長は、『雨垂れ岩を穿つ』の故事を引用し、「我々一社一社が、その一滴一滴だ。みんなで力を合わせなければ、予想もつかないこの先を乗り越えていけない。また、一滴一滴が一つになれば大河にもなり、大きな困難をも押し流せる力を持つことができる」と述べ、組合員の力が一つになるよう協力を求めた。
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(提供:月刊グリーンべると)
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