新潟県遊協と共同募金会が施設に移送車両を助成
社会福祉法人新潟県共同募金会は新潟県遊技業協同組合の全面支援を受け、県内の障がい者支援施設2施設に車いすリフト付き車両を寄贈。9月12日、新潟ユニゾンプラザで車両助成交付式を実施した。
冒頭の主催者あいさつで共同募金会の小田敏三会長は「今年も継続して福祉車両の助成ができることを大変うれしく思う。募金額が減少傾向にあり施設利用者の移送や送迎に必要な車両が高価で県内の福祉施設への助成が思うように進まない中、新潟県遊協様には毎年多額の寄付をいただき、本当に感謝している。今回助成する2団体には、車両を存分に活用していただきたい」と述べた。
続く寄付者あいさつで新潟県遊協の佐藤孔一理事長は、車両助成交付式を開催した共同募金会に謝辞を述べたのち、「我々の組合は皆様方の身近なところでいつでも気軽に安心して楽しく遊んでいただき、地域の皆様の拠り所となるように営業努力を日々行っている。そのような中、収益の一部ではありますが住みよい社会づくりに少しでもお役に立てればと思い、本日は共同募金会様を通じて社会福祉車両を贈らせていただくことになった」とこの度の助成の経緯を説明。「今後も地域社会への貢献活動に継続的に取り組んでいきたい」と意欲を示した。
車両が贈られたのは、特定非営利活動法人新発田市手をつなぐ育成会と、特定非営利活動法人支援センターあんしんの2団体。共同募金会と新潟県遊協が車両を助成するのは今回で5回目となっており、車両購入費のうち400万円を新潟県遊協が拠出している。
交付式では、新発田市手をつなぐ育成会の籠島由美子理事長と支援センターあんしんの樋口功会長から謝辞が述べられたほか、新潟県遊協の取り組みに対し厚生労働大臣からの感謝状が贈呈された。
(提供:月刊グリーンべると)
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