【新台噂話】パチスロ牙狼は大都技研(サボハニ)から登場?台に関するアレコレを考察
パチスロ版「牙狼」が検定突破との噂
Twitter上で現在「パチスロ版牙狼」の検定通過情報の噂が流れています。開発は「サボハニ」との事。あくまで噂ベースの話なので未だどんなシステムなのかなどハッキリした事は分かりませんが、もし噂が事実、かつそのまま発売されたとしてどんな機種になっているのでしょうか? ちょっと考察してみたいと思います。以下、あくまで筆者の独断と理解によりますゆえ、間違った箇所があるかもしれません。その点はあらかじめご了承くださいませ。
前提知識として、まず「牙狼」の版権は東北新社が持ってます。なのでそれをパチンコあるいはパチスロとして世に出す場合は東北新社とのライセンス契約になり、2008年のパチンコ初代「CR GARO」ももちろんそれでした。ライセンス先はもちろん「サンセイアールアンドディ」。以降、パチンコはずっとサンセイアールアンドディから出ています。契約の問題、あるいは開発リソースの問題から考えてパチスロ版もサンセイから出るのが一番スッと入ってくるのですが、ご存知のようにサンセイアールアンドディがパチスロの独自開発をしたのは2019年の「S沖っ娘」が初。それ以前は独自開発というのは無く、あくまでコラボに留まっております。で、パチスロ版「牙狼」は現在のところ2機種がリリース。
・2012年 SLOT牙狼(エレコ)
・2017年 パチスロ牙狼-守りし者-(サミー)
この2つですね。2017年版は「コラボ」を大々的に謳っていたので覚えている方も多いかもしれませんが、2012年版はどこを掘ってもサンセイアールアンドディの文字はナシ。もちろん雨宮慶太さんと東北新社、そしてバンダイビジュアルはバッチリクレジットされていますが、実際裏側で何かあったとしても表には全く出ていないようです。
翻って2017年版のコラボ作は何がコラボだったかというと、当時のプレス発表会の書き起こしを読み解くにサンセイアールアンドディ社の方からサミーへの開発打診があったと記されていました。また開発に関しても丸投げではなく、互いに信頼関係をもって最高の牙狼を生み出す、といった形が取られていた事から、コラボというよりも共同開発に近いかたちであったと推察されます。要は、既にコンテンツとして出来上がっているパチンコ版の「牙狼」シリーズのDNAをパチスロに注入したのが2017年版で、その部分の協力を受けず独自に作ったのが2012年版、みたいな……まあ推察するしかないですし、もしかしたら2012年版も何らかの形で協力体制が取られていたのかもしれませんが、出ている情報からみるとこういう風に見えます。
で、今噂になっているサボハニ版の「牙狼」ですが、もし事実だとして、これは東北新社と直でやり取りして作ってるのか、あるいは2017年版と同様にサンセイアールアンドディ側からの打診で作ってるのか、これがちょっと気になります。前者であれば当然露骨にパチンコ版に寄せることはないでしょうし、後者であればもしかしたら可能性としては牙狼剣どころか「PFOG」がついてるまであります。既に形として出来上がっているパチンコ版「牙狼」の演出法則や世界観なんかをあえて無視する意味は全くないですし、むしろパチンコ版で圧倒的な知名度がある分、そこは取り入れてナンボだと思いますし。
流石に現在出てる情報からは何も分かりませんが、個人的には「独自に作る」というのは流石に東北新社もウンとはいいずらいでしょうし、ライセンス契約はサンセイアールアンドディとの協業込みなんじゃないかなぁと、そういう風に推測しています。
繰り返しますが、これは噂をベースにしつつ、かつ勝手に筆者が思ってるだけですので、全然ちげーよという部分があったらすみません。でも、そんなに外してないんじゃないかなぁ……。
そういえば「政宗」で牙狼剣みたなギミックは既にありましたね!
(文=あしの)
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