中武一日二膳がライターになったのはノストラダムスの大予言が関係していた!? (2/5)
ライターのきっかけはノストラダムス!?
そこから「ライターになろう」って思ったのはどの辺りからだったんですか?
「ノストラダムスの大予言」知ってます?
1999年に恐怖の大王が来るヤツですね。
はい。もうあれを子供の頃から信じてたんで。
どうせ俺が27、8歳でもう地球は滅びるんだから「働いたってしょうがない」、「勉強したってしょうがない」そう思ってたんで、「いいやこのままで。滅びるまでは」って思ってたんですよ。
だんだんまわりの一緒に打ってたやつらとかも就職したり結婚したり、一緒に打ちに行ってくれるやつがいなくなって独りぼっちになっていきましたね。
そうしている内に、攻略法とかも出てこなくなって、負けはしないけど徐々に貯まったお金を切り崩しながらダラダラと…もうプー太郎に毛が生えた感じですね。もう毛も抜けてたかも分からないですね(笑)
でも、地球が滅びるから別にいいや、と。
でも、98年ぐらいになってもまだ滅びる気配がないわけですよ。
「話が違うぞ!」って(笑)
「ノストラダムスの大予言」の著者も後年、「子供が読むと想定してなかった」と謝罪してましたねあれ、これヤバくねぇか…って。
これで滅びなかったら、そこから慌てて就職しようにも、たぶん俺と同じようなヤツがいっぱいいるから競争率高くなるじゃないかって。なのでちょっと早めに動いとこうと思ったんです。
その時にちょうどパチスロ必勝ガイドが募集してたので、履歴書と作文書いて送ったんですね。そうしたらしばらく音沙汰なかったんだけど、3ヶ月ぐらい経ったら「面接どうですか?」って言われて、それで行ったら、なんか知らないけど採用されて今に至るということですね。
その時送った作文の内容って覚えてますか?
ゴト師は敵だ!という内容でしたね。
僕らの普通の打ち手からしたら敵なわけですよ。店から不当な利益を得て。
その分渋くなるじゃないですか。その割を食ってるのは俺らなんですから。
まぁやってたくせにね(笑)
えっ!?ゴトしてたんですか?
いやいや、ゴトじゃないですよ、攻略をですよ(笑)
ああ、攻略法ですね(笑)
そう、攻略法をやってたくせに、そういう奴は敵だ!みたいな中卒の書いた作文を読んで採用するなんて、なんて会社だ!って思ったけれど、なんとかそこで採用してもらって何だかんだ21年ですね。
「ゴト師は敵だ!」と右手に力をこめる中武さん最初からライターとして入ったんですか?
履歴書の希望は編集って書いてましたね。
なんかその方がお給料貰えて編集のスキルも身について、パチスロじゃなくても雑誌でなんとか生きていけるんじゃないかという目論見もあったんですよ。
その時25歳くらいだったんですが、当時の白夜書房が社員で採用する年齢制限が26歳とかで、まずはバイトで働いて様子を見て、1年に1回ある採用試験を受けてっていう流れを通らないと社員になれない、って制度があって。
「君はもう社員の試験受けるのは1回しかチャンスがないからライターでどうだい?」って言われて。「ああ、もう何でもいいっすよ」って。
それでライターに?
「お願いします!」って言ってライターとして入りました。
でも、その時面接同時に受けてた人はライター志望で出して編集になったんですね。
単純に俺が学歴が無いからじゃねえか、っていう話で(笑)
ライターとしての適正を見抜かれてたのかもしれないですよね。
ライターだったら適当にほったらかしといても雑草のように生きていくだろうと(笑)
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