全日遊連が総会、「業界全体の団結」に理解を求める

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全日遊連は6月14日、都内で第30回通常総会を開催した。緊急事態宣言下のため、理事の一部はリモートで出席した。

阿部恭久理事長は、新型コロナウイルス感染防止への取組や旧規則機の計画的な撤去にほとんどの組合、パチンコホールが積極的に協力してくれたことに対し感謝を示した上で、「業界全体が非常に苦しい中、個を主張していては何も改善されない。各々の業種が目先の利益だけを追求していては、業としての未来は切り開くことはでない。厳しい状況であるからこそ、業界全体の団結が必要」と述べ、引き続き理解を求めた。

議案審議では全ての議案を可決承認した。役員補充では新たに以下の理事を選任した。

理事
星山聖達(千葉県・理事長)
真城貴仁(愛知県・理事長)
木下哲二(大分県・理事長)

監事
関根 晋(神奈川県・副理事長)

また、総会の中で警察庁生活安全局保安課の小堀龍一郎課長が挨拶し、旧規則機の撤去について言及した。小堀課長はパチンコ・パチスロ産業21世紀会決議の一部が改定され、新たに新規則機の設置比率が定められたことに触れ、数値目標の確実な達成と旧規則機の計画的な撤去を要請した。また、撤去機に関しては「野積み」等にならないよう適切な廃棄を求めたほか、経過措置期間を過ぎた旧規則機は取締りの対象になるとして注意を促した。

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(提供:月刊グリーンべると)

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