【パチスロ蒼天の拳4 新台レビュー】押し順のヒキ次第という強い自力感が面白い!しかしAT中は直乗せが欲しかった…
こんにちは!ななプレス編集部のパン君です!
「蒼天の拳」シリーズ最新作が約3年ぶりに登場! 本機は自力感の強い新要素を豊富に搭載しており、チャンスゾーンから上乗せ特化ゾーンまで「己のヒキで出玉を勝ち取る」という感覚を味わえる注目の一台となっていますよ。
今回はそんな本機の設定6を一足先にショールームで試打してきましたので、実際に打ってどう思ったかをレビューしていきたいと思います。
進化を遂げた正統後継機
まず最初にざっくりとしたゲーム性について。
①通常時はチャンスゾーン・レア小役での直撃という2つのルートでAT当選を目指す。
②AT初当たり時は必ず差枚数上乗せ特化ゾーン「双龍の刻」へ突入。前半パートでは左リール・中リール・右リールそれぞれに対応する差枚数の昇格抽選を行い、後半パート「審判の刻」で成立した押し順ベルの第1停止に対応する差枚数上乗せを獲得!
③AT「上海遊戯」は差枚数管理型のATで純増枚数は約2.7枚/G。消化中のレア小役は7揃い高確率への移行抽選を行う。状態を問わずカットイン発生時に7が揃えば「蒼天ボーナス」に突入!
④「蒼拳ボーナス」中はレア小役成立時に「死合」へ発展し、勝利することができれば「双龍の刻」へ突入。つまりAT中は「蒼拳ボーナス」当選が大量獲得の鍵!
⑤AT終了時の一部で引き戻し期待度約60%の「再起の試練」へ突入。「羅龍盤」が1個でも停止すればAT引き戻しが濃厚、3個停止なら上位AT「天授の儀」へ突入!
なんと言ってもシリーズ伝統の「レア小役成からのAT直撃当選」があるのは嬉しいポイントですよね。強チェリーを引くだけでワクワクできるので、通常時は暇な時間帯がなく期待感を持って打つことができました。
メインAT中の抽選システムに気になる点はあるものの、CZ「双龍門」&上乗せ特化ゾーン「双龍の刻」のヒキが結果に直結するアツいゲーム性が面白く、今後のメイン機種となりえるポテンシャルを感じることができましたよ。よって☆は4つです!
「双龍の刻」は最高だが「上海遊戯」中のゲーム性に難アリ
AT初当たり時は差枚数上乗せ特化ゾーン「双龍の刻」からスタートするのですがこれがめちゃくちゃ面白い! 前半パート(20G+α)では毎ゲームの成立役×保留によって各リールの枚数アップ抽選を行い、「審判の刻」で成立した押し順ベルの第1停止に対応する差枚数上乗せを獲得…と、1Gたりとも無駄なレバーオンが存在しない完全自力のゲーム性となっています。
これだけで☆5つ!…と言いたいところなのですが、AT「上海遊戯」中は「蒼拳ボーナス」を引いて再度「双龍の刻」を目指すゲーム性なので差枚数の直乗せなどがなく、ワンパターンで単調に感じてしまうんですよね…。
また、今回の設定6試打で「蒼拳ボーナス」に6回当選したものの、そこから「双龍の刻」へ繋がったのは1回だけとハードルの高さも感じました。初当たり時に必ず「双龍の刻」を味わえるのは嬉しいですが、肝心のAT中はもう少し色々あったほうがよかったかも?…ということで☆は4つ。
「双龍の刻」中はハズレ目以外が停止すれば必ずいずれかのリールの枚数が昇格。「ナビ高確率」に移行すると押し順が揃いまくりガンガン枚数が昇格していくのでめちゃくちゃ昂ります。
「審判の刻」ではどの押し順ベルフラグが成立するかで運命が激変、完全にヒキ次第となっているので最大の叩きどころ!
