「西村大臣発言」で日遊協が政府に確認。「利用客クラスターに限定して説明したものではない」
日遊協は8月12日、西村康稔経済再生担当大臣の会見で、「感染力の強いデルタ株の広がりによって、学習塾や学校、パチンコ店などでもクラスターが起きている」と発言したと、一部のインターネットニュースサイトが8月10日に報じた件について、発言内容の詳細を内閣官房に対して確認したことを明らかにした。
内閣官房によると、西村大臣の発言は、「デルタ株の広がりによって、パチンコ店、麻雀店、ゲームセンターといったこれまであまり感染が出ていなかった遊戯施設での発生事例を紹介したものであり、利用客におけるクラスターに限定して説明したものではなく、デルタ株への置き換わりが進む中、クラスターの多様化が進み、これまでクラスターが起きにくかった場においてもクラスターが発生している状況から、デルタ株の感染力は極めて強く、換気をよくすること、人と人との距離を取ることの徹底をお願いしたい」という趣旨だったという。
さらに、パチンコ来店客の間にクラスターが発生した事例は、現在までのところ報告されていないことも併せて確認した、としている。
日遊協では、「極めて感染力の高いデルタ株の広がりで、新型コロナウイルスとの戦いは新たなフェーズに入ったと言われている。会員ホールの皆様には、『パチンコ・パチスロ店営業における新型コロナウイルス感染症の拡大予防ガイドライン』に基づく感染対策の徹底をお願いしたい」と呼びかけている。
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(提供:月刊グリーンべると)
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