今度はすしざんまい!!あのTOYOMARUがまた色々な意味でスゴイことを始めたらしいので話を聞いてきた【エキスパート 業界の流儀 すしざんまい#1】 (3/3)

今度はすしざんまい!!あのTOYOMARUがまた色々な意味でスゴイことを始めたらしいので話を聞いてきた【エキスパート 業界の流儀 すしざんまい#1】 eyecatch-image

異業種コラボについて

Pすしざんまい 画像1続いて「異業種コラボ」についてお伺いします。実際にこれまで餃子の王将さんやソフトオンデマンドさんなど、色んな企業コラボレーションがあったと思いますが、「やってみよう」となったきっかけは何なのでしょうか?

Pすしざんまい 画像2単刀直入に言うと、「広告媒体としてのパチンコの可能性」ですね。

要は版権っていう形ではなくて、異業種の企業様をモチーフとしたパチンコの機械を作りますよと。それでパチンコユーザー様に対する広告を常に打ちませんか?というコンセプトなんですよね。これが実現すれば、メーカーとしても版権費用とかそういったものが軽減されたり、あるいは、版権費用そのものがかからずに知名度の高い機械が作れるんじゃないか。それがスタートですね。

それで、結果的に開発費用が安くなれば市場に安価で機械を提供できるという。そういう考えで始めたっていうところがそもそもの始まりです。

Pすしざんまい 画像3いわゆるアニメ版権だとアニメの版権元に対して使用料を払うという形だと思うんですが、こういう企業案件の場合だと、企業さんのほうも予算を持ち寄るような感じになるんですか?

Pすしざんまい 画像4それが、我々が望む理想ですよね。
最終的な理想は、パチンコでの広告宣伝の効果が完全に市場に認知されて、企業様側からコラボのご提案をいただいたり、宣伝広告費や開発費用の一部負担をしていただけるような形になれば、さらに面白くていいものが安価で市場に提供できるという。

それが巡り巡ってユーザー様にも還元されるっていうのが一番理想かな、とは思ってます。ただ、まだそこまでの実績には至ってないのかなっていうのが正直なところですね。

Pすしざんまい 画像5では、「CR餃子の王将」であったり今回の「Pすしざんまい極上」以降も、「異業種コラボ」は続けていかれるということで、他に狙っている業種などはあるんでしょうか?

Pすしざんまい 画像6それは色々と考えてます。そこら辺は景品コーナーなどを色々と見て、「何かいいものは無いかな」と、ネタ探しは結構してますね。

何をやろうとしても、ホールさんのユーザー層と親和性が高い業種を攻めていかないとしょうがないのかなとは思ってます。やっぱり親和性が低いと効果も少ないですし。

Pすしざんまい 画像7ホールさんのユーザー層にマッチする業種である必要があると。

Pすしざんまい 画像8王将さんとのコラボの場合は、「今日遅くなったから、帰りに餃子の王将寄って帰ろう」とかそういう感じになるじゃないですか。すしざんまいさんだと、「今日は沢山当ったから、お寿司でも食べにいこうか」っていう。そういったユーザー様の行動パターンに即すような形で作っていかないと、多分あんまり響かないのかな、なんて思ってますね。

Pすしざんまい 画像9そういうところで考えて予想すると、次に豊丸さんが狙っている業種も見えてくると。

Pすしざんまい 画像10そうですね。やっぱりそういうのを見越してお話をいただいたりとかもするんで、「こんなんも多分好きでしょ?」っていうところで狙ってきたりもするかもですね。

あと、キャラが立っているとか。作りやすいだろうなぁとか思ったら、「ちょっといってみようかな」っていうような感じになったりします。

Pすしざんまい 画像11でも意外性というところも重要ですね!

Pすしざんまい 画像12そう、予想当てられたら悔しいじゃないですか。やっぱり意外性も残しとかなきゃいけないんで。

Pすしざんまい 画像13今回のインタビューで何度も耳にする「意外性」。さすが意外性のメーカー!!

Pすしざんまい 画像14確かに、「すしざんまい」って聞いた時に何事かとは思いました。そして、豊丸さんだと聞いて納得もしました(笑)

Pすしざんまい 画像15よく言われるんですよ。「これを料理できるのは豊丸さんしかいないですよね」って(笑)
という点も踏まえまして、色々考えてるところではありますので、次回以降も注目していただければなとは思ってます。

Pすしざんまい 画像16異業種コラボとして「CR餃子の王将」のヒットがあったと思うんですが、それで次にいきやすくなった、とかある程度方向性が決まったり、などはありましたか?

Pすしざんまい 画像17意外かもしれないんですけど、王将シリーズって社内での評価が低かったんですよ。特に販売系の部署からは役モノ機っていうことで、「売りにくい」とか、「こういうのは需要ないんじゃないの」っていうような意見もあって、最初はアウェーな感じがありました。

ただ、「CR餃子の王将3」でそれなりの結果も出たことで、社内の評価も変わりましたし、市場の評価も変わってきたので、今はある程度作りやすいような状況にはなっているかもしれないですね


「すしざんまい×豊丸」という意外性ジャンルと意外性メーカーがぶつかりあってできた本機。その企画の始点、そして「企業コラボ物」が持つ可能性、と"意外にも"しっかりとした話からスタートした、今回のインタビュー。

次回からは、本機の開発に関してのこだわりに迫る!

「青い悪魔再び」「冥王じゃないアナゴ」「おじいちゃん、久しぶりに立ったね」
謎のキーワードしか出てこない機種開発エピソード。取材班は本当にパチンコの機種開発の話を聞いてきたのだろうか!?

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