純増枚数は約2.7枚/Gでインターバル区間はナシ。引き戻しを繰り返して出玉を伸ばす前作と比べると、爽快感は本機の方が上かもしれません。
レア小役成立時は「7揃い高確率状態」に期待。実戦上強チェリー成立時は必ず移行してくれました。とはいえ強レア小役成立時に高確率への移行しか期待できないというのはかなり寂しいので、多少移行率を下げてでも直乗せがあればよりATの消化が楽しくなったのかなと。
レア小役からのAT直撃とチャンスゾーンのバランスが絶妙
通常時はシリーズ伝統のレア小役からのAT直撃が健在! それだけでなくCZ「双龍門」という当選ルートも用意されています。
「双龍門」は「審判の刻」同様に押し順ベルの第1停止に対応した報酬を獲得。ブランク図柄であれば通常時へ、対戦相手が選択されれば「双龍門バトル」へと突入します。「双龍門バトル」はST(5G)タイプのゲーム性となっており、「羅龍盤」が停止すれば敵に攻撃&STゲーム数が回復、最終的に敵の体力を0にすればAT当選。「双龍の刻」同様に毎ゲームのレバーオンにかなり力が入るタイプのチャンスゾーンとなっています!
設定6実戦ではAT初当たり8回に対し「双龍門」経由が5回でレア小役からの直撃が3回でした。個人的にはもう少し直撃が多くてもいいのかな? とも思いましたが、「双龍門」のゲーム性がかなりイケてるので通常時の面白さとしては全く問題ないでしょう。ということで☆は5つです!
「双龍門」は該当する押し順ベルを引けるかどうか、そして「双龍門バトル」中はハズレ目以外を引けるかどうか…と最初から最後まで自力感たっぷりのチャンスゾーン。まさに「ヤレる感」のあるチャンスゾーンという印象でした!
レア小役からの直撃当選というシリーズの伝統が継承されていることに安心した方も多いのではないでしょうか。かくいう僕もその一人。強チェリー成立後は前兆演出をじっくりと楽しみましょう。
「羅龍盤高確率」次第では狙える機会が増えるかも?
通常時はレア小役とは別で「羅龍盤(逆押しカットインを伴う)」成立の可能性があり、100の倍数のゲームで「羅龍盤高確率」への移行抽選が行われています。「羅龍盤」は停止数によって恩恵が異なり、1個であればモードアップに期待、2個であればチャンスゾーン当選に期待、3個停止時はAT当選濃厚。
現時点では各倍数ゲームでの移行率などは判明していないものの、おそらく特定ゲーム数を狙う立ち回りも可能かなと。しかしそれ以外では狙い目となる要素は少なく天井も1200Gと深いので、期待値を積むという立ち回りではそんなに狙う機会は少ないと予想します。「羅龍盤高確率」関係の解析によっては変わるかもですが、現時点では設定に依存しない立ち回りは難しい機種かな? ということで☆は3つです!
100Gの倍数ゲーム到達時は「羅龍盤高確率」移行の煽りが発生。「双炎」の文字が拡大され液晶が炎に包まれれば「羅龍盤高確率」移行となります。「羅龍盤高確率」関連には設定差が設けられているかもしれないので、今後の解析は要チェックですね!
アツいレバーオンを楽しみたきゃこいつを打て!
Sammyさんは人気シリーズでもガラッとゲーム性が変化する印象なので、レア小役からの直撃当選はしっかりと継承されていることに安心しました(笑)
初当たり契機であるCZ「双龍門」、上乗せ特化ゾーン「双龍の刻」は毎ゲームのレバーオンに思わず力が入るゲーム性となっており、デキレ感の強いチャンスゾーンや上乗せ特化ゾーンに嫌気が指していた方のハートにぶっ刺さる一台になっていると思います!
ただ、低設定で立ち回るというのは厳しい印象を受けたので、本機を全力で楽しむにはやはり高設定を掴んでブン回したいですね。次回お届けする設定6の3000G実戦データ、そして「なな徹」の解析情報を設定判別に役立てていただければと思います!
今回のレビュー結果
本機の詳しい解析情報は解析情報サイト「なな徹」にて随時更新予定なので、是非こちらもチェックしてください!
「押し順ベルの第一停止で報酬決定」というゲーム性を初めて搭載機種ってなんだったんでしょう? めっちゃ好きなんでこれからも定期的にこのタイプの機種は登場して欲しいです。
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