依存問題に取組む団体等を支援する新団体を設立

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 全日遊連は9月20日の全国理事会で、全日本社会貢献団体機構の組織を再編し、新たに一般社団法人パチンコ・パチスロ社会貢献機構を設立することを決議した。

 設立の経緯は、今年4月に閣議決定した「ギャンブル等依存症対策基本計画」の中で、業界に対し依存問題に取組む民間団体等への支援の拡充が求められたことから、それに対応したもの。

 全日遊連の森事務局長は、「21世紀会で協議し、新たに組織を作るよりも現在の全日本社会貢献団体機構を再編して対応することになった」と説明した。

 当面は全日遊連と全日防連の2団体を社員とし、今後21世紀会を構成する他の業界団体に参画を呼び掛けていく。

 森事務局長は、「依存問題に取組む民間団体等への支援の拡充については他の13団体からも積極的に同意をいただいている。社員として参画してもらうことに時間がかかるとしても、寄付金の拠出等で事業活動に参加してもらえることになっている」と述べた。

 新団体の設立は11月1日付。現在の全日本社会貢献団体機構については、事業活動を段階的に新団体に移行させ、来年3月末をもって解散する方針。

 新団体の役員については、現在の機構会長を務める杉浦正健氏が代表理事に就き、副代表理事には全日遊連の阿部理事長が就く。

(提供:月刊グリーンべると)

